コミケ前日

 明日からのコミケのために夏休みを取ったのですが…。
課長「クマさんは明日から旅行かな?」「いや、ちょっと臨海部でのイベントへ…」「ヘェ~、何かあるのかい?」

 …課長以外は皆知っている。


家でも時かけ

本屋さんに注文していた本がいろいろと届きましたので…。
 99.9%は仮説/竹内薫/光文社文庫
…たまには売れてる本でも読みましょか。今我々が常識だと思っていることが実は正しくないかもしれない、逆にとっくに解っていると思っていたことが実は不明だ、といったことを仮説という単語を軸に科学的に解説していきます。という訳で「この世はほんの10秒前にできた」仮説も「この世は涼宮ハルヒによって作り出された」仮説も実は完全に誤りであるとは実証できないのであった!
 で、残りの0.1%は反証できるって事でいいのだろうか。100%だったらこの本のタイトルは「フルーツ仮説100%」になっていた仮説を立てておこ。
 時をかける少女/琴音らんまる/角川書店コミックエース
…ハイ、劇場アニメのマンガ版です。家でじっくりストーリーを振り返りたい方はどうぞ。エピローグはつけるべきかどうか賛否が分かれるところでないかな。
 ツバメしんどろーむ(5)茜虎徹/角川書店コミックドラゴンJr
…アァ、一家に一人つばめ姉さんがいてくれれば(妄想)


萌え4コマのアニメ化希望

 昨夜の飲みで「次にアニメ化される作品は?」といった話題が出まして。
 ここの所はジュブナイルノベルからのアニメ化が続いていますが、一方でいつかは来るだろうと思われてつつなかなかアニメ化されなかったジャンルが「萌え4コマ系」。しかしこの秋、萌え4コマの元祖「きらら」から「ひだまりスケッチ」が初アニメ化される事になりました。
 これに続く作品は…何せ大本命のトリコロが電撃大王へ移籍してしまったので、そこで毎月きらら3冊購入している私が独断であげてみようかなと。

1年777組…主人公こりすちゃんの転向した夢幻学園の777組は猫に変身するねこと君、魔女のきつね、幽霊の幽子ちゃん、極小サイズのちょこちゃんと変な生徒だらけ…、と、きらら創刊時からの連載で話のストックもあるしキャラも立っているしCDドラマも出しているしで本命かと。しかし、私的には同じ作者がきららMAXで連載している「兄妹はじめました」を薦めたい。隣同士の幼馴染みは両親同士が再婚して兄妹に、それからはや10年…。遥か昔ジャンプに載っていた「くおん」みたいだけどマァいいか。
棺担ぎのクロ…今やきららの看板、全身黒づくめのクロと蝙蝠のセンが続ける旅、その目的は…。枠線外をすべて黒塗りにするなど独特の作品の雰囲気がある。ただややキノの旅に似てないこともない。
かみさまのいうとおり!…これも創刊当初からの作品、しかし、シモネタが続くのがアニメ化には難点か。
ROM-レス…レストランこねこ館のウェイトレス久凪はゲームの中から出てきた女の子、モデルは店長の元カノで…という設定は置いといて、可憐なキャラデザインでほのぼのという萌え4コマの王道ではないかと。
落花流水…きららMAXではイチオシの女子弓道部マンガ。
 以下は好きなんだがアニメ化の話は来ないだろう作品を。
えむの王国…キャラデザ的にはこれぞ萌え4コマながら「国民が全てえむ」という設定がアニメ化を阻む。
○本の住人…主人公小学生ののり子だけが唯一まともで、後は奇本作家で家中をオタクグッズで埋める兄、脳が異次元へ行っちゃっている友人ちーちゃんと個人的にはきららMAXで一番楽しみにしているのだが、観終わったらちーちゃんのせいで精神が飛んでしまいそうなので。


「時かけ」はいい!(20年以上前のゆうき先生一派状況)

 ♪雲は湧き~光溢れて~
 という訳で甲子園が開幕、地元横浜がいきなり初日に大阪桐蔭と当たるのでTV観戦。
 いや、両チームとも守りが素晴らしいですな。プロでチンタラした守備をする選手には真似てもらいたいものである。で、白熱した攻防は5回を終わって2-2、ここで家を出る。

 本日はともりん先生とぱ先生が映画「時かけ」を観に行ったそうで、その品評会へ参加。どうやら2人ともすっかり心を洗われた様子で。
 で、タイムリープがどうこうとか話したり、「いや、そんなことより俺の青春を返せ」マァいろいろと…。
 んで、
「だからスタッフロールの最後に『製作:スタジオジブリ』と出ても誰もが納得するって」「それでゲド戦記は最後に『製作:GONZO』って出るんだな」何そのトコロテン現象は。

 家に帰ったら横浜が12-7で負けていた。何故あの展開から打撃戦になる?!

  なればとマリーンズ戦のネット中継をば。本日の先発は成瀬-杉内の両左腕、今のマリーンズ打線が杉内を打てる訳がなく、一方成瀬が踏ん張ってくれたおかげで9回まで両チームゼロ行進。迎えた最後の攻撃、ホークスは昨夜の反省からかいきなり切り札馬原を投入、しかしまずは昨夜のヒーロー、パスクチが2ベースで出塁すれば、敬遠→送りバント→敬遠で満塁に。満塁策って守りやすいより押し出しのリスクの方が高い気がするんだけれどマァいいか。そして打席にはサブロー、そういや今シーズンサヨナラ押し出し四球ってのをやっていたような…と観ていると、
 ワイルドピッチでサヨナラ勝ち~!!
 やっぱサブローには何かが憑いているな(笑)


夏の物欲祭り/ほら君にも聴こえるだろう(違)

 ここんとこ溜まっていた物欲を放出しましょう。
 BAMBOO BLADE(3)土塚理弘(原)五十嵐あぐり(画)/スクゥエア・エニックスヤングガンガンコミックス
 天才剣士にしてアニメファンの長門(長門違う!)タマちゃんと愉快な仲間たちがどーしょーもない顧問の先生の引き起こす騒動に巻き込まれ…。でいいのか、紹介。とにかくタマちゃんかわいい、強い!そしてバイト姿もいいぞ!
 変なスポーツものにある重苦しさとは無縁でコミカル、絵柄もすっきりしていてそれでいて剣道シーンはスピーディで見せてくれるしで、私的には今イチオシの作品です。
 ARIA(9)天野こずえ/マックガーデンブレイドコミックス
 何か、暑い日に涼むには最良の一冊ですな。今回はアリアカンパニー誕生の話もあり。
 貧乏姉妹物語(3)かずといずみ/小学館サンデーGXコミックス
 二人だけいればそれで十分な貧乏姉妹、天涯孤独かと思ったら親類がいた事が発覚、しかし、それが二人の別れに繋がり…。
 エクセルサーガ(16)六道神士/少年画報社ヤングキングコミックス
 マァ、何だ、いろいろ頑張れ蒲部博士。
 …人が堕ちる時って、簡単だのぅ。
 TRIGUN MAXIMUM(12)内藤泰弘/少年画報社ヤングキングコミックス
 スレイヤーズすぺしゃる(27)スタンプ・トゥ・キル/神坂一/富士見書房ファンタジア文庫
 お馴染みスレイヤーズ最新刊、記憶喪失ものとは今まで一度もやっていなかったか。途中出てきた「あれ」って結局なんだったのやら。
 …アァ、そういや今回O女史ナーガ様が出てきていないぞ!!? 
 Meet Again/林原めぐみ
 そのスレイヤーズDVD発売に合わせて林原姉さん久々の新曲!元気な詞と曲調はまさにリナ=インバース時代の林原さんだ!ジャケットも林原さんとリナの2人の涼しげなデザインでGood。他にGetAlong一人ヴァージョンなど全4曲とお得です。


 先日新宿へ行ったときに、ルーキー嬢からのだめカンタービレのCDブックを貸してもらいまして。マンガ中に出てきた曲を収録したCDなのですが、久々にじっくりクラシックを聴いた感じですな。
 以前は私の趣向としてはワーグナーとかの管楽器派手派手な曲(銀英伝の戦闘シーンとかでかかる様なのね)が好みだったのですが、この年になってやっとこモーツァルトとかの丸っこい感じ(こんな表現でいいのやら)の曲の良さを感じられるようになってきましたね。しかし、CDブックの一番最後に収録されていた曲はやっぱりどう良いのかわからんかったのぅ。
 さ、のだめを読み返さなきゃ(笑)

 サヨナラ勝ちーー!!
 とはいえ今日も際どいゲームだった。正直4回の勝ち越し時、さらにノーアウト1、2塁でバント失敗→強攻してゲッツーというちぐはぐな攻めがなければ楽勝だった気もするが調子の上がらないチームでは仕方ないか。
 投手陣は今日も踏ん張った、特に薮田は2イニングをよくしのいだし神田も里崎のリードが良かったがよう踏ん張った。それがパクスチのサヨナラアーチを呼び込んだんだ。マァ相手の篠原の球が悪かったって感はありますが(あのまま藤岡を引っ張られたらやばかったな)。


かくも勝つ事は難しかったとは

 渡辺俊介、ホークス相手に1失点完投!!

 …それで何で勝てないんだーーーっ!!!


 前にも書きましたが、やっぱりモチベーションかなぁ。
 去年はいきなりのアジアチャンピオン、さらに主力は春先に世界一にまでなってしまったし。この上今年のリーグチャンピオンを目指すのは確かに難しいとは思いますが。
 もちろん手をこまねいていたわけではなく、今年も続々と新戦力を投入、先発では成瀬、中継ぎでは神田が定着、野手も大松、青野、根元etc…と、競争を煽っているはずなのですが。
 ただ負けてもいいから無様なエラーとかだけは勘弁してほしい、プロフェッショナルのプレーを常に心掛けてほしい。これから夏休みで観客も増えるのだから、「今日は負けたけどまた来たい」と思わせるプレーを見せてほしい。


タイムリープや!(違)

 今日はBSでマリーンズ戦の中継があるので見ていたのですが…。

 先発好投→しかし打線が点取れない→そのうち先発力尽きる→中継ぎも打たれる→負け

 アァ、何この3年ぐらい前に戻った感覚は?!
 という訳で藤田が傷口広げたところでチャンネルを変えてしまった…。


疑惑の判定なんてWBC以来やな~

 私もプロレスはじめ格闘技はよく観る方なので今夜の亀田君の試合は観ていたんですが。
 ハイ、あの瞬間、日本中の誰もが「お前はボブ・デービッドソンか!」と突っ込みを入れたとき、同じくテレビの前でズッコケた口です。
 いや、私もそんなにボクシング詳しい訳じゃないんで、中盤でかなりポイント稼いでいたのかな、私もまだまだ見る目がないのかな~、と思っていたのですが、どうやらそういう訳でも無かったようです。
 マァ審判が決めたチャンピオンにとやかく言う気もないのですが、ひとつだけ。
 元チャンピオンやボクシングに詳しい人の意見をいろいろ見ていると、共通しているのが第1、11、12ラウンドは相手が取っている事なんですね。私も見ていて終盤のラウンドは相手側だろうと見ていたのですが、ここで、ジャッジの一人が12Rを亀田に入れているんですね。これが逆だったらドローになっていたし、エライ騒ぎになっているんだからここだけは説明があってもいいと思うんですが、さて…。


なつやすみ

 今日は夏休みを貰って、サルベージされたデータの整理でもするか…と思っていたのだけれど。
 昼間は何もする気が起きない。
 イカン、これでは。
 そうだ、散歩でもしてこよう。

 今日は涼しくていいですね。ただ気候のせいか昨日の事故のせいか近所のプールは人おらず、チッ(何が?)

 夕方からサルベージデータもとに日記打ってます。

 夜は花火大会、でも野球中継を見てしまう。

 マサがホームラン打たれるなんて~。
 最近魔の9回になっているマリーンズ、しかし、魔にしてしまっている原因は打線にもある。今日もここ一発が出てくれない。決して当りは悪くないのだが…。


傷つく事は怖くない/いややっぱ怖い

 過去の過ちは繰り返さない!

 先日は見事に買い逃してしまった
スレイヤーズDVD、ならばとNEXTをその場で予約し…。
 購入。
「こんなの買っていつ見るんだ!」
「それは秘密です」


 人は何故同じ過ちを繰り返すのか…。
 
 午後、高校野球など見つつ日記など打っていたら…。
 突然ハードディスクから「カラン、カラン」と鬼太郎の下駄の音破滅の音が…。
「ヤバイ、これは前に職場のパソコンがダメになったときと同じ音では…?!」
あわててバックアップを取り始めるが…遅かった。

 InterLink、昇天。

 アァ、自分のハードディスクがぶっ飛んだのはこれで2回目だなぁ。前回の失敗からそれなりに気をつけていたんだがまだまだ甘かったなぁ。
 というか、デジタルデータを個人で恒久保存するというのは、実は無理なんじゃないか、メディアだって経年劣化するだろうし…。

 などとボーっと思いを馳せつつ、電話にて事をぱ先生に話して慰めてもらう。

 …と思ったらサルベージを請け負ってくれました。

 その夜にはデータを取り出してくれました。ありがたや、ありがたや。
 ぱ先生、今回も大変お世話になりました。

 と、いう訳で皆さんもデータは2重、3重に保存するように気をつけましょう。何もパソコンだけじゃないですよ、DVDレコーダーだってハードディスクですからね。
4

げど、げど、げど、いざ進め~

 休日だというのに早ようから映画館の前に並ぶ私がいた…。
 今日は「ゲド戦記」の初日、ちなみに私の後ろではアニメファンらしい高校生ぐらいのグループが「ゲド戦記は難しいんだって」「トトロ見て同じようなのだと思ってきたらイカン」などとしゃべっておりましたが、果たして…。
 で、開館、入場券をキープして…一旦家へ帰る。

 午後から高校野球の県予選決勝を見る。横浜高校は守備が堅いな~、今年のマリーンズも見習ってもらいたいぐらいだ。

 時間になったのでゲーム途中でしたが出発。
 本日のメンバー、ともりん先生とエイザ氏と合流、毎度お馴染み新高島の109シネマへなだれ込む。

 ではここから後はネタバレなので、観た人だけ読んでいただければ。

 長年アニメファンをやっている人であれば、宮崎駿監督が昔からゲド戦記を映画化したいと思っていたこと、そして原作者からは断られていたというエピソードはご存知だったはず。そして昨年、ジブリの最新作がゲド戦記と発表されたとき、「遂に作られるのか!」と思ったものです。が、

 監督:宮崎吾郎

 何者??!

 まさかアニメの監督が世襲であるとは知らなかった。

 そんな訳で、「作品が破綻したりしていないだろうか」と不安な気持ちがありましたが、まずは真っ白な状態で観てみようと。
 そして2時間後…。

 話は冒頭でまず竜がおかしくなっている、そして主人公アレンが親を刺すというシーンから始まっていきます。となれば観ている方は竜の種族とアレンがどう関わっていくのか、その途中で親殺しの理由が明らかになる、という展開を自然と期待というか想像しますが、そうはいかない。
 で、アレンは旅に出てゲドと出会う訳ですが、お前本当に旅に出る気だったのかよという軽装。小道具にこだわってきたジブリにしてはどうかと。
 次にアレンがテルーと初めて出会う、テルーが人さらいに追われているところ(というかこんな街中に人さらいがいていいのか?)、人さらいを追い払った後のテナの登場がそれまでの場面と比べてあまりにノンビリしてこの落差は何、と引っかかってしまう。
 で、テルーはアレンを「命を大切にしない奴は嫌いだ」と嫌うわけですが、それが何故かテルーの唄ひとつで(しかもアレンガ聴いていただけで)仲良くなってしまう。どういう事だ?
 中盤あたりでアレンが精神的に非常に不安定であることがわかっていきますが、何故そうなったのか、自分の影に何故おびえるのか(影いい奴じゃん)は作品中では不明。そして敵役、登場時は単なる人さらいの親玉だったのが不老不死を欲する魔法使いだった、のはいいのだけれど最後は取ってつけたような「こいつを倒せばハッピーエンド」な役にさせてしまう展開はどうかと。
 クライマックス、自らの危険を顧みずアレンを助けに行くテルー、ジブリお得意のパターンですが、ついさっき(マァ数日前ですか)会ったばかりの奴のために何故そこまでできるのか(これがラピュタとかならそれまでの過程がじっくり描かれていて納得できているのですが)。最後にテルーが竜に変身するシーンも、「確かこの子は親に捨てられたんじゃなかったっけ?」つか竜になれるなら杭に結び付けられたとき変身して紐引きちぎれよ、と。
 結局、全体として展開ごとに何故そうなるのかうまく理解できない、納得できないのが連続してしまっている、それが映画に入り込めなくしているんではないかなと。

 ストーリに絡めるテーマの方ですが、中盤から最後になって(観ている方には)いきなり「限りある命を大事に生きていこう」ってテーマが浮上してくる。
 が、そんなのはアニメでは20年以上前に銀河鉄道999が見事に描ききっているのである。ゲドの命を受け継いでいくという(だったかな)という台詞もハーロックがさよなら999で決めてくれていたし。
 「生きていたくない」という気持ちと不死を願う気持ちが等価である概念は(私的には)新しかったのでそこは感心しましたが。

 何も観ている方の要求どおりの展開にする必要はない、が、展開を裏切るなら、観ている方が普通に期待する「おかしくなった世界を正す」「竜と人間の壮大なファンタジー」といった内容の斜め上をいくようなストーリーでなくては。今回は斜め下へ行ってしまった。

 絵の方の話をしましょうか。背景は相変わらずレベル高し。しかし、キャラの表情が…。アレンの怒ったときの表情なんか正直言って下手。キャラに絵で演技させていない感がした。
 ついでに声優さんの話を。イヤ、悪くはなかったですよ、今回は。でも本職を起用しない必要性もないだろうが。

 といった所なんですが…。
 ここで今回最大の話題(?!)吾郎監督について。
 今回の起用、どうだったんでしょうねぇ。ジブリの監督になってしまったのって、野球で言えば素人がいきなりヤンキースの監督やるようなもんじゃないかと。そして監督の日記を読む限り、作業やりながら監督業(というかアニメそのものについて)勉強していたような感じだし。
 ただその割には演出とかは意外と破綻してなかったんだよなぁ。コンテとかは別の人がやっていたんかな(ともりん先生は親父だろうと言っていたが)
 そうするとジブリって実は監督誰がやってもいいの?イヤ、そんなはずは…。

 と、いう訳で、いろいろ言いたい事もあるので、終わってからぱ先生と合流して飲みに行く。
 とにかく語る。語る。
 さらにともりん先生とは延長戦まで行ってしまう。それだけ語らせるあたりはやっぱりジブリの力なのかなぁ。


週末の楽しみといえば

 本日は午後から新宿出張。
 さ、折角の週末だし飲みに行こうか(ヲイ)

 残念ながらいきなり襲撃したためか係の皆さんがみな別件で引っかかってしまったので、メンバーは私とW氏とルーキー嬢の3名で職員食堂へ殴りこみ。
「高校野球で全国からメンバー集めるのはズルイよな!」
「クラシックコンサートツアーを企画するのじゃ!!」
などなどくっちゃべって終了~。


魔法少女参上?!

 昼間、現場から戻ってみると、机の上にいつもの様に本屋さんからの荷物が…。

 …ン、何かいつもと違うものが入っているぞ。
 それは何かと尋ねられたら…。
 魔女ごのみ。
 
 何ですか、これは?!
 ひょっとして袋を開けると中から萌えな魔女っ娘が出てきて「ウウ~ン、アレ、新しいご主人様ですか?!」とか、不思議なカードが封入されていてそれを集めに魔法少女がやってくるとかいう展開があったりするんですか??!

 …中身はただの味ごのみだそうです。

 マサ打たれる!!
 これまでたとえヒットを打たれても、満塁のピンチになっても、「コバマサ劇場」と呼ばれても、決して逆転の一打だけは許さなかったマサが、まさかのサヨナラホームランを打たれるとは…。
 マサですらも交流戦以後の悪い流れに巻き込まれてしまった、そうとしか言いようがない…。
5

あぁ栄冠は君に輝かない

 仕事中、突然携帯が鳴り出した。かけて来たのは父親。
「エッ、まさか家で何かあったのか?!」
 おそるおそる電話に出てみると…。
「お前の高校テレビに出てるぞ」

 と、言う訳で今年も高校野球の季節真っ盛りとなってきました。
 「高校野球における勝敗は7割方ピッチャーで決まる」が私の持論。
 然るに一方我が母校、今年は初戦から投手が打ち込まれる展開、こら駄目かと思ったら打線奮起で逆転勝ち。しかし初戦からこんな点取られちゃ「こりゃ3回戦止まりかな」と思っていたら、くじ運が良かったようであれよあれよと20年振りにベスト16へ。
 そしてこの日、ベスト8をかけての対戦だったのだが…。

 職場で仕事をしてはちょろっとテレビをつけて観戦、最初つけたら3-7、ありゃりゃ、しかし、今年は打線がいい、まだわからないぞ!!
 次に付けたら2点差、そして遂に同点!!こうなりゃ今年のウチのペースじゃないの!?
 そして延長10回に逆転3ラン!!!いやもぅこりゃ仕事どころじゃないですな、ゲーム終わったら周囲の目なんか気にしないで一緒に校歌斉唱しなくては!

 …マ、最後の最後で4点取られてサヨナラ負けなんて、いかにもウチの高校らしいですな、わっはっは!!…ハァ。

 では本日の物欲
 人類の月麺着陸はあったんだ論/と学会/楽工社
 時に1969年7月20日、アポロ11号のアームストロング船長はその第一歩を月面に記した。これは人類史上は勿論、地球に生まれた生命が初めてその引力を振り切り別の天体に到達した、生命史上にとっても大きな一歩であった。…のだが。

 ここ数年、「アポロは月に行っていなかった」という趣旨の本が出版されテレビ番組が放映されることが多くなりました。この作者や製作者は、何故そのような考えに至ったのだろうか。
 お馴染みと学会が、この月へ行っていなかった論に対して徹底的に反証するのが今回の本です。
 さてこの「行っていなかった」論、ネタ的には面白いと思いますし、「良くぞこんな事に気付いた、思いついた」と思わず感心してしまいます。しかし、そこからすぐ「だから月へ行っていない」という結論を出すのは正しかったのか。
 一例として、「真空である月面に立てられたアメリカ国旗がはためくのはおかしい」というのがあります。ここで行っていない論者は短絡的に「はためくのは空気のあるは地球のどこかで撮影したからだ」となる訳です。しかし科学的立場であればそうではなく「何故はためいているのか」その理由を調査するなり思考するなりするのが正しい態度というものでは。そしてあらゆる可能性を検討してその結果、「これは月面ではないとしか考えられない」となって、初めて「行っていなかった論」は成立するのでは。
(この場合の理由は「ワイヤーが入っていた」という単純なものなのですが)。
 我々も行っていなかった論に限らず、下手なトンデモ論には引っかからないように常に科学的思考で当たっていきましょう。


逃亡者/オールスター/きららフォワード

「あれから一週間か、俺はもう逃げるのに疲れた…」
 奴の影はまだ見えない、しかし、徐々に追い込まれている事を肌が感じ取っている。
「ここまでなのか?いや、しかし…」
 最後まで悪あがきをして見せた方がいいのか、駄目だ、もう頭が回らなくなってきた、疲労が冷静な思考と判断力を奪っていく。
 その時。
 俺には覚悟していた瞬間、奴にとってはゲームに勝利する瞬間だった。
 最早俺が逃げる事ができないのを奴は知っていた。奴は堂々と正面から現れた。

「今日こそ払ってもらいますよ」

 今月の支払い、18000円也。


 昨夜まで行われました、オールスターゲームについて一言。
 オールスターの魅力は普段対戦できない両リーグのトップ選手同士の対戦にありました、のだけれど。
 パリーグとセリーグの交流戦も2年目に入り恒例となってくると、オールスターの存在意義がややぼけてしまってきている感があります。では最早オールスターは必要ないのかといえば、そうではない。
 オールスターの魅力のもうひとつは「全力勝負」にあるのではないでしょうか。
 例えば先発投手、ペナントのゲームではゲーム中のペース配分を考え、全力の7割程度の投球をしていきます。これが最初から100%の力で勝負してくる。守備でも通常ならリスクを考えて飛び込まない球にダイビングしていく。
 第2戦の西岡-森本のダブルスチールなど、(今の野球では)まさにオールスターでなければ観られないプレーだったでしょう。

 しかし、オールスターを観ていて、「全力の意味を間違えていないか」と思えるところがあります。
 例えばライオンズの松坂、彼の直球は天下一品です。それが最初から全力で投げられるのであればこれは凄い球が来ます、まさにオールスターならではでしょう。が、それが「松坂投手の全力」でしょうか。彼のもうひとつの看板に高速スライダーがあります。この「凄い直球と凄い変化球」を織り交ぜたピッチングこそ松坂投手の全力なのでは。
 持てる全ての力と技を出し切る事こそが全力なのではないでしょうか。
 …なんて思ったのは、マサが打たれたからで、「てめぇ何でスライダー投げないんだ!」とテレビの前で叫んでいたりしたのであった…。

 では本日の物欲
 まんがタイムきららフォワード
 ドキドキビジュアルな4コママンガ誌のきららが放つストーリーマンガonly雑誌の第2号が出ました。
 …と書くと萌えキャラが「お兄ちゃ~ん」とか言ってるマンガばかりに見えますが、逆にストーリーや設定にオリジナリティさのある作品が多く揃っています。が一方キャラクターは「ツンデレ胸ペタ」とかとか既成のキャラのフォーマットに乗ったのが多くここは一工夫欲しいところ。

 鋼の錬金術師(13)荒川弘/スクェエアエニックスガンガンコミックス
 何か随分冒険してきたようですが、まだ13巻なんだな~、とか思ってしまったり。ここまで色々ありすぎた。そして、またまた最後のコマでこの引きは…ホークアイ中尉、それは?!
 ケロロ軍曹(13)吉崎観音/角川書店コミックエース
 こちらも13巻目…随分違うなぁ(笑)。西澤さん家がいよいよ金持ちのレベルを超えているんですが。


時かけ

 この夏、早くも各方面の話題をかっさらっているアニメ映画、これはもぅ観に行かなければならないでしょう。そう、あの!

 時をかける少女

 …イヤ、ゲド戦記は来週からなものですから。

 さて、観に行こうと決めたはいいが、そうあちこちで上映している訳ではなさそうで。ただ横浜なら伊勢佐木町辺りの映画館のどこかにかかっているだろうと調べてみると…。

 神奈川県上映中→平塚
 
 …平塚でっか??!

 という訳で出発、どこへ行くにしても東海道線に乗ると旅に出る気分になれますな。
 で、平塚到着、アァ懐かしや、学生時代は毎日通っていたんだよなぁ。
 線路沿いに東京方面へ戻ること約10分、その学生時代には広大な空き地だった場所に映画館はありました。

 さて、感想ですが…結論から言えば「平塚まで来る価値は十分あった」
 正直ビッグタイトルの名だけ借りただけかと、あまり期待せずに観たのですが、イヤ面白かったですわ。
 ストーリーは全くの新作、舞台も尾道ではなく(当然か?!)東京の京成線沿線で荒川が近くて山の手の坂道がある町(ってどこや)。詳しくはこちらでも見てもらえればいいかと思いますが、タイムリープ能力が自分にあることに気付いた紺野真琴が、その能力をしょーもない事に使っていくが、やがてそれが…といったとこですが、むしろ80年代ジュブナイル爽やか青春ものと見てもらえればいいかと。ぱ先生だったら「こんなのは想像上の生き物だ!」とか言い出しそうですが(耳をすませば程じゃあないですがね)

 SF的にはタイムトラベルものとしての約束事や論理をかなり破っています。


例えばタイムリープした先でその時間の真琴がいない(入れ替わっている?)
元祖時をかける少女の芳山和子とタイムリープの原理が違う
時を飛ぶ能力があるからといって時間を止める能力はないのでは
タイムリープが人為的な技術であれば飛ぶのにわざわざきっかけはいらないのでは

が、それはこの際あまり重要ではないかと。

むしろ千昭、何でそこで早川さんと付き合う?!その感情の変化はおかしいではないか?!

 マニア的に観ると、背景が山本二三さんで、これがジブリ的緻密だけれど温かみのある背景を作っているのかと。キャラデザは貞本さんでこれも見易い(マニア的に慣れている?)画面作りになっています(キャラに影をつけないのはわざとなのかな)。声優陣はやや稚拙な感がありますが、今回に限ってはそれが生の高校生らしくていいのではないかと。
 …てな具合で多少脚本の甘さもあるかとは思いますが、コミカルな前半とそれに対するラスト30分の「オォ?!これはどうなってしまうんだ?!」という展開、さらに明かされる事実(あの一言は真琴ならずもぞっとするな)など、十分楽しませてもらいました。
 思わず家に帰ってからゆうきまさみ先生の時をかける学園を読んでしまったり(笑)

 では今日のお昼。
富士山麓御殿どり
 ご飯は広島菜を刻んで混ぜた菜飯、刻み海苔をふりかけています。並んだ鶏肉は二種類、秘伝のタレで焼いた鶏肉はぷりっとした歯ごたえ、もう片方は塩味、といっても塩は鶏の味を引き出すのが役目のよう、さらに柚子醤油のさわやかさが味を整えています。菜飯と相まって全体にさっぱりした感じになっています。他に鶏皮と椎茸が添えられています。


 今日は映画にでも行こうかと思っていたのだが…昨日の酒が抜けず、気がついたら昼だった。

 昨日本屋さんに届けてもらった本でも読もう。
 では本日の物欲を 
 ああっ女神さまっ(33)藤島康介/講談社アフタヌーンKC
…段々展開が遅くなってマニアックになっているような…。


そこは九州

 前日、いろいろ細かい用事があったので新宿へ出張すると、ルーキー嬢から「明日飲み会やりますから」
 だったら出張予定を一日ずらしていたのに~。

 で、本日定時と共に職場を脱出。本日の会場は新宿西口の「九州」という居酒屋。前からどういう店か気にはなっていましたが入るのは初めて、で、ビルの地下にある店に入ると店の人に「3階の方じゃないかね」上にも店があったのか。地下から出て、階段で3階へ上がると…そこはパーツショップだった。「おや?!」他に店はない、仕方ないので1階に戻ってみると…それは隣のビルの階段だった。
 ややこしや、今度は間違いなくそのビルの階段を登って3階へ行くと…厨房の入口だった。
 結局また1階へ下りて、エレベーターで3階へ、やっと店の入口へ到着。

 店ではあいあん氏、ルーキー嬢、リアルタイガースファンI氏、今年入ったルーキー嬢2名(あぁややこしい!)が飲み始めておりまして。
 さてこの店、名前が九州だけに九州の郷土料理を数多く取り揃えています。ここで福岡がフライチャンズのあいあん氏、テーブルに並べられた皿を前に「これは福岡の筑前煮…」などとウンチクを(主に女性陣に対し)披露。で、私は…「柳川鍋がない!大分の椎茸がない!!長崎のトルコライスもカステラがない!!!(←いや、さすがにそれはないだろう)」仕方ない、鹿児島のトンコツを注文しよう。
 で、例によって何をしゃべっていたのかよく憶えていなかったりするんだな、これが。
 そうこうしている内に、遅れておいどん氏とS氏が到着、サ、次の店に行くか。
 …しまった、店の名物のはずの鉄鍋餃子を注文するのを忘れていた!

 次はカラオケに突入!
 …で、何を歌っていたのかこれまたよく憶えていないんだな(笑)
 おいどん氏の聖子ちゃんはよく憶えているが。

 p.s.
Sさん、金取り過ぎたんで今度会った時返します。


ロ・ロ・ロ・ロシアンルーレット

 先日の旅行中の車内、けんけん氏が「ロシアンルーレットたこ焼きってのがあるらしいですぜ」という話をしていました。何でもひとつだけとても辛くなっているそうで、罰ゲームメニューとしては最適ではないかと。

 これがそのロシアンルーレットたこ焼きである!
 本日、たまたま入った居酒屋のメニューにそれはあった!これはもう注文するしかないでしょう!!
 よし、先陣は私が斬ろう、意を決して最初の一粒を口に運ぶ…

 …はずれだ!
 では次の方…これもはずれだ!
 …ひょっとして、当たりなんてないんじゃないのか?そう思われてきていよいよ最後の一個。

 やはり当たりは存在した!!
 で、当たりの感想。
「いやそんなに辛くないですよ、ただ口の中でいつまでも辛さが後を引きますがね」
 それは「とても辛い」というのでは?

 ちなみに、当たりの人だけアイスクリームが付きます。アフターケアも万全?!


 今日は一日お疲れ休みを貰いました。
 ではまだ見ていなかった新作の残りを見ていこう!
 ちょこっとSiterがヒット、原作通りの作りですが魅力を引き出せているかと。エンディングは電波ソングですかい?!
 NHKへようこそは…アニメでやる必要がある作品だっただろうか?

 では本日の昼食。
 甲州名物を一堂に集めたお弁当。ご飯類はまず左下が名物アワビの煮貝を炊き込んだご飯、アワビの塩気が食欲をそそります。左上は栗とシメジのご飯、こちらは栗のほんのりとした甘さが対照的です。