水戸線

最終更新日2010.04.08.


● 基本データ

 水戸線は、1889(明治22)年、水戸鉄道により小山-水戸間が開業したのがはじまり。県庁所在地・水戸に敷かれた最初の鉄道でもある。明治25(1892)年、日本鉄道に買収され、同社の支線となったが、土浦まできていた路線(土浦線(現常磐線))を北に延伸、水戸線と接続させ(接続駅として友部駅を設置)、以降友部-水戸間は常磐線の一部とされ、水戸線は小山-友部間と改められた。
 日本鉄道は、明治39(1906)年に買収・国有化され、明治42(1909)年の線路名称設定時に、旧水戸鉄道区間のうち友部-水戸間が常磐線に編入され、小山-友部間が水戸線となった。国鉄民営化後はJRへ、そして現在に至る。
 明治以来、水戸線は区間の表示、線名の変更等が一切行なわれていないという数少ない例となっている。ちなみに同様の例は、日光線、草津線、桜井線があるのみである。
 優等列車は、上野方面から水戸線経由で水戸方面へ(勝田まで)運転された急行「つくばね」があったが、昭和61(1986)年の同列車廃止後、普通列車のみとなってる。定期貨物列車も姿を消した。
 水戸線の特徴といえば、死電区間(デットセクション・・・電流が流れていない区間)があることである。小山-小田林間にて交直流の切り替え(小山駅構内が直流→小田林以東交流)を行っているのだが、これは茨城県八郷町(筑波山の東)にある柿岡地磁気観測所に影響を与えないためである。同じ理由で常磐線も取手-藤代間で交直流の切り替えが行われている。


[車窓の楽しみ方]
只今、編集中




小山-友部間 50.2km

※ 1時間に2往復が走っており乗りつぶしは容易に行える。



● 乗りつぶし記録

  ・2005.06.18. 北関東攻略作戦友部→小山間に乗車。完乗達成。
  ・2007.02.10. 鹿島鉄道 他、茨城私鉄編下館→友部間に乗車。
  ・2008.03.23. 水戸・日光旅行編で、友部→小山間に乗車。
  ・2010.04.04. 真岡鐵道撮影で、小山→下館/下館→小山間に乗車。往復完乗達成。



● 駅舎写真

小山駅(2005.06.)夜光景
下館駅(2007.02.) 友部駅(2008.03.)



(ともりんが行ってみたい)おすすめ撮影ポイント

 現在、調査中。



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