「旅_北海道」カテゴリーアーカイブ

ほっかいど~6日目

本日最終日

 …朝からひどい雨が…。

 まずは朝食にしましょう。さすがに手が込んでいる感がしますね。
 実はここまで傘がるぅ嬢の折り畳み一本しかなかったので、朝食を下げに来た仲居さんに「傘の手に入るところはありませんか?」と聞いたところ「そこにコンビニがあります」と。ウーム、傘ぐらいホテルの売店で扱って欲しいところだが。客を雨で濡らすのかいな。

で、出発

 コンビニへ行く途中にあったみやげ物店にて気になるもの発見。
 こ、こんな所が聖地になっているとは(笑)
 傘を仕入れて向かったのはバスターミナル。今日はまず湖の巡回バスに乗って昭和新山へ向かおうとしたのですが…
 時間になってもバスが来ない。
 そこで係員の人に聞いてみたのですが「そんなバスないですよ」
 んなアホな、確かにネットには時刻表が載っていたのだが。
 …後から調べたら運行期間が2008年になっていた(いつまでも載せとくな?!)

博物美術] 昭和新山

 バスに10分ほど揺られて、やって来ました。
 昭和新山です。今なお噴煙上がる姿は(使い古しの表現ですが)地球は生きている事を体感するに適したものといえましょう。
 ここへ来たからには寄って行かなければなるまいに、三松正夫記念館
 折りしも某大学の地学研究室の面々が見学に訪れており(今日こればっかりだな)
 こちらが昭和新山成長の記録として名高いミマツダイヤグラム。戦時中の物資不足と情報統制の中、貴重な資料となっています。他にも当時の貴重な資料が展示されていますので、洞爺まで来た際にはぜひお立ち寄りを。
 さて、次はここからロープウェイに乗り有珠山の火口へ…と思ったのですが、折からの強風で動いていない様子。残念。
 で、そのロープウェイの横に何やらありますが…。

 これは行くしかないだろう!!(笑) マァ、要は熊しかいない動物園なんですが(笑)子熊はよく動くなぁ。
 それに対し年を重ねていくと…観光客が餌をくれるもんだから動かないのなんのって(笑)
 るぅ嬢が熊グッズをしこたま購入したところで昭和新山を後にします。

再び洞爺湖

 洞爺駅行きのバスまでしばらく時間があるので…。
 バスターミナルの上にある洞爺湖サミット記念館(笑)に。各国首脳と共に実際にサミットで使われた椅子に座って撮影。
 この記念館、行くなら今のうちですよ、いつまであるかわかりませんから(ヲイ)。
 天候も回復してきたので再び洞爺湖畔へ。今日は羊蹄山まで見えております。
 そしてあれがサミット会場となったウィンザーホテルだ!!…今回の旅行で使った宿泊費全てを合わせてもあそこに泊まれるかどうか(笑)
 さらに時間があったので噴火の遺構を見に。噴火時に放棄された住宅、その後ろに山腹に窪んだところが見えると思いますが、それが火口です。
 で、遺構見物をしていると…バスの時刻がいつの間にやら迫っていた。慌ててバスターミナルまで走りこむのでありました。

函館へ移動

 バスで洞爺駅へ移動。乗り換え時間があまりないのでしたが…特急スーパー北斗が15分遅れ。あら。 というので昼食を仕入れ、ついでに指定券も仕入れて列車を待つと…。
 …ン、何やら列車のフォルムが違うような…。




キハ183系0番台じゃないか!
 これは…鉄的のは嬉しいが…この後遅れが広がっていくのが保証されたもんじゃないか(笑)
 何でも朝方の豪雨で列車が止まって車輌の都合がつかなくなったらしい。うーむ。
 マ、ともかく昼食にしよう。当然駅弁ですが。

函館

 …などとやっているうちに列車は森を過ぎて…単線区間で一気に速度が落ちた。対向待ちありの峠道は速度でないの…。
 結局1時間近く遅れて函館着。
 そしてホームは時ならぬ国鉄型祭りと化していたのであった(笑)

函館見物

 当初予定では五稜郭へ行こうかと考えていたのですが…時間が押してしまったので市内定番コースを回ることに。
 市内見物には路面電車が便利。
 駅前から2つめの十字街で下車。坂を上っていきます。

 左がカトリック元町教会、右がハリストス正教会。

 CMなんかで有名な八幡坂です。折角ここまで来たんだからと、るぅ嬢と記念撮影でもしましょう。
 さて、誰かシャッターを頼める人はいないかと…オ、お嬢さんが一人旅をしている姿があるじゃないか。スイマセーン、シャッターお願いしまーす。

「怎么了?」

チャイニーズな方だった。
「エ?、シャッタープリーズ?」
どうやら通じたようだ。
折角なのでお嬢さんも撮ってあげましょう。…デジカメのガイドが全部漢字だった(笑)

 順番に旧函館区公会堂、函館市写真歴史観、旧イギリス領事館の庭、他にペリーの像やら何やら回って函館終了~。

帰宅の途

 長い旅もようやく終わりに近付いてきました。
 函館駅に戻り、ここからは空港までバスに乗っていきます。



 イカール星人って…最後に来てネタかいな(笑)
 空港からは飛行機で一気に羽田へ!


 機内上映パヤオとは…最後の最後までネタかいな。

ほっかいど~5日目 るぅ嬢受難編

朝が来た

 始発になる回送列車の走行音で目が覚めるあたりが、この宿らしいところでしょうか。

 という訳で撮影。
では朝食。
 駅で食べる朝食はまた違った味で。
 朝になってしま太郎も戻ってきました。キャットフード食べたらまたいなくなってしまったけど(現金な奴め…(笑))
 こんな写真を撮っているうちに我々の乗る列車の発車時刻。
 今朝は宿のおかみさんにホームで見送られ、出発。

函館本線

 山線区間乗るのは実に20数年振り。何せ前に乗ったのは青函連絡船から乗り継いだ函館からの特急「北海」だったりする。
 この区間、ホント山線ですねぇ。駅間は人の気配がしないというか、さすが北海道。
 しかし、この区間、るぅ嬢はひたすら眠っているのでありました…。

特急に乗車

 腹も膨らんだところでスーパー北斗に乗り一駅、洞爺で下車。
 現地はいまだサミットが続いているかのようです。
 本日はこの後洞爺湖温泉へと向かいます。
 …なんだけど。
 洞爺駅にるぅ嬢を一人残し、私は普通列車に乗り換えてさらに進みます。
 着いたのは洞爺から二駅の長和駅。
 ではここで撮影ターイム!

洞爺湖へ

 撮影後、長和の市街地まで戻って、洞爺湖行きのバスに乗車。
 途中、「○○駅」というバス停がいくつかあったのだけど、そうか、旧胆振線の駅があったところなのね。
 しばしの乗車で洞爺湖温泉に到着。先に着いていたるぅ嬢がお出迎え。
 …何か不景気そうな顔してますが。
「メガネが歪んでよく見えない」
 うーむ。

洞爺湖巡り

 なので一旦宿へ行って休憩。
 本日の宿は洞爺山水ホテル和風。旅行5日目にして初の観光ホテルであります。
 んじゃちょっくら散策しますか。

 洞爺湖畔であります。

 宿までの道を歩いていると、足湯発見!
 ではお待たせしました、るぅ嬢のせくしぃショットを公開!!
 …アラ、お湯が濁っていてよく見えませんなぁ(笑)
 仕方ない、ここは私のせくしぃショットでお楽しみください。

小樽観光

 朝食後、ロビーで待つ事しばし。
「やぁお久し振りです」
 実はこの地で親戚がタクシーやっておりまして、今日は一日観光やらに付き合ってもらう事にしていたのでした。
 ではまずは、市内に残る明治来の建造物を…車窓で楽しんで、と。
 花より団子、まずは今や小樽のスイーツといえばここ、ルタオである。名物チーズケーキをあちこちに発送。しかしこの店、ここ10年の店なんだよなぁ。どんな時代であってもいい物と戦略があれば売れていくんだなぁ。
 続いて向かいにあるオルゴール堂に吸い込まれていく~。支店から続いて本店を巡る。まさに店内オルゴールだらけで圧巻。そしてるぅ嬢、買う気はなかったといいつつしっかりゲット。るぅ嬢、いよいよ小樽の魔力にかかってきたような…。
 続いて小樽土産といえばの北一硝子。当然の如く食器などを購入。…一体いくら小樽の町に落としていっているんだ?!
 ついでに北一のヴェネツィア美術館へも。本物のベニスのゴンドラが飾られておりまして、思わず「お手をどうぞ」などとやってみたり。アレ、何でるぅ嬢はやってくれないのかな?(笑)

寿司

 一通り物欲を満たしたところでお昼の時間。小樽に来たからにはやはり寿司を食していかねばなるまいに。
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携帯用地図
 という訳で連れて行ってもらったのがすし田という店。
 さすがにいいネタ使っていますね~。値段は…普段一皿100円ばっかり食べている人間には高いのか安いのかよくわかりません(笑)

積丹半島

 適当なところで切り上げて、ここからは「折角の車なんだから」という事でドライブ。行き先は積丹半島。
 天気も回復し、ここは海岸沿いに国道が走り北海道でも屈指な風光明媚な車窓が楽しめ…
 大分新道に切り替わっているなぁ。
 という訳でトンネルの間から見える景色をば。
 ここは黄金岬とその先に浮かぶ宝島。
 アイヌ語で「犬の神様」という意味のセタカムイ岩。犬に見えるかな?
 こちらは夫婦岩。いろいろ奇岩が続いております。
 積丹半島の美国まで往復して余市まで戻ってきました。
 …で、何故にスペースシャトルが?!
 ここ余市は宇宙飛行士の毛利さんの出身地なんだそうで。で、これは公衆温泉施設。ちなみに毛利さんを記念して作られた宇宙記念館がありましたが…潰れたそうだ(泣)
 後は国道を倶知安方面へと進みます。そして稲穂峠のトンネルを越えると…霧の真っ只中だった。さすが山の天気は変わりやすい。
 峠を下ったところで小沢の集落。で、ここで我々は国道を外れるのであった。で、進んだ先には…
ここに地図携帯用地図
 三田牧場という牧場が。
 何故ここに来たのか?その答えはコレだ!
 アイスクリームである!(笑)正直どこでこのアイスの存在を知ったのかは(ネットのどこかで見たのは確かですが)忘れてしまいましたが、地元ドライバーの親戚も知らなかったこのアイス。
 ちなみにアイスは週に一度しか作らないそうで、この日はラムレーズンしか残っていなかったのですが食べてみると…コレが旨かったりする(笑)。
 で、これだけのものならば…「結構売れていますか?」
「全っ然売れていません!!(力説)」
 牧場の他小沢の町内で買える店舗がありますのでよろしければどうぞ。