![]() | ● 基本データ 常磐線は、東京都の日暮里駅から宮城県の岩沼駅までを結ぶ主要幹線である。首都圏近郊から茨城県へ、そして太平洋側を経由して、福島県浜通り・宮城県南部を走っている。また、上野-仙台駅間を列車が運行されており、大きな視線でみると東北本線と並行に走っているようにみえる。 常磐線は、明治22(1889)年1月16日、水戸鉄道が小山-水戸間が開業したのがはじまり。明治25(1892)年3月1日、水戸鉄道が日本鉄道に買収され、友部から西へ小山までを水戸線とし、友部から南へは土浦線として、明治28(1895)年11月4日土浦まで開業した。翌年田端まで延伸、首都圏と結ばれた。一方、水戸から北へは、磐城線として明治30(1897)年2月25日平(現;いわき)まで開業。翌年8月23日、田端-岩沼間全線が開通した。田端接続は、のちに日暮里に変更され(明治38(1905)年4月1日)、現在の形が完成した。日本鉄道は、明治39(1906)年に買収・国有化され、明治42(1909)年の線路名称設定時に、友部-水戸間・土浦線・磐城線が常磐線となり、小山-友部間が水戸線となった。 昭和24(1949)年7月6日、北千住-隅田川間で国鉄総裁下山定則が遺体となって発見される下山事件や昭和37(1962)年5月3日、三河島-南千住間で死者160人を出す三河島事故(国鉄戦後5大事故)が発生するなど、負の歴史もある。国鉄民営化後はJRへ、そして現在に至る。 昭和33(1958)年10月、東北地方初の特急「はつかり」が常磐線経由(上野-青森間)で運転されたり、昭和40(1965)年10月より、上野-青森間で寝台特急「ゆうづる」運転が開始されるなど、優等列車が走る賑やかな路線であったが、現在は常磐線を走る特急は「ひたち」と「フレッシュひたち」のみである。 常磐線の慢性的な混雑緩和を主な目的として、平成17(2005)年8月24日につくばエクスプレスが開業した。つくばエクスプレスの計画当初はJR東日本も協力していたが、のちに競合関係へと変化した。その為、つくばエクスプレス開業前である同年7月9日にダイオ改正が行われ、速達化を計られた。 湘南新宿ラインの成功をうけ、線路を上野駅から東京駅まで延伸し、常磐線が宇都宮線・高崎線とともに上野駅からノンストップで東京駅まで、更に東海道本線にも乗り入れる計画がある。 ※ 本線クラスなので距離が長く、直通列車は特急しかない(それも数本)。普通列車の場合でも何度か乗り換えなければならない。
| 利根川を渡って取手駅。取手駅と藤代駅の間には死電区間(デットセクション・・・電流が流れていない区間)があり、いくつかの列車ではしばらく車内の照明が消える。これは茨城県八郷町(筑波山の東)にある柿岡地磁気観測所に影響を与えないためである。ここら辺になるとだいぶ田畑も多く見られるようになり、また駅周辺を中心にベッドタウンとしての開発が進んでいるようにも見える。土浦駅を出発すると、進行(仙台)方向右手に霞ヶ浦を見ることができるが、林と林にちょこっと見える程度である。友部駅に到着すると水戸線が合流し、住宅地が目立ち始め、偕楽園の木々が車窓を過ぎると水戸駅に着く。 駅前の水戸黄門に見送られて水戸駅を出発。ほどなく、茨城県の大河那珂川を渡る。天気がいいと進行(仙台)方向右手に大洗の展望台などが見ることができる。那珂川の対岸には勝田駅があり、ここから茨城交通湊線が出ている。乗り場は勝田駅2番ホームに併設されている。 東海を過ぎ大甕、常陸多賀近くを走ると工場が近づく。特に有名なのは工業都市・日立だろう。北茨城になると再び田畑が多くなり、県境の勿来関を越え福島県に入る。ちょうどその頃勿来の海を車窓に見ることができる。磐越東線と合流すると福島県浜通り地方最大の都市いわき市の中心、いわき駅に着く。 しばらく市街地を走り、いわきから4駅目の四ツ倉駅付近から再び太平洋があらわれる。久ノ浜、そして末続と、海が見えたかと思ったらトンネルに入りと車窓は目まぐるしく変化する。「今は山中、今は浜、今は鉄橋渡るとこ〜♪」と鉄道唱歌に歌われたのがこの区間なんだそうで、そのことがうなずける。しかし、海が見えるのもこの区間までで、末続駅の次の広野駅からは遠くに海が見える程度になる。地図では常磐線は海沿いを走っているような感じであるが、海が望めるのは、勿来付近と末続付近だけである。 広野駅を出ると、遠くに火力発電所が、富岡駅に着く前には原子力発電所が見える。この区間は、谷の中を走り、駅が近づくと集落になるというのの繰り返しで、車窓は単調になる。 原ノ町を過ぎ、相馬を出発すると、だんだん視界が開けてきて、同時に家屋が多くなる。進行(仙台)方向、左手遠方には阿武隈山地の北縁の山々が並走するようになってくる。亘理駅を出ると大河川阿武隈川を渡り、東北本線と合流し終点岩沼駅に到着する。 車窓は、海が望めたりするので、進行(仙台)方向右が楽しそう。 | |||
● 乗りつぶし記録
・1985.03.17. つくば万博に行く、その際日暮里→土浦間に乗車。
・1985.03.17. その帰り、土浦→日暮里間に乗車。
・1985.08. つくば万博に行く、その際日暮里→土浦間に乗車。
・1985.08. その帰り、土浦→日暮里間に乗車。
・1985.09.16. つくば万博に行く、その際日暮里→土浦間に乗車。
・1985.09.16. その帰り、土浦→日暮里間に乗車。
・2005.06.18. 北関東攻略作戦で我孫子→友部間に乗車。
・2005.11.12. 常磐・只見線攻略作戦で日暮里→水戸/いわき→水戸→岩沼間に乗車。完乗達成。
・2006.08.12. 都区内駅狩り作戦作戦で日暮里→松戸→日暮里間に乗車。
・2006.09.03. 茨城交通星見駅作戦で日暮里→内原→勝田/勝田→日暮里間に乗車。
・2006.11.26. 成田線星見駅下見の旅で日暮里→我孫子間に乗車。
・2007.02.10. 鹿島鉄道 他、茨城私鉄編で日暮里→取手/友部→石岡/石岡→日暮里間に乗車。
・2007.03.17. くりはら田園鉄道作戦で、日暮里→岩沼間に乗車。
・2008.02.11. 入地星見駅で日暮里→馬橋/馬橋→佐貫/佐貫→荒川沖間に乗車。
・2008.02.11. 同、荒川沖→佐貫/佐貫→土浦→日暮里間に乗車。
・2008.03.23. 水戸・日光旅行編で、上野→神立→岩間→羽鳥→赤塚→水戸間に乗車。
・2008.03.23. 同、水戸→友部間に乗車。
・2009.02.01. 千葉私鉄乗りつくし旅で、日暮里→金町間に乗車。
・2009.09.26. 鹿島臨海鉄道攻略で、上野→水戸間に乗車。
● 駅舎写真
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日暮里駅(2005.09.) 三河島駅(2006.08.) 南千住駅(2006.08.) ![]()
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北千住駅(2006.08.) 綾瀬駅(2006.08.) 亀有駅(2006.08.) ![]()
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金町駅(2006.08.) 松戸駅(2008.02.) 北松戸駅(2008.02.) ![]()
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馬橋駅(2008.02.) 新松戸駅(2007.06.) 北小金駅(2008.02.) ![]()
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南柏駅(2008.02.) 柏駅(2006.11.) 北柏駅(2008.02.) ![]()
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我孫子駅(2006.11.) 天王台駅(2008.02.) 取手駅(2007.02.) ![]()
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藤代駅(2008.02.) 佐貫駅(2008.02.) 牛久駅(2008.02.) ![]()
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ひたち野うしく駅(2008.02.) 荒川沖駅(2008.02.) 土浦駅(2006.09.) ![]()
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神立駅(2008.03.) 高浜駅(2009.09.) 石岡駅(2007.02.) ![]()
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羽鳥駅(2008.03.) 岩間駅(2008.03.) 友部駅(2008.03.) ![]()
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内原駅(2006.09.) 赤塚駅(2008.03.) (臨)偕楽園駅(2008.03.) ![]()
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水戸駅(2005.11.) 勝田駅(2006.09.) 東海駅(2007.03.) ![]()
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日立駅(2007.03.) 高萩駅(2007.03.) いわき駅(2005.11.) ![]()
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原ノ町駅(2007.03.) 新地駅(2010.07.)車 岩沼駅(2007.03.)
● おすすめ撮影ポイント
撮影ポイントは、JR線路線別撮影地常磐線にて紹介している。(このページに戻る際は、ツールバーの"戻る"を使って下さい))。