朝起きたら
オリンピックの開催が決まっていた。 さて、このニュースを見ていると該当でのインタビューがあった。オリンピックについて聞かれた中学生ぐらいの少年が一言、「出たい」。 そうか、「見たい」じゃなくて「出たい」なんだな。何かはっとさせられた瞬間だった。いやその心意気やよし。なるほどこれがオリンピックを日本に持ってくる意義だったんだ。とかく目標を見失いがちな今の世の中で、スポーツだけでなく多くの分野で明確な目標となるものを掲げるのはなかなかによい選択だったのかも知れない。 ただ前回はとかくハードにばかり力が注がれたが、今回は例えば国民の体力低下が叫ばれる中、この改善などソフトの分野の充実なども忘れずに図っていくべきであろう。それが前回とは違う、2度目のオリンピックを開催する意味になるのではないかと思う。