名物はどんたくうどん、ベースはちゃんぽんで麺がうどんといった一見変り種、しかしこれが意外と合うもので。うどんって他にも「クリームシチューうどん」などを出す店があるように、ラーメン並みに汎用性が高いのかも。
にしても二子玉川はセレブが闊歩するような街、雰囲気が違いますな。昔は二子橋の上を大井町線が走るようなローカルな(何時の時代だ)。
昨日のWBCについて書かねばなるまい。例のミスジャッジについてである。
ビデオを見る限り明らかにミスジャッジであるが、この際そのジャッジ内容そのものは関係ない。問題は何故それが起こったかである。
一夜明けて様様な意見が出てきている。その中で興味のあった言葉を。
今朝のスポーツ新聞の記事の一節「日本の審判は正確さを保とうとし、アメリカの審判は威厳を保とうとする」といった内容。そこで、今回のシーンを見てみると、
ゲーム前の取り決めでタッチアップの判定は球審が行うとなっていた。一方、今回は最初に塁審がセーフの判定を下した。
こんな話がある。現マリナーズの城島捕手がある国際試合でのこと、ど真ん中のストライクで見逃し三振を取り、審判のコールの前にそのままボールを置いてベンチに戻ろうとしたとき、「ボール!」の判定の声が。「ボールのジャッジをするのは選手ではなく審判だ」という事である。
さて、今回本来のジャッジを下す前にセーフを先に宣告された球審は…。
通常は審判の威厳を認めるからこそ「例えミスジャッジでも判定は覆らない」ということに選手もファンも納得しているのである。しかし、その威厳は正確さを含めた信頼によって成り立っているものではなかろうか。
もうひとつ(というかこちらのほうが重要だが)、サッカー協会の川渕チェアマンも言っているが、「なぜアメリカのゲームをアメリカの審判が裁いているのか」
国際試合であれば当然当事国以外の第三国から審判を出すのがスポーツの常識である。確かにメジャーの審判のレベルは高い(最も今回は殆どマイナーだそうだが)。しかし、今回の審判よりレベルの高い審判は世界中にナンボでもいるはずだ。これでは公正な国際試合の体を成す事すら出来ないではないか。
今回のWBCには世界中の野球に関係するものが期待している。そしてそこで世界最高の野球のゲームが展開されることを期待している。しかし、大会主催者は最高の舞台を準備することが出来なかった。それが単なるミスによるものなのか故意なのかはわからないが。
しかし、それでもWBCにはまだ可能性を期待している。残りのゲーム、このような事が起こらないように。
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