出発

 にしてもいい天気ですな~。正直このまま狩勝峠へ向かって写真を撮りに行きたい誘惑に駆られますが…マ、マァ足もないしとか自分に言い聞かせて自重。 今日ももはやお馴染みになりましたタクシーでの移動。またもや女性ドライバーの方でした。
 で、そばロードの所以はこのそば畑であります。
 新得駅から特急に乗り込み、目指したのは池田。
 ワイングラスの噴水がシンボルの池田駅、ここからは…またタクシーであります。

まきばの家

 池田というと十勝ワインの地ですが、我々が目指したのは…駅から車で10分ほどの丘の上にあるまきばの家という施設。
 ちょっと写真だとわかりにくいかも知れませんが、コテージなどがあるキャンプ場です。かつてはバーベキューなどで繁盛していたそうですが…
 敷地内を歩いても係員の人はいるけど観光客には出会えず…マ、ほらまだ早い時間だから(汗)
 場内のカフェが開いているので取りあえずおやつにしよう(笑)
 るぅ嬢が名物とろとろまきばプリン、私は本日のデザートというやつを。
 で、相変わらず観光客が現れない中、我々が何を待っているのかというと…
  シープドッグショー!!
 今回の旅行の下調べをしているときに見つけたこのイベントにるぅ嬢のドッグセンサーがマックスに!という訳で他に牧場見学やらなにやら考えていたのですがそんなのはすっ飛ばしてこの地にやってきたのでした。
 そしてこの三匹が本日の主役。
 ブリーダーの方の号令で一糸乱れぬ行動を…アラ、言う事聞かないやつもいたりする(笑)
 いやいやホイッスルなどを合図に自在に羊の群れを操るのでした。その妙技には感心させられます。
 犬たちのデモの他に羊の毛刈りの実演や子羊への乳やりなどもありまして…るぅ嬢乳やりに挑戦!無理やり引きずり出したのは内緒だ。 ではここでお昼。まきばの家の中にあるレストラン「LOCANDA DEL BOSCO」へ。何でも十勝の食材でのメニューが揃っているそうで。
 こちらは道内産帆立と野菜のニンニクソーススパゲティ。
 そしてこちらは幕別産インカの目覚めのニョッキ。
 …インカの目覚めってなんだーーっ!!
 じゃがいもだそうです。
 さて、この後はデザートが出てくるそうですが…。



 …どこかで見たような。


 さすが本日のデザート、園内共通ですな。
 …なぜこの可能性に気付かなかったのだ…。

ワイン城

 まきばの家を後にして次に向かいしは、やはり寄らねばなるまい、ワイン城。
 では(ベタな)記念撮影。
 係員の方から十勝ワインのいわれを聞きながらの有料ワインの試飲。うまうま。
 ワイン城の横にあるドリカムミュージアム。ヴォーカルの中の人が池田町の出身なんだそうで。残念ながらこの日は休館でありました。

池田駅に戻る

 そーいや婚活ナイターとかいう企画やってたなぁ。ちなみに、北海道の主要駅ではもれなく稲葉選手がニッコリ笑う等身大看板が設置されておりました。
 ここから帯広へと戻ります。

帯広観光

 帯広といえば豚丼をはじめいろいろと名物がありますが…やはりスイーツの街である!!
 という訳でスイーツ巡り!!…ただ実は行きたいと思ってピックアップした店はどこも駅から遠くて…。なのでまずは駅ビルの中のお菓子やコーナーへ…狙っていた店がなくなっている~。ガックシ。
 なのでその中に出店している定番の六花亭へ
「すいません、本店への道教えてください!」
 既にマップが準備されていたあたり、同じような人は多いらしい。
 という訳でここがかの有名な六花亭の本店であります。るぅ嬢がバターサンドはじめいろいろ買いまくっていますが気にしないようにしましょう。
 続いてはそこからほど近くにある柳月。こちらの名物は白樺をイメージしたというバームクーヘンの三方六、またもやるぅ嬢がいろいろ(以下略)

十勝を後に

 帯広で圧倒的に荷物が増えた気がするが(笑)、これにて十勝は終了、特急とかちで一路札幌へと戻ります。
 新得を過ぎ狩勝峠を登っていき新狩勝トンネルを出るところで昨日来た道と分かれて石勝線へ。この路線の魅力は線路以外何もないところ…
 …隣で高速道路作っているなぁ(ガックシ) 定刻に札幌着。ここから乗り換えて本日の宿泊地、小樽へ。 小樽着、ではホームで記念撮影。他にも一組記念撮影中。やはり永遠のスターなのだなぁ。
 という訳で本日の宿は駅前の道をまっすぐ下りた運河の傍にあるホテルソニア どちらかというとビジネスホテル的なのですが、アンティーク調ないい感じです。

十勝牛ワイン漬けステーキ弁当

 よねくら/1050円
 池田の駅弁といえばコレ!注文販売なので朝、池田駅に着いた途端にkioskに発注しておいたのでした。
 思い起こせば数年前、北海道を旅行した時のこと、根室本線を進んでいた私は発注の電話をしたのだが、「スイマセン、今日定休日なんですよ」の無情の一言で諦めてざるを得なかったのであった。その味が今ここに!
 ではお肉を…旨い!そして柔らかいよ!これがワインで漬けた効果なのか?!そして写真ではわかりづらいでしょうが、肉が二枚重なっているんですよ。太っ腹!!これで1050円は安い!

宿を後にする

 宿の大将、別れ際まで天文の話をしたくて仕方がないといった様子でありました(笑)
 昨日と同じタクシー会社を宿まで呼びつけ。オヤ、また女性ドライバーだ。
 車に乗り込み、「スイマセン、線路沿いに駅へ向かってください」
 ロケハンをしておかないと(笑)
 といったところで美瑛駅到着。
 ではここからは美瑛の丘を巡っていきます。まずは駅前にある松浦商店 で昨日のうちに予約しておいた電動アシスト自転車をレンタル。ちなみにアシスト自転車は台数が少ないのでオンシーズン時は予め予約しておいた方が吉。
 店の方からコースのアドバイスを受けた後、出発。
 まずは平坦な道を進んでいきます。さすがにこの辺はアシストがなくてもスイスイと進んで…オィるぅ嬢よ、電源入れるにはまだ早いぞ。
 が、線路の踏切を渡り、国道を越えたところからいきなり長い上り坂がスタート、るぅ嬢既にバテています(ヲイ)

 美瑛観光のひとつが特徴的な丘の上に立つ木々を見ていくところ。
 左がケンとメリーの木、右はセブンスターの木。詳しくは美瑛町観光協会へ。
 さて、ここら辺で気付いたのですが、観光客にチャイニーズの方が目立っております。るぅ嬢の話だと「向こうで北海道を舞台にしたドラマがヒットした」んだそうだ。何だろ?
 キタ!北海道名物myバス停だ!
 マイルドセブンの丘だそうだ。
 沿道には牧場も点在しております。

昼食

 ではここらでお昼にしましょう。
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携帯用地図
 マイルドセブンの丘からさらに先にあるランドカフェです。ドイツ人のオーナーが経営しているようですが、食べている最中に姿が見えない。ハテ?と思ったら。
「さっきから出入りしているよ」
 背中の方で動いていたようで。

 という訳で日替わりはチキンのクリームソース煮、それとソーセージランチ。自前の農園で育てた野菜で作っているそうです。

さらに自転車をこぐ

 腹も膨らんだところで今度は北西の丘へ向かいます。
 るぅ嬢命名「パラソル犬」(笑)
 北西の丘へ来ました。景色はいいのですが…。
 るぅ嬢ここで体力が限界に達したようで。
 ひたすら麓に向かって下り坂を降りていき、るぅ嬢は駅へ、そして私は…
●富良野線 美瑛-美馬牛
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携帯用地図

 今朝方タクシードライバーのおばちゃんお姉さまに教えていただいたポイントで撮影。
 さて、無事に撮影は終えられたのですが…我々が乗る列車の出発まで残り20分(汗)この短時間のうちに駅まで戻り、自転車を返却しなければ!
 となれば電動アシスト全開、チェーンよもげよとばかりに駅まですっ飛ばす!
 …5分で着いた。

ラベンダー畑

 美瑛から富良野線で移動。次の目的地は中富良野のファーム富田、シーズン中はすぐ近くにラベンダー畑駅が営業しているのであら便利。
「…止まらない」
 駅でもらった時刻表を眺めていたら臨時のトロッコ列車しか止まらないようである。
「仕方ない、中富良野駅から自転車を使おう」
 るぅ嬢世界が終わるような表情です。
 駅からちと歩いて町役場の近くにある貸し自転車屋へ。…前にもここで借りた事あるような。
 で、まぁ中富良野といえばふらのちゃんな訳で。
 自転車を走らせる事しばし、ご存知富田ファームへやって来ました。
 花より団子(笑)ソフトクリームもいいがとろとろプリンも旨し。
 で、ここで撮影タイム。
富良野線 西中-中富良野
3/25/2.194,142/25/47.831
携帯用地図
 ファーム富田内のトラディショナルラベンダー畑からの撮影。作例では建物が入っているが、姿勢を低くして道路や建物を入れず、望遠で撮る例も。

駅へ戻る

 ファーム富田を後にして、…るぅ嬢最早わずかな上りも上がっていく事ができません。何とか自転車屋まで戻る。
 再び中富良野から富良野線に乗り込み、終点富良野で乗り換え。
 側線に留まっている車輌など撮影していたら発車ベルらしきものが聴こえてきたので慌てて飛び乗る。
 ここからは根室本線の乗客。
 途中の幾寅駅、カメラを向ける乗客がいるので何かと思ったら、鉄道屋の舞台、幌舞駅として使われた駅なのね。運転手さんもサービスで停車時間延長。

 列車は狩勝峠を越えて終点の新得へ。

せきぐち

 新得といえばそばである!ちなみに新得を走る国道は別名そばロードとも言われ、その周囲はそば畑が固めているのでありました。ここはそば屋へ行かねば意味がない!
 最初行こうとした店は…定休日だった(泣)
そこで駅前にある食事処せきぐちへ。
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携帯用地図
 名物の天ぷらそば定食を。こちらのお店はそばが太いのが特徴。新得産そばはなかなかいけますな。ちなみに駅構内のそば店もこちらのお店の経営ですので、列車旅でも同じ味がいただけます。