エイザの奇妙な冒険

_ 第３回タケル部長杯ってことで。

今日は会社のゴルフコンペ。正直、ゴルフは苦手である。正確に言うと球技全般苦手である。加えて言えば手にバットやらラケットやらクラブやら持つスポーツは大の苦手である。

その上、ゴルフにはトラウマがある。５年ほど前に無理やりコースに連れ出され、ものすごいスコアをたたき出したことがあるのである。

ただ、走るとか跳ぶとか相手と戦うときと違って、運動神経がフリーズしてしまうのである。

第１回・第２回の部長杯はなんのかんので断ってきたのだけど、今回からはそうはいかないらしい。タケル部長、その他の皆さんより声をかけられてとうとう逃げ場がなくなった。

やむなく、ゴルフ場に出かけていくのである。

_ で、朝５時起きで・・・

午前５時４５分にセンタフィールド先輩のローバーミニに乗り込み、千葉のゴルフ場へ。ところが東金道路に乗ったとたんに車内が妙に焦げ臭い。カリカリとなにか引っかくような異音もする。

「・・・なんか、やな音がしませんか？」

「・・・故障かな？」

というわけで、有料道路を降りて途中で見つけたガソリンスタンドへ。

ボンネットを開けると焦げ臭い。リザーブタンクに水を足すと、すぐさま沸騰して白い湯気がもくもくと上がる。要するにオーバーヒートである。３０分程１回休み。

じつは「このまま、車の故障でたどり着けなくてもいいや」とか思っていたのはナイショである。

_ なんとか開始時間に間に合ったけど・・・

で、カートに乗ってコースへＧＯ！

実はぜんぜん練習していなかったのでひやひやしていたのですが、やっぱり大叩き。普通はカートに乗って移動するところをスパイクはいてダッシュ。

と、そのうちスパイクに違和感が・・・。

気がつくとスパイクのそこが剥がれてきて、どんどんバラバラになっていくではないか！？

・・・なぜ、今日はこうモノが壊れていくのだろう・・・。

_ で、スパイクをレンタルしたけど・・・

で、昼食後再開。午後こそはなにも壊れず、平和に行きたいものだ・・・という私の願いも虚しく、やっぱり壊れていくのである。

今度は私の「ヒザ」が壊れてきたのである。やはり壊れかけのスパイクで走り回ったせいだろうか。

最後には階段の上り下りすら激痛が走るようになったのである。

_ 戦いすんで日が暮れて・・・

かくしてゴルフは終わった。当然ぶっちぎりの最下位ではるが、５年前の悪夢より４０打もスコアアップ！

次回は少し練習してみようかな・・・