撮影地紹介


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乗鞍

乗鞍は、北アルプスの南にあって、3026mの日本で7番目に高い休火山です。長野県側からは県道で、岐阜県側からは乗鞍スカイライン(有料道路)で、アプローチすることができます。それぞれの終点が畳平駐車場につながっていて、ここが車で行ける日本最高地点(2702m)になります。天気がいいと藍に近い青空が出迎えてくれます。機材を車でそのまま運べるので天文観測・撮影のメッカになってます。 駐車場から山頂へは、徒歩で90分。また、駐車場の周りには、小高い山がありそこからアルプスの山々を眺望してみたり、万年雪やお花畑などを見たり、いろいろ楽しむことができます。
夜は、道が封鎖され下山できなくなりますが、「漆黒の天蓋に針で刺した無数の穴から光が漏れる」ような素晴らしい星々を見ることができます。
しかし、残念なことに2003年より上高地同様マイカー規制により車で行くことができなくなります。(朝日新聞2002/5/1朝刊より)
ところで、乗鞍など夏のシーズンに星を見に行く時、宿を取らず車内で宿泊することにしています。ここで問題になるのが食事です(笑)。私は、お湯を沸かしてカップ(あるいは袋)ラーメンを作ってすすることを基本スタイルにしています。体が温まるのもさることながら、簡単でゴミが少ない、これが一番ですね。(右は、私の食事道具セットです。)もちろん食事にこだわったりする人もいますし、また人数が多くなると食事が豪華になったりします(笑)。




黒森

山梨県須玉町と長野県境にある黒森(清里と山をはさんだ位置)は、標高1000mくらいの所にあって、まさに山間の集落がぴったりくる様なところです。市街地や高速道路などから離れているので、夜になると美しい星空が広がります。そんなに雪が降らないので、星空は冬がお薦めです。しかし、かなりな寒さ(氷点下10℃位)を覚悟しなければなりませんが・・・(汗)。
まず、黒森では独特の形をしたみずがき(瑞牆)山が出迎えてくれることでしょう。そして、鉱泉・そば・ほうとう・山菜・花豆が名物で、夏はテニス、冬は雪遊びが楽しめます(でも夏行ったことないのですが・・・)。学生の時にサークル(天文研)の活動として初めて訪れて以来、卒業してからも 6年近く毎年のように黒森にお世話になっていて、年に一度は黒森に行かないと落ち着かない(笑)と仲間内でも話す位です。
さて、定宿として黒森でお世話になってるのは、民宿五郎舎さんで、気さくなおじさんやおばさんがボリュウム満点の食事でもてなしてくれます。
また、昨年新しくなった本館には16畳の客間などがあり、昼間は民宿とは思えない位過ごしやすい宿です。また100畳(だったかな?)のプレハブもあり、多数のメンバーでの参加も大丈夫だそうです。

ただ、環境破壊の波がここにもやってきていまして、都会の光が闇を照らし年々空を漆黒から灰色に変えてきています。。。




富士山

「富士山で私が使う撮影地は、東が開けている「須走5合目」、南が開けている「新5合目」、南東が開けている「太郎坊」、そして富士山と星々が写せる「朝霧高原」、の3ヶ所です。

須走5合目」へは、御殿場ICから国道138号→東富士五湖道路をちょっと走って、登山道を走り、御殿場ICから30分位で終点の駐車場に着きます。枝分かれした先に階段状の駐車場が2つあります。
上の段第1駐車場のできるだけ奥に駐車すると(写真の緑矢印辺)登ってくる車のライトの影響が少なてすみます。

「新5合目」へは、御殿場ICから国道138号→(国道246号)→県道23号→富士山スカイラインを使って、45分位で終点の駐車場に着きます。こちらは楕円系の駐車場になってますので、これまたできるだけ奥に停めるといいでしょう。ここからは、写真の通り富士川や清水市が望めます。
県道23号から(富士山スカイラインの入口付近)にある太郎坊駐車場でも、時々撮影を行います。2001年の獅子座流星群はこの太郎坊で観望しました。また観望会などもよくここで行われます(左は、太郎坊より望んだ富士山です)。

これらの駐車場では乗鞍のように夜閉鎖されることはないので、(思い立ったら)夜行くこともできるのですが、街灯など明りが全くないので、観望・撮影で初めての行く場合は、明るい中に行くことをお勧めします(深夜は猛スピード飛ばす人も出て危険ですし・・・)。
また、7月から9月の登山シーズンには混雑して、駐車場内に駐車できない場合があります。

富士山山腹でない朝霧高原、運転などに気をつけることが少なくなります。この朝霧高原で私が行くポイントは、富士ICから国道139号を走り、静岡・山梨県境辺りです。県境の開けた所に駐車スペースがあって(東側)、そこに車を停めます。深夜トラックが走るので、騒音と排気ガスが結構気になるのですが・・・、雄大な富士山のシルエットを見ながら星を見ることができるので、おすすめです。
1998年の獅子座流星群では、ここで上のような写真を撮ることができました(詳しくは、こちら)。

そして、右がおまけの山頂の風景です。小学生の時8合5勺で挫折したことがあっただけに、"いつかは山頂へ"と思っていました。案外早くその機会が訪れました。




清里

清里は、山梨県高根町にある言わずと知れた有名な観光地ですね。夏のシーズンは、それなりに混む(らしい)のですが秋になると閑散とし、八ヶ岳のシルエットを見ながら星を見ることができます。
清里にでお世話になっているのが、ペンションスケッチブックさんです。ログハウス風の外観は、まさに高原のペンションのようです。時々被写体になってもらっています。

ここのオーナーさんが、とても星に詳しく敷地内のドームには35cm望遠鏡があり、希望すれば、様々な星々を見せてくれます。
また、朝晩には趣向をこらした本格的西洋料理が、そして朝食にはあたたかいパンに美味しいコーヒーや牛乳が楽しめます。

普通、夜間ごそごそと活動するのを嫌がる宿が多いのですが、五郎屋さんも、スケッチブックさんも、夜間観測に理解があって助かっています。

あと、清里では撮影場所として好適な美し森に、町営たかね山荘(0551-48-2311(代))があり、こちらももおすすめです。




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