「ネットの話題」カテゴリーアーカイブ

またぞろトンデモ科学が出てきた。

 「放射性物質を消す“奇跡の水”」なるものが出回っているそうだ。
 これが毒性を持つ化合物を分解して無害化する、とかなら話はまだわかるのだが(いや納得はしないだろうが)、放射性物質は元素であり、これが放射線を出さなくなる(まさか完全にこの世から消え去る、とはさすがに誰も考えていないと思うのでこういう意味で捉えているのだろう)とはつまり放射性崩壊を繰り返して最後に安定状態になった時しかない。まさかこの水が放射性崩壊を止めたり逆に促進して素早く安定元素と化す、などという話ではあるまい<%=fn '放射線によって起こるフリーラジカルの生成を押さえ結果細胞の癌化を防ぐのでは、という好意的解釈もあるが、まぁそんな機能はないだろうな'%>。
 ともかく、村の皆さんは精神的にも疲弊している所大変でしょうが、メーカーに原理の一つでも説明させて(おそらく話を適当にはぐらかそうとするだろう)かような物には騙されにように注意してもらいたいものである。

流行語大賞

 おっかしいなぁ、いわゆる流行り言葉として今年一番応用できたのは「(2位)じゃいけないんですか?」だったんだけれど。次点で「いい質問ですねぇ」だなぁ。「ゲゲゲの…」ってそもそも「水木しげるの~」って意味らしいんだけど。マ、単に流行りもの大賞ならこれで正しいんだろう。何せ我が家でもゲゲゲの女房見てたもんな(笑)

またぞろニセ科学の話題が増えてきた

 ホメオパシーは「荒唐無稽」 学術会議が全面否定談話
 日本の学界もようやくニセ科学の危険性に気づいてくれたようです。当然ながらホメオパシーにプラシーボ以上の成果は期待できません。
 磁化水飲むと学習能力アップ
 …科学誌掲載の論文とかならともかく、なぜにそんな追試もされていないトンデモ発表を新聞記事にするかなぁ。学会発表は学会員であればどんな内容でもできるという事がわかっていないのだろうか。
 他にもパワースポットなんぞがはやっているようで。マァ癒し効果はあるのでしょうが、気や波動とかと絡められると途端に胡散臭さがでてしまう…。
 やはり基礎的な科学教育(というか科学的なものの見方の訓練)が重要なのだと改めて思わせるここ数日の記事でした。 

あのランプの魔人が日本語に対応

 心に描いたキャラをズバリ言い当てる魔神、前は「質問がわからない」(スイマセンね、英語は本当にダメなもんで…)事もあったがこれで安心だ。キミも的中率100%の魔神の威力に驚愕せよ!
 …もっとも、質問を10個されたら魔神の答えは(はい/いいえで答えるとして)2の10乗で4096人、20個だと1048576人に対応できるから、当たらない方がおかしい、のかも知れない。

本スキャン

 手持ちの本をスキャンしてPDFにするサービスなるものが始まったそうだ。これは大量に雑誌を抱え込んでいるような人間には朗報…なのか?
 気になるのはスキャンする際に本を裁断するという事。で、依頼した本は手元に戻ってこないと…。
 作業上仕方ないのだろうが、「その本を欲しがっている人」が確実に存在するような雑誌などはちょっとこのサービスには回さないでほしいなぁ。
 という訳で、大量のスキャン待ち雑誌を抱えるともりん先生などにはうってつけ…なのか?

ネット二題

 ガンプラ処分を悲観 自宅放火容疑で男逮捕
 放火はやり過ぎだし、状況がどうだったかわからないとなんとも言えないとこですが…。
 プラモをストレートに組んだだけならともかく、塗装してウェザリングして…とかだったら、気持ちはわからんでもないよなぁ。こういうのは金銭的損失じゃなく、膨大な時間をつぎ込んだ成果が無に帰してしまうという、立ち直りようもない喪失感が重大なんだよなぁ。
 と同時に、身内にこういった(当人にとっては残虐といっていい)行為をされるというのが耐えられないしやり切れないとこだよなぁ。 過去にはこんなのもあったとこを貼っておこう。鉄道模型を捨ててから、夫の様子がおかしい。 下呂警察署キャラクター「ゲロッピィ」がデビューしました

 …軍曹?

 既に気ぐるみからテーマソングまであるそうで、もはや手遅れだったか(笑)