青梅線
最終更新日2010.01.03.
● 基本データ
青梅線は、中央本線の立川から青梅を経由して、東京都西多摩郡奥多摩町の奥多摩駅に至るJR東日本の幹線路線である。途中の拝島で、八高線・五日市線に接続している。青梅までは、昭島、福生、羽村など東京西部の都市があり通勤・通学路線となっているが、青梅から先は東京都とは思えないほどの車窓風景が広がる。
江戸の時代から青梅から織物や石材、木材を青梅街道を利用して運送することが盛んであった。また日向和田で採掘される石灰石を運搬する目的で馬車鉄道の建設が計画されたが、甲武鉄道が明治22(1889)年4月11日、新宿-立川間(後の中央本線)を開通させたのを機に、甲武鉄道との連絡、乗入れによる効率的な輸送を考慮し鉄道への計画が必要となり、青梅鉄道(後に青梅電気鉄道)が設立された。青梅鉄道が明治27(1894)年11月19日、青梅鉄道が立川-青梅間を開業させ、翌明治28(1895)年12月28日、日向和田までが貨物線として延伸開業された。
明治41(1908)年2月18日、全線で改軌(762mmから1067mmに)され、大正9(1920)年1月1日に二俣尾まで、昭和4(1929)年9月1日に御嶽まで延伸された。奥多摩から産出される石炭を効率よく京浜工業地域に運搬する為、青梅電気鉄道は南武鉄道(現;南武線)と共に浅野セメント(現;太平洋セメント)の傘下に入っていたが、戦時買収により、昭和19(1944)年4月1日に国有化され、同年7月1日氷川(現;奥多摩)まで延伸され全通した。
戦後、沿線の急激な人口増加により、中央線への直通電車運転(昭和24(1949)年6月27日、朝に青梅→東京間(上り)、昭和25(1950)年10月1日、夕方に東京→青梅間(下り))が開始された。現在は、立川-奥多摩間の運転の他、東京からの快速列車が青梅まで乗り入れている。
立川-奥多摩間 37.2km
※ 立川-青梅間は非常に本数が多く楽だが、その先は本数も少なくなり、また盲腸線になるので注意が必要。
[車窓の楽しみ方]
立川を出発した列車は、南にむかう中央本線と分岐し、西にむかうように走る。中央本線から直通してくる列車は立川駅の南側の線路を走り、中央線をオーバーパスして短絡線を走り、西立川直前で合流する。西立川の北には昭和記念公園が広がり、しばらく公園の縁を走るようになるが、西立川駅から公園への通路が設けられているので、日曜など多くの家族連れなどが駅から公園へむかう。そして、立川市から隣の昭島市に入るが、昭島のマスコットキャラクターはくじらだそうで、町内案内板や、東中神駅前のモニュメンとトなどにくじらを見ることができる。ちなみに"あきちゃん"と"たまちゃん"というのだそうだ。また東中神近くの商店街はくじらロードと呼ばれている。
西立川から先は、ほぼ直線を走り、西武拝島線や八高線が頭上を通過してくると拝島に着く。拝島からは五日市線が分岐していき、福生、羽村と西東京の人口の多い地帯を走っていく。そのせいか、平日・休日、また時間を問わず、多くの人が乗り降りをする。羽村の隣は小作(おざく)。駅近くには金毘羅社があるが、これは明治27(1894)年青梅-立川間に鉄道が開通し、小作停車場が開設されたことに伴い、明治34(1891)年3月に、鉄道と集落の繁栄を願って建てられたもの。また、駅北口高架下には、駅開設とともに掘られた懐古の井戸がある。小作の隣、河辺も駅前に大型商業施設があるが、東青梅からは単線になり、車窓の風景も一変する。古くからの民家が沿線に続き、その横を擦るのではないかというくらい近づきながら走り、青梅に着く。
青梅には鉄道公園があり、多くのSLや新幹線(0系)の車輌が展示され、実際に触れることができる。また、映画の街としても知られ、駅前の通りを東に進むと、懐かしい映画の看板が街中に数多く展示されている。また、駅構内のおそばやさんで懐かしい味のそばを楽しむことができる。青梅からは、是非四季の彩車輌に狙って乗ってもらいたい。なぜなら、景色を楽しめるように改装が行われている車輌だからだ。青梅から風景は一転、山に中に入っていくような感じとなり、カーブも多くなる。日向和田を降りて多摩川を渡ると梅園(吉野梅園)がある。また、ここにはへそまんという面白いまんじゅう屋さんがあるが、本当にへそのように見える。そして、石神前には駅名の通り近くに神社があるが、「新編武蔵風土記稿」には「鎮座の年代詳(つまびらか)ならず」とあり、かなり由緒あるものらしい。多摩川は奥多摩を西から東へと流れていくが、青梅線は国道411号線(青梅街道)と共に多摩川の北側をのんびり進んでいく。日向和田-御嶽間は河岸段丘の上を走っていくので、見通しもよく気持ちがよい。特に軍畑付近の丘陵地が素晴らしい。そして沢井には都内唯一の造り酒屋沢乃井さんがある。駅を降りて徒歩5分位の所にあるが、ますは大きなタンクがあらわれるので驚かされる。また日本酒のいい匂いも漂っている。沢井から大きく左カーブをし、進行(奥多摩)方向左手にゆったりと流れる多摩川や右手前方に御岳山の山々が見えてくると御嶽(みたけ)になる。多くの観光&登山客に対応する為、ホームには正規の階段の他に臨時の階段がある。また、駅東には御岳山(みたけさん)のケーブルカー行のバス乗り場があり、御嶽を降りる多くの客は、このバスで御岳山方面に向かう。また、駅近くには神社があり、GW中にはお囃子や獅子舞を聞いたり見たりすることができる。
御嶽からトンネルを抜けると川井。駅ホーム(や車内)から見える奥多摩大橋が印象的だ。川井からはますます山が深くなり、お隣が古里。この駅でも近く(駅北徒歩5分の所)に神社があったが、特に神楽舞台を兼ねている山門が面白かった。鳩ノ巣付近では最も多摩川が近づき、川面も絵の具のような色に変わる。川が深くなっているのか、釣り人は見られず、カーヌーなどを楽しんでいる人々が見ることができる。白丸を出ると、すぐにトンネルに入り、出ると終点奥多摩に到着する。
車窓は、進行(奥多摩)方向左手がよいが(特に青梅以降)、車輌がロングシート(横長座席)なので、乗客の少ない時間を狙って進行方向右側に座り、多摩川が作り出した景色をのんびり楽しむのもよい。
● 乗りつぶし記録
・1990.10. ただ青梅線に乗りたくて立川→青梅→奥多摩間に乗車。完乗達成。
・1990.10. その帰り、奥多摩→立川間に乗車。往復完乗。
・1992.08.19. サークルの合宿(at武蔵五日市)に参加するため立川→拝島間に乗車。
・1992.08.20. その帰り、拝島→立川間に乗車。
・1993.08.26. サークルの合宿(at武蔵五日市)に参加するため立川→拝島間に乗車。
・1993.08.27. その帰り、拝島→立川間に乗車。
・2005.10.02. 彼岸花作戦で拝島→奥多摩間に乗車。
・2005.10.02. その帰り、奥多摩→拝島間に乗車。
・2006.01.22. 写真展に参加する為立川→牛浜間に乗車。
・2006.01.22. その帰り、牛浜→拝島間に乗車。
・2006.01.29. 星見駅作戦で立川→青梅→軍畑間に乗車。
・2006.01.29. その帰り、軍畑→拝島間に乗車。
・2006.02.18. 写真展打上げに参加する為拝島→福生間に乗車。
・2006.02.18. その帰り、福生→立川間に乗車。
・2008.04.27. 青梅・五日市線全駅下車作戦で立川→白丸間に乗車。
・2008.04.27. 同、白丸→青梅→拝島/拝島→立川間に乗車。全駅下車達成。
・2010.01.02. 御岳山乗りつくしで立川→御嶽/御嶽→立川間に乗車。
● 駅舎写真
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| 立川駅(2006.01.)
| 西立川駅(2008.04.)
| 東中神駅(2008.04.) |
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| 中神駅(2008.04.)
| 昭島駅(2008.04.)
| 拝島駅(2005.10.) |
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| 牛浜駅(2006.01.)
| 福生駅(2006.02.)
| 羽村駅(2006.01.) |
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| 小作駅(2008.04.)
| 河辺駅(2008.04.)
| 東青梅駅(2008.04.) |
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| 青梅駅(2006.01.)
| 宮ノ平駅(2006.01.)
| 日向和田駅(2008.04.) |
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| 石神前駅(2008.04.)
| 二俣尾駅(2008.04.)
| 軍畑駅(2006.01.) |
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| 沢井駅(2008.04.)
| 御嶽駅(2008.04.)
| 川井駅(2008.04.) |
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| 古里駅(2008.04.)
| 鳩ノ巣駅(2008.04.)
| 白丸駅(2008.04.) |
| 全駅掲載 |
| 奥多摩駅(2005.10.) |
● おすすめ撮影ポイント
撮影ポイントは、JR線路線別撮影地青梅線にて紹介している。(このページに戻る際は、ツールバーの"戻る"を使って下さい))。
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