かにめし

 かなや/1050円
 長万部名物として全国にも名高いかにめしであります。なお、駅売りはありませんので駅前の店へ買いに行く事になります。食べるのはもう何度目だかわかりませんが、やっぱ作りたてが一番旨いですな。

特急に乗車

 腹も膨らんだところでスーパー北斗に乗り一駅、洞爺で下車。
 現地はいまだサミットが続いているかのようです。
 本日はこの後洞爺湖温泉へと向かいます。
 …なんだけど。
 洞爺駅にるぅ嬢を一人残し、私は普通列車に乗り換えてさらに進みます。
 着いたのは洞爺から二駅の長和駅。
 ではここで撮影ターイム!

有珠-長和

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携帯用地図
 長和駅下車、駅前の道を直進。国道に当たったら左折(洞爺駅方面)へ。そのまま道なりに進んでいく。途中から坂道になりその途中に車の駐車スペースがある。鉄が踏み固めたと思われるお立ち台があるのでそこで撮影。駅から徒歩20分ほど
駅前の道と国道のぶつかるあたりにスーパーやコンビニがあるので食料などはそこで仕入れる事。
 長和駅は普通列車しか止まらないが室蘭本線と平行に道南バスが走っている。
 さて、撮影ポイントでカメラもセッティングしたところでるぅ嬢にメールを飛ばしてみる。
 今頃は洞爺湖行きのバスに乗っているとこかな?、と待つ事しばし、メールの返信が。

「バスに乗り遅れた?」

 どうすりゃ駅前から出るバスに乗り遅れるのやら。
 さらに…

「メガネ壊した?」

 なんじゃそりゃ?っ!?
 何でも駅のガラス戸が見えなくてそのまま突っ込んでしまったそうだ。
 不安を残しつつ撮影。

洞爺湖へ

 撮影後、長和の市街地まで戻って、洞爺湖行きのバスに乗車。
 途中、「○○駅」というバス停がいくつかあったのだけど、そうか、旧胆振線の駅があったところなのね。
 しばしの乗車で洞爺湖温泉に到着。先に着いていたるぅ嬢がお出迎え。
 …何か不景気そうな顔してますが。
「メガネが歪んでよく見えない」
 うーむ。

洞爺湖巡り

 なので一旦宿へ行って休憩。
 本日の宿は洞爺山水ホテル和風。旅行5日目にして初の観光ホテルであります。
 んじゃちょっくら散策しますか。

 洞爺湖畔であります。

 宿までの道を歩いていると、足湯発見!
 ではお待たせしました、るぅ嬢のせくしぃショットを公開!!
 …アラ、お湯が濁っていてよく見えませんなぁ(笑)
 仕方ない、ここは私のせくしぃショットでお楽しみください。

夕飯

 旅の楽しみはやっぱ食事ですなぁ。
 さすが洞爺湖のホテル、料理がずらりと並んでおります。
 …なんですが、ちょっと気になったのは料理の説明とかがなく、そのまま出されただけなんですよね。後から知ったのですが、この膳に並んでいる豚なんですが、昨年の洞爺湖サミットで出されたものと同じ料理なんだそうです。せめてお品書きでもあれば…
 こちらメインの帆立焼きですけど、多分噴火湾産だと思うんだけどな。
 本日は炊き込みご飯だそうで。
 デザートです。

食事の後は風呂



 女子中学生キターーーッ!!!
 るぅ嬢の目つきが厳しくなった!(笑)
「さぁ、今すぐ風呂に行って『いやん、お姉さん時間間違えちゃった。あら、最近の娘は発育がいいのね、フニフニ』と、四コママンガではお約束の展開をやってくるのだ!!」
 …あっさり却下された(泣)
 といったとこで風呂に。ウーン、女子中学生の残り湯(以下自主検閲)

 洞爺湖名物の湖上花火など見つつ夜は更ける…。

小樽観光

 朝食後、ロビーで待つ事しばし。
「やぁお久し振りです」
 実はこの地で親戚がタクシーやっておりまして、今日は一日観光やらに付き合ってもらう事にしていたのでした。
 ではまずは、市内に残る明治来の建造物を…車窓で楽しんで、と。
 花より団子、まずは今や小樽のスイーツといえばここ、ルタオである。名物チーズケーキをあちこちに発送。しかしこの店、ここ10年の店なんだよなぁ。どんな時代であってもいい物と戦略があれば売れていくんだなぁ。
 続いて向かいにあるオルゴール堂に吸い込まれていく~。支店から続いて本店を巡る。まさに店内オルゴールだらけで圧巻。そしてるぅ嬢、買う気はなかったといいつつしっかりゲット。るぅ嬢、いよいよ小樽の魔力にかかってきたような…。
 続いて小樽土産といえばの北一硝子。当然の如く食器などを購入。…一体いくら小樽の町に落としていっているんだ?!
 ついでに北一のヴェネツィア美術館へも。本物のベニスのゴンドラが飾られておりまして、思わず「お手をどうぞ」などとやってみたり。アレ、何でるぅ嬢はやってくれないのかな?(笑)

寿司

 一通り物欲を満たしたところでお昼の時間。小樽に来たからにはやはり寿司を食していかねばなるまいに。
<%= scrollmap'43/11/36.457,141/0/21.476 scale:10000' %>
携帯用地図
 という訳で連れて行ってもらったのがすし田という店。
 さすがにいいネタ使っていますね~。値段は…普段一皿100円ばっかり食べている人間には高いのか安いのかよくわかりません(笑)

積丹半島

 適当なところで切り上げて、ここからは「折角の車なんだから」という事でドライブ。行き先は積丹半島。
 天気も回復し、ここは海岸沿いに国道が走り北海道でも屈指な風光明媚な車窓が楽しめ…
 大分新道に切り替わっているなぁ。
 という訳でトンネルの間から見える景色をば。
 ここは黄金岬とその先に浮かぶ宝島。
 アイヌ語で「犬の神様」という意味のセタカムイ岩。犬に見えるかな?
 こちらは夫婦岩。いろいろ奇岩が続いております。
 積丹半島の美国まで往復して余市まで戻ってきました。
 …で、何故にスペースシャトルが?!
 ここ余市は宇宙飛行士の毛利さんの出身地なんだそうで。で、これは公衆温泉施設。ちなみに毛利さんを記念して作られた宇宙記念館がありましたが…潰れたそうだ(泣)
 後は国道を倶知安方面へと進みます。そして稲穂峠のトンネルを越えると…霧の真っ只中だった。さすが山の天気は変わりやすい。
 峠を下ったところで小沢の集落。で、ここで我々は国道を外れるのであった。で、進んだ先には…
ここに地図携帯用地図
 三田牧場という牧場が。
 何故ここに来たのか?その答えはコレだ!
 アイスクリームである!(笑)正直どこでこのアイスの存在を知ったのかは(ネットのどこかで見たのは確かですが)忘れてしまいましたが、地元ドライバーの親戚も知らなかったこのアイス。
 ちなみにアイスは週に一度しか作らないそうで、この日はラムレーズンしか残っていなかったのですが食べてみると…コレが旨かったりする(笑)。
 で、これだけのものならば…「結構売れていますか?」
「全っ然売れていません!!(力説)」
 牧場の他小沢の町内で買える店舗がありますのでよろしければどうぞ。

スイーツタイムの次は鉄タイム

 牧場を後にして向かった先は…撮影地(笑)ここに地図携帯用地図
 SL撮影で有名な倶知安峠の撮影地。小沢から倶知安への上り坂である。
 小沢駅下車。駅前の国道を倶知安方面へ。ワイス温泉の交差点を右(岩内方面)へ。すぐガードをくぐると右に線路際へ出る道がある。
 現地(ワイス温泉)までは本数は少ないがバスがある。 るぅ嬢ほっといて撮影(笑)
 さぁ、次は倶知安で羊蹄山をバックに撮影だ!
 …撮影ポイントが見つからず(泣)あのC62で有名なポイントはどこなんだ?!!
 倶知安の町を出たあたりで羊蹄山が顔を出してきましたとさ。

宿到着

 といったところで本日の宿に到着~。



 エ?、これはともりん先生の駅狩ではありません(笑)
 本日の宿はここ、比羅夫駅、またの名を駅の宿ひらふ
 ここは全国唯一、駅舎をそのまま使った民宿なのである!
 では中に~



 ぬこキターーーッ!!
 彼こそはこの駅の主といってもいい、猫のしま太郎(我々の間ではニャー)なのであった!!
 しかもやたら人懐っこい!るぅ嬢メロメロです。
 おっと、ニャンコにばかり気を取られていてはいけない
 まずは宿主に一言お詫びを。実は当初は列車で来る予定で予約を入れていたのですが、到着予定列車に乗っていなかったもので電話が掛かってきていたのでした。
 まずは駅舎の中へご案内。
「今日は他に(宿泊客が)いませんので、お好きな部屋でどうぞ」
 折角なので元々駅員が寝泊りしたベッドの部屋へ。

 こんな感じ。左は現在食堂として使っている部屋ね。
 といったとこで、まずはご飯にしましょう。


 そう、この宿の魅力のひとつ、それは日本唯一、「ホームでバーベキュー」!!
 暮れゆく駅のホームで肉をつつくというのも、なかなかに楽しいものです。
 ではここでしま太郎写真集でお和みください。


 で、ニャーは食事中にいずこへとともなく出かけていってしまいました。
 宿の主人いわく、「最長二週間いなくなったことがある」「2km先まで出かけている」そして「何軒かの雌猫のいる家に行って餌をもらっている」
 ニャーですら彼女がいるというのにお前らときたら(笑)
 さて、ご飯を食べたら次はお風呂ですな。

 で、中に入りますと…
 ランプの明かりだったりします。で…
 ム、これは見事な一刀彫(笑)
 丸木風呂です。さらにお湯を沸かす燃料は石炭だったりします。
 さらにさらに、屋根が一部開くようになっています。つまりは…露天風呂。
 いや~、駅のホームでお湯に浸かりながら星空を眺められるのも、ここだけの特権ですな。

トンネル餅

 先ほど小沢の集落へ立ち寄ったとき、「ア、そういやこんなのあったぞ!」と思い出して購入。
末次商会/円
 時は明治、函館本線開業時より小沢の駅で売られているというトンネル餅であります。トンネルは駅前後の稲穂峠と倶知安峠のトンネルを意味しており、この開通を祝って出来たのだそうです。
 原料は米と砂糖だけ、だそうで、一口食べれば素朴ながらも後を引く引く、あっという間に一箱空いてしまいました。
 今ではすっかり寂しくなった小沢駅ですが、駅前の末次商店で変わらぬ味で売られています。

 いや~危うく見落とすとこでしたよ。偉いぞ自分の記憶力。
 さらにもうひとつおやつが…。

 生キャラメル再び(笑)
 しかも今回は宮崎とのコラボというマンゴーキャラメルだ!
 ここで話は昼過ぎに遡る。
 親戚まわりをしていると、お菓子が出された。それがこれ。
「先週十勝を旅行したときに買ってきたの~牧場行ったけどたいした事なかったわね」
 …だそうだ。
 いや~危うく見落とすとこでしたよ。偉いぞ自分の記憶力。
 さらにもうひとつおやつが…。

 生キャラメル再び(笑)
 しかも今回は宮崎とのコラボというマンゴーキャラメルだ!
 ここで話は昼過ぎに遡る。
 親戚まわりをしていると、お菓子が出された。それがこれ。
「先週十勝を旅行したときに買ってきたの~牧場行ったけどたいした事なかったわね」
 …だそうだ。