_ ※これは7月31日(日)の日記である。
_ 朝、テレビをつけるとマジレンジャーもヒビキさんもお休み。
ところが、うまくいかない。
第4話で1機でも味方が撃墜されてはいけない、というシナリオなのだが、
アムロと同じ小隊にいる「カツ=コバヤシ」が撃墜される。
ひょっとしてこれはアムロの能力を制限するための鎖なのだろうか…。
とりあえずソフトリセットし、頭を冷やすため、雑誌を読む。
なんだか目が疲れてきたので、目を閉じて1,2,3…。
そのまま寝てしまい、12時ごろ近くのラーメン屋に昼食に行く親に起こされる。
_ 昼食後、またスパロボに挑戦するも、またカツが撃墜されてGAMEOVER。
再度ソフトリセットし、冷静になるために黄文雄の本を読む。
なんだか目が疲れてきたので、目を閉じて1,2,3…。
そのまま寝てしまい、19時前に夕食の準備をした親に起こされる。
大河長官(GGG)のこの台詞を胸に来週もがんばりたいと思う。
_ 大河「どんな状況に陥ろうとも、我々に勝利の鍵がある限り、決して諦めてはならない!」
_ キース「しょ、勝利の鍵…!?」
_ 大河「そう、それは…」
_ 大河「平和を愛する心と! いかなる困難にも立ち向かう勇気だ!!」
_ 大河長官に励まされてどーする、エイザ…。
隣に座ったO女史が急に聞いてきた。
「エイザちゃんも明日の卓球大会、でる?」
食べかけの定食(鶏肉の豆板醤焼き)を頬張りながら答える。
「声かけてもらったんで、そのつもりですが」
「エイザちゃん、卓球うまい?」
「いえ、ラケットとボールを使うスポーツは全滅です。」
O女史、ニヤリと笑って、続ける。
「得意なスポーツってあるの?」
ちなみにO女史は雨が降ろうが台風が来ようが、ラジオ体操を鉄アレイを持ってやる人である。
ついでに言えば、第1と第2の間に、腕立てを10回やる人である。
「えーと、短距離走は早いですよ。あと幅跳びとかハードルもそこそこ」
「へー、陸上系なんだ」
O女史は黙っていれば「美人」の元おねーさんである。
黙ってさえいれば。
しかし、O女史の舌には毒がある。
ついでに言葉には牙がある。
まるでネズミをいたぶる猫のような笑みを浮かべて続ける。
「でも、ハードルが上手そうには見えないんだけど」
まるで自分がO女史の前の丼の中身(今週はビビンバ丼)になったような気がする。
が、動揺は見せてはいけない。
「へー、そうですか?」
ちょっと挑発的なニュアンスで返す。
どう返してくるか。
最近太ってきたとか、年取ってきたとか、運動神経鈍そうとか。
反撃の準備を頭の中で準備する。よし、準備はできている。
しかし、一撃はもっと重かった…。
_ 「だって、人生のハードルにいつも引っかかってるじゃん」
「あの、そんな肉食獣みたいな笑顔でからかわないでくださいよ…」
O女史は両手を頭の上にあげた。まるで耳のように。
「肉食獣なんて、ひどいなぁ。私は『カワイイうさぎさん』だよ」
という、ツッコミはついに私の口からは出なかった…
_ 追記:なんとか当日中に間に合った…
_ (この日記は8/8作成)
というか、ただもうダラダラしている。
でも、颯爽登場のはずなのに、すぐゼオラ嬢と口ゲンカ、しかも一方的にやっつけられているのが、微笑ましい。
ちなみにアラド君は「強化人間」の癖に普通の性格という分かりやすい、だがよく考えると変な奴である。
_ しかもすぐに「大ボス」(アラドと同じくαⅡのプレイヤーキャラ。本名ゼンガー=ゾンボルト。なぜか示現流でMSやら機械獣やら宇宙戦艦やらを切り倒す人)やら「トロンベ」(αⅡのキャラ。金髪サングラスの怪しい人。自称はレーツェル。本名は別にあるそうだ)やら濃い面子が登場し、勝手に活躍して去っていく。
_ しかしこのままではαⅢの主人公「クヴォレー」、先輩方にインパクトで食われちゃうぞ。
で、今日のサプライズは「くじ引き他者紹介」。
要するに参加者にくじを引いてもらい、くじに書いてある人のことを紹介してもらう、という遊び。
当たりもはずれも賞品もないが、盛り上がる。
紹介する人にどのように見られているか、紹介する人をどうネタにするか問われる、結構シビアな遊びである。
ちなみに私のことを紹介するのは、黒い無口な男、K池氏。
K池氏は私のことをどのように紹介するのだろう?
結構、緊張の一瞬である。
K池氏はそんな私の心情を知ってか知らずか、いつもの物静かな口調で言った。
_ 「…(間)…エイザさんは電話に出るのが、ものすごく早いです…鳴った瞬間に取ってます…以上です…(間)」
_ …それだけですか?
_ …私の特徴は電話に出るのが早いことだけですか?
私はそんな留守番電話並みの機能しかないと思われているのか?
それとも、電話を取るのが早いこと以外はやばくて話せないのか?
答えろ!!K池!!
だいたい、私が早いんじゃなくて、お前らが遅いだけだ!!
前回のU山・U原コンビの『ガンダムさん』よりはマシじゃないか、と。
_ その後飲んだビールは妙に苦い気がした。
「ハヤテのごとく 第3巻(畑 健二郎 小学館少年サンデーコミックス)
ぱぱんだ氏は「師匠を超えている!」と力説しているサンデー連載の執事ギャグ(?)漫画。
ちなみに執事ギャグというカテゴリーは「戦うセバスチャン」くらいしかないニッチなカテゴリーであろう。
師匠も最初の3ヶ月くらいはちゃんとアイスホッケーギャグを書いていたのだから。
「らしい」というのはソースがないから。
しかしOさん。
「今日は日本全国、打ち水の日です。で、うちでもお昼休みに打ち水しま〜す。」だけでは何をすればいいのか分かりません。
でもって、ちゃんと打ち水するときに人手が必要なら事前に言ってください。
ちなみに打ち水に参加したのは、食堂に向かおうと席を立ったらK池さんが誘いに現れたからです。
あなたはどこまで「静か」なのだ?
音もなく私の後ろに現れて一言。
「(間)…カメラ…(間)」
どうやらカメラを使いたいようなので、机の上で充電中のカメラを渡す。
しかし、カメラを渡してもK池さんが移動しない。なぜか私を見ている。
「K池さん?」
K池さんはいつものような可聴域スレスレの声でささやくように言った。
「……ミズマキ……」
「は?」
「…バケツに水……準備してあるから…」
ここでやっと「打ち水」のことと気付く私。
とりあえず言ってみる。
「行かなきゃダメ?」
「……………」
K池さんは静かに首を縦に振った。
もう一度聞いてみる。
「逃げちゃダメ?」
「……………」
K池さんは静かに首を横に振った。
「…………」
「……………」
無言で見詰め合う私とK池さん。
だが、無言勝負でK池さんに敵うわけもなく、諦めて打ち水をしにいったのであった。
「煉獄のエスクード RAINY DAY&DAY」 貴子潤一郎 富士見ファンタジア文庫
ファンタジア大賞受賞作家の作品だそうなので読んでみた。
出来は悪くないと思うが、どうも趣味ではない。
「バチカン」の「退魔士」という設定が私にはダメなのかもしれない。
バチカンが悪魔退治しても当たり前ではないか。
個人的には「文部省の対魔士」とか言う設定の方が好きである。
(この話は、後日紹介します)
O女史がいつも通りに訳わかめな事を言い始める。
「私、○○さん夫婦に『らぶらぶ』で負けないのが目標ですから!!」
私は、思わず、O女史に聞き返した。
「『らぶらぶ』に勝ち負けってあるんですか?」
一瞬、空気が止まる。
「あ、自爆スイッチ・・・」
向かいに座ってナポリタンを食べているN島さんがつぶやく。
「あ・・・・・・」
遅まきながら、私も地雷を踏んだことに気がついた。
「総員、対ショック防御!!何かにつかまれ!」
頭脳の中で、統合AIが答える。
「ジェネレイティングアーマー、展開。」
精神の中で、白目のない艦長が喚く。
「左舷、弾幕薄いぞ!なにやってんの!!」
だが、戦いにおいては守りに入った方が不利なのだ。
そして、隙のあるものは淘汰されるのだ。
_ 顔を上げると、O女史が肉食獣の笑みを浮かべている。
そして一言。
「第2波、来ます!!直撃コースです!!」
胸の奥で機関長が冷静に被害を読み上げる。
「グラスハート、出力30%低下。これ以上喰らうと通常業務に支障が出るぞ」
魂の中で銀縁メガネの副長が無感動につぶやく。
「いやはや、状況は絶望的だ。」
ニコニコと微笑みながら、O女史は続ける。
「そもそも、『らぶらぶ』への努力が足りないのよ」
「ど、努力ですか?」
「そう、努力!」
自称『らぶらぶ』夫婦の嫁は容赦ない。
「具体的には、努力ってどんなのですか?」
「そうねぇ」
O女史、ちょっと考えて続ける。
「K池さんみたいに『エロい』車に乗るとか、K池さんみたいに夏の海でサーフィンするとか」
「それは単なる趣味で、『努力』ではないのでは?」
「実際、あるかどうかは問題じゃないの!『らぶらぶ』のネタになるための努力が足りないのよ!」
・・・これ以上ネタ人生は避けたいと思うエイザであった。
「慣れ」というものは恐ろしいもので、最近震度3くらいではびっくりしない。
机の下からヘルメットを取り出す。
机の下に潜り込んで、揺れが収まったら出てくる。
ヘルメットを被り、ストラップを調整する。それだけだ。
我が愚弟1号が仙台に住んでいるので、愚弟1号とその嫁、実家の父母に携帯メールを送り、安否確認を試みる。
1時間後、母親より嫁と甥っ子の無事が確認されたとのメールが届くも、愚弟1号の安否は不明とのこと。
頑丈なことだけがとりえとはいえ、どんくさい愚弟1号。なにかの面倒に巻き込まれていなければいいが…。
と思っていたのもつかの間。
再度母親よりのメール。愚弟1号と連絡が取れたそうだ。
怪我もなく元気でいるらしい。
しかも、今回の地震に気がつかなかったらしい…。
夕方、打ち合わせコーナーの机の上にA4版のポスターが数枚。
O女史作成の明日のボランティア清掃時に使用するらしい。
浴衣を着た女の子がふたり、仲良く花火をしている絵が描かれている。
ポスターを眺めているとO女史がやって来て言った。
「エイザ〜、なかなかいいでしょ」
「そうですね〜」
「その絵、M美さんと私なの〜」
それはそれで風流だし、かわいらしい。
ボランティアにも掃除にも関係ないような気もするが…。
しかし、ここでO女史は急にネコ目(食肉目)のような笑顔を作る。
「でも、本物のM美さんはおとなしく花火なんてしませんから。
こうやってグルグル回して『どう、回っている?』とか聞くタイプですから」
さすが、O女史。我が職場の最高捕食者。同性だろうが後輩だろうが容赦なしである。
_ すると離れた席からM美女史の反論が飛んでくる。
「私、そんなことしない〜。そんなことするのはOさんじゃないですか〜」
「い〜や、M美さんはやる。絶対やりますから」
「し〜ま〜せ〜ん〜」
M美女史も気が弱いわけではないのだが、O女史には勝てないのか!
まぁ、想定の範囲内だが…。
_ M美女史が少し困った目で私を見る。
了解。なんとかしますよ。脳内の戦術プログラムを立ち上げる。
まず、牽制。注意をそらした上で一撃。すぐに回頭して撤退。安全圏に避難。一番得意なパターンだ…トホホ。
なるべく抑えた口調で、O女史に同調してみせる。
「そうですよね。O女史はそんなことしませんよね」
O女史、胸をそらせてガッツポーズ。ラジオ体操第2のようだ。
小さな声で、勝った!とか言う声が聞こえる。
そのまま、O女史の脇を通り過ぎながら続ける。
「Oさんがするのは、人の足元にネズミ花火を投げ込むくらいですよ、きっと」
どこかで、魔獣の咆哮が聞こえたような気がしたが、たぶん気のせいだろう。
私はそのまま喫煙所に逃げ込み、嵐が通りすぎるのを待つのであった。
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_ おまろん [黄文雄なんぞ読んだらC国とかK国への腹立ちでかえって冷静になれないと思うのだが・・・]
_ ぷろふっさーK [ブログ怪拙おめでとうございます。がんばって真鍋か○りのブログをこえちゃってください。]
_ ぱぱぱぱ [死にやすいカツワロスww]
_ クマ三郎 [このままエイザ君が冬の日本海に向かって「カツなんて大嫌いだー!」と叫びに行ってしまってそのまま旅館の主に納まってしま..]
_ しのp [愛と勇気があれば何でもできるのサ。]
_ ともりん [ブログ開設おめでとうございます。今後の展開、楽しみにしてるよ〜♪]