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小樽観光

 朝食後、ロビーで待つ事しばし。
「やぁお久し振りです」
 実はこの地で親戚がタクシーやっておりまして、今日は一日観光やらに付き合ってもらう事にしていたのでした。
 ではまずは、市内に残る明治来の建造物を…車窓で楽しんで、と。
 花より団子、まずは今や小樽のスイーツといえばここ、ルタオである。名物チーズケーキをあちこちに発送。しかしこの店、ここ10年の店なんだよなぁ。どんな時代であってもいい物と戦略があれば売れていくんだなぁ。
 続いて向かいにあるオルゴール堂に吸い込まれていく~。支店から続いて本店を巡る。まさに店内オルゴールだらけで圧巻。そしてるぅ嬢、買う気はなかったといいつつしっかりゲット。るぅ嬢、いよいよ小樽の魔力にかかってきたような…。
 続いて小樽土産といえばの北一硝子。当然の如く食器などを購入。…一体いくら小樽の町に落としていっているんだ?!
 ついでに北一のヴェネツィア美術館へも。本物のベニスのゴンドラが飾られておりまして、思わず「お手をどうぞ」などとやってみたり。アレ、何でるぅ嬢はやってくれないのかな?(笑)

寿司

 一通り物欲を満たしたところでお昼の時間。小樽に来たからにはやはり寿司を食していかねばなるまいに。
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携帯用地図
 という訳で連れて行ってもらったのがすし田という店。
 さすがにいいネタ使っていますね~。値段は…普段一皿100円ばっかり食べている人間には高いのか安いのかよくわかりません(笑)

積丹半島

 適当なところで切り上げて、ここからは「折角の車なんだから」という事でドライブ。行き先は積丹半島。
 天気も回復し、ここは海岸沿いに国道が走り北海道でも屈指な風光明媚な車窓が楽しめ…
 大分新道に切り替わっているなぁ。
 という訳でトンネルの間から見える景色をば。
 ここは黄金岬とその先に浮かぶ宝島。
 アイヌ語で「犬の神様」という意味のセタカムイ岩。犬に見えるかな?
 こちらは夫婦岩。いろいろ奇岩が続いております。
 積丹半島の美国まで往復して余市まで戻ってきました。
 …で、何故にスペースシャトルが?!
 ここ余市は宇宙飛行士の毛利さんの出身地なんだそうで。で、これは公衆温泉施設。ちなみに毛利さんを記念して作られた宇宙記念館がありましたが…潰れたそうだ(泣)
 後は国道を倶知安方面へと進みます。そして稲穂峠のトンネルを越えると…霧の真っ只中だった。さすが山の天気は変わりやすい。
 峠を下ったところで小沢の集落。で、ここで我々は国道を外れるのであった。で、進んだ先には…
ここに地図携帯用地図
 三田牧場という牧場が。
 何故ここに来たのか?その答えはコレだ!
 アイスクリームである!(笑)正直どこでこのアイスの存在を知ったのかは(ネットのどこかで見たのは確かですが)忘れてしまいましたが、地元ドライバーの親戚も知らなかったこのアイス。
 ちなみにアイスは週に一度しか作らないそうで、この日はラムレーズンしか残っていなかったのですが食べてみると…コレが旨かったりする(笑)。
 で、これだけのものならば…「結構売れていますか?」
「全っ然売れていません!!(力説)」
 牧場の他小沢の町内で買える店舗がありますのでよろしければどうぞ。

宿到着

 といったところで本日の宿に到着~。



 エ?、これはともりん先生の駅狩ではありません(笑)
 本日の宿はここ、比羅夫駅、またの名を駅の宿ひらふ
 ここは全国唯一、駅舎をそのまま使った民宿なのである!
 では中に~



 ぬこキターーーッ!!
 彼こそはこの駅の主といってもいい、猫のしま太郎(我々の間ではニャー)なのであった!!
 しかもやたら人懐っこい!るぅ嬢メロメロです。
 おっと、ニャンコにばかり気を取られていてはいけない
 まずは宿主に一言お詫びを。実は当初は列車で来る予定で予約を入れていたのですが、到着予定列車に乗っていなかったもので電話が掛かってきていたのでした。
 まずは駅舎の中へご案内。
「今日は他に(宿泊客が)いませんので、お好きな部屋でどうぞ」
 折角なので元々駅員が寝泊りしたベッドの部屋へ。

 こんな感じ。左は現在食堂として使っている部屋ね。
 といったとこで、まずはご飯にしましょう。


 そう、この宿の魅力のひとつ、それは日本唯一、「ホームでバーベキュー」!!
 暮れゆく駅のホームで肉をつつくというのも、なかなかに楽しいものです。
 ではここでしま太郎写真集でお和みください。


 で、ニャーは食事中にいずこへとともなく出かけていってしまいました。
 宿の主人いわく、「最長二週間いなくなったことがある」「2km先まで出かけている」そして「何軒かの雌猫のいる家に行って餌をもらっている」
 ニャーですら彼女がいるというのにお前らときたら(笑)
 さて、ご飯を食べたら次はお風呂ですな。

 で、中に入りますと…
 ランプの明かりだったりします。で…
 ム、これは見事な一刀彫(笑)
 丸木風呂です。さらにお湯を沸かす燃料は石炭だったりします。
 さらにさらに、屋根が一部開くようになっています。つまりは…露天風呂。
 いや~、駅のホームでお湯に浸かりながら星空を眺められるのも、ここだけの特権ですな。
 いや~危うく見落とすとこでしたよ。偉いぞ自分の記憶力。
 さらにもうひとつおやつが…。

 生キャラメル再び(笑)
 しかも今回は宮崎とのコラボというマンゴーキャラメルだ!
 ここで話は昼過ぎに遡る。
 親戚まわりをしていると、お菓子が出された。それがこれ。
「先週十勝を旅行したときに買ってきたの~牧場行ったけどたいした事なかったわね」
 …だそうだ。

出発

 にしてもいい天気ですな~。正直このまま狩勝峠へ向かって写真を撮りに行きたい誘惑に駆られますが…マ、マァ足もないしとか自分に言い聞かせて自重。 今日ももはやお馴染みになりましたタクシーでの移動。またもや女性ドライバーの方でした。
 で、そばロードの所以はこのそば畑であります。
 新得駅から特急に乗り込み、目指したのは池田。
 ワイングラスの噴水がシンボルの池田駅、ここからは…またタクシーであります。

まきばの家

 池田というと十勝ワインの地ですが、我々が目指したのは…駅から車で10分ほどの丘の上にあるまきばの家という施設。
 ちょっと写真だとわかりにくいかも知れませんが、コテージなどがあるキャンプ場です。かつてはバーベキューなどで繁盛していたそうですが…
 敷地内を歩いても係員の人はいるけど観光客には出会えず…マ、ほらまだ早い時間だから(汗)
 場内のカフェが開いているので取りあえずおやつにしよう(笑)
 るぅ嬢が名物とろとろまきばプリン、私は本日のデザートというやつを。
 で、相変わらず観光客が現れない中、我々が何を待っているのかというと…
  シープドッグショー!!
 今回の旅行の下調べをしているときに見つけたこのイベントにるぅ嬢のドッグセンサーがマックスに!という訳で他に牧場見学やらなにやら考えていたのですがそんなのはすっ飛ばしてこの地にやってきたのでした。
 そしてこの三匹が本日の主役。
 ブリーダーの方の号令で一糸乱れぬ行動を…アラ、言う事聞かないやつもいたりする(笑)
 いやいやホイッスルなどを合図に自在に羊の群れを操るのでした。その妙技には感心させられます。
 犬たちのデモの他に羊の毛刈りの実演や子羊への乳やりなどもありまして…るぅ嬢乳やりに挑戦!無理やり引きずり出したのは内緒だ。 ではここでお昼。まきばの家の中にあるレストラン「LOCANDA DEL BOSCO」へ。何でも十勝の食材でのメニューが揃っているそうで。
 こちらは道内産帆立と野菜のニンニクソーススパゲティ。
 そしてこちらは幕別産インカの目覚めのニョッキ。
 …インカの目覚めってなんだーーっ!!
 じゃがいもだそうです。
 さて、この後はデザートが出てくるそうですが…。



 …どこかで見たような。


 さすが本日のデザート、園内共通ですな。
 …なぜこの可能性に気付かなかったのだ…。

ワイン城

 まきばの家を後にして次に向かいしは、やはり寄らねばなるまい、ワイン城。
 では(ベタな)記念撮影。
 係員の方から十勝ワインのいわれを聞きながらの有料ワインの試飲。うまうま。
 ワイン城の横にあるドリカムミュージアム。ヴォーカルの中の人が池田町の出身なんだそうで。残念ながらこの日は休館でありました。

帯広観光

 帯広といえば豚丼をはじめいろいろと名物がありますが…やはりスイーツの街である!!
 という訳でスイーツ巡り!!…ただ実は行きたいと思ってピックアップした店はどこも駅から遠くて…。なのでまずは駅ビルの中のお菓子やコーナーへ…狙っていた店がなくなっている~。ガックシ。
 なのでその中に出店している定番の六花亭へ
「すいません、本店への道教えてください!」
 既にマップが準備されていたあたり、同じような人は多いらしい。
 という訳でここがかの有名な六花亭の本店であります。るぅ嬢がバターサンドはじめいろいろ買いまくっていますが気にしないようにしましょう。
 続いてはそこからほど近くにある柳月。こちらの名物は白樺をイメージしたというバームクーヘンの三方六、またもやるぅ嬢がいろいろ(以下略)

十勝を後に

 帯広で圧倒的に荷物が増えた気がするが(笑)、これにて十勝は終了、特急とかちで一路札幌へと戻ります。
 新得を過ぎ狩勝峠を登っていき新狩勝トンネルを出るところで昨日来た道と分かれて石勝線へ。この路線の魅力は線路以外何もないところ…
 …隣で高速道路作っているなぁ(ガックシ) 定刻に札幌着。ここから乗り換えて本日の宿泊地、小樽へ。 小樽着、ではホームで記念撮影。他にも一組記念撮影中。やはり永遠のスターなのだなぁ。
 という訳で本日の宿は駅前の道をまっすぐ下りた運河の傍にあるホテルソニア どちらかというとビジネスホテル的なのですが、アンティーク調ないい感じです。

宿を後にする

 宿の大将、別れ際まで天文の話をしたくて仕方がないといった様子でありました(笑)
 昨日と同じタクシー会社を宿まで呼びつけ。オヤ、また女性ドライバーだ。
 車に乗り込み、「スイマセン、線路沿いに駅へ向かってください」
 ロケハンをしておかないと(笑)
 といったところで美瑛駅到着。
 ではここからは美瑛の丘を巡っていきます。まずは駅前にある松浦商店 で昨日のうちに予約しておいた電動アシスト自転車をレンタル。ちなみにアシスト自転車は台数が少ないのでオンシーズン時は予め予約しておいた方が吉。
 店の方からコースのアドバイスを受けた後、出発。
 まずは平坦な道を進んでいきます。さすがにこの辺はアシストがなくてもスイスイと進んで…オィるぅ嬢よ、電源入れるにはまだ早いぞ。
 が、線路の踏切を渡り、国道を越えたところからいきなり長い上り坂がスタート、るぅ嬢既にバテています(ヲイ)

 美瑛観光のひとつが特徴的な丘の上に立つ木々を見ていくところ。
 左がケンとメリーの木、右はセブンスターの木。詳しくは美瑛町観光協会へ。
 さて、ここら辺で気付いたのですが、観光客にチャイニーズの方が目立っております。るぅ嬢の話だと「向こうで北海道を舞台にしたドラマがヒットした」んだそうだ。何だろ?
 キタ!北海道名物myバス停だ!
 マイルドセブンの丘だそうだ。
 沿道には牧場も点在しております。

さらに自転車をこぐ

 腹も膨らんだところで今度は北西の丘へ向かいます。
 るぅ嬢命名「パラソル犬」(笑)
 北西の丘へ来ました。景色はいいのですが…。
 るぅ嬢ここで体力が限界に達したようで。
 ひたすら麓に向かって下り坂を降りていき、るぅ嬢は駅へ、そして私は…
●富良野線 美瑛-美馬牛
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携帯用地図

 今朝方タクシードライバーのおばちゃんお姉さまに教えていただいたポイントで撮影。
 さて、無事に撮影は終えられたのですが…我々が乗る列車の出発まで残り20分(汗)この短時間のうちに駅まで戻り、自転車を返却しなければ!
 となれば電動アシスト全開、チェーンよもげよとばかりに駅まですっ飛ばす!
 …5分で着いた。

ラベンダー畑

 美瑛から富良野線で移動。次の目的地は中富良野のファーム富田、シーズン中はすぐ近くにラベンダー畑駅が営業しているのであら便利。
「…止まらない」
 駅でもらった時刻表を眺めていたら臨時のトロッコ列車しか止まらないようである。
「仕方ない、中富良野駅から自転車を使おう」
 るぅ嬢世界が終わるような表情です。
 駅からちと歩いて町役場の近くにある貸し自転車屋へ。…前にもここで借りた事あるような。
 で、まぁ中富良野といえばふらのちゃんな訳で。
 自転車を走らせる事しばし、ご存知富田ファームへやって来ました。
 花より団子(笑)ソフトクリームもいいがとろとろプリンも旨し。
 で、ここで撮影タイム。
富良野線 西中-中富良野
3/25/2.194,142/25/47.831
携帯用地図
 ファーム富田内のトラディショナルラベンダー畑からの撮影。作例では建物が入っているが、姿勢を低くして道路や建物を入れず、望遠で撮る例も。

駅へ戻る

 ファーム富田を後にして、…るぅ嬢最早わずかな上りも上がっていく事ができません。何とか自転車屋まで戻る。
 再び中富良野から富良野線に乗り込み、終点富良野で乗り換え。
 側線に留まっている車輌など撮影していたら発車ベルらしきものが聴こえてきたので慌てて飛び乗る。
 ここからは根室本線の乗客。
 途中の幾寅駅、カメラを向ける乗客がいるので何かと思ったら、鉄道屋の舞台、幌舞駅として使われた駅なのね。運転手さんもサービスで停車時間延長。

 列車は狩勝峠を越えて終点の新得へ。

そろそろ異変に気付いてきた

 宿に着いたあたりから、どうもおかしいと思っていたのだが…

  腕真っ赤。

 美瑛、中富良野と自転車をこいでいたら、いつの間にやら焼き尽くされていた。

 結果…


「BJ先生、先生しかこの子を助ける事は…」
「手術費として3000万」
(中略)
「その言葉が聞きたかった…」
 …といったやり取りがあったかどうか走らないが、るぅ嬢に腕を冷やしてもらうのであった。

ほっかいどー1日目 北の大地上陸編

北の大地へ

 前からるぅ嬢が「北海道に行きた~い」言っておりまして、本日から出かけてまいります。
 朝一番の飛行機を取りましたので夜明けと共に起床。そしていざ空港へ!

 待てーーい!!

 しかも機体整備って理由は何なんだ!お兄さん暴れちゃうぞ!!
 …と暴れても仕方がないので素直に振り替えの飛行機に乗るためターミナル間大移動。もう二度とAirDoには乗らないからな(笑)