● 基本データ おおさか東線は、片町線の放出(はなてん)から関西本線の久宝寺を結ぶJR西日本の幹線路線である。 もともとは、平野-放出-千里信号場(現在は吹田信号場)間に開業(昭和6(1931)年8月10日)した片町線の貨物支線(城東貨物線)であったが、大阪東部の人口増加に対処する為、そして大阪環状線の乗客集中を避ける為のバイパス(外環)路線として、この城東貨物線が注目されるようになり、この貨物線を改良、旅客線化がなされることになった。 この城東貨物線を旅客線化にする計画は昭和25〜35(1950年代)頃から構想されていたが、この時には関西本線の貨物支線である八尾-杉本町間の阪和貨物線(現在休止中)を通り、阪和線とも連絡する計画であった。しかし、国鉄の財政難などにより着工されることはなかった。 城東貨物線を改良して旅客線化を行うにあたって、JR西日本や大阪府や大阪市、東大阪市をはじめとする沿線自治体が出資して第三セクター会社の大阪外環状鉄道が設立(平成8(1996)年11月21日)され、同社が、新大阪-放出-久宝寺間の改良工事を行うことになった。 当初は平成18(2006)年度の開業が予定されていたが、遺跡の発掘や各地で用地買収が難航し、全線同時の開業が断念され、路線工事が完了(平成19(2007)年11月6日)した放出-久宝寺間を先行して部分開業(平成20(2008)年3月15日)されることになった。残る新大阪-放出間は、平成24(2012)年度に開業が予定されている。 同線完成後、JR西日本が路線や施設を保有、そして旅客営業を行うことになり、JR貨物が貨物列車の運行を継続することになった。 新大阪-放出間は平成24(2012)年度開業予定。よって同区間の駅名は仮称 ※ 距離も短く、本数もとても多いので、乗りつくしは非常に楽。 | ||
車窓は、進行(久宝寺)方向左右それほど差がない。 |
● 乗りつぶし記録
・2008.07.27. 近畿完乗作戦2で、久宝寺→放出間に乗車。完乗達成。
・2011.01.09. 近鉄乗りつくしで、久宝寺→高井田中央間に乗車。
● 駅舎写真
放出駅(2008.07.) 高井田中央駅(2008.07.) JR河内永和駅(2008.07.) JR俊徳道駅(2008.07.) JR長瀬駅(2008.07.) 新加美駅(2008.07.) 久宝寺駅(2006.07.)
● (ともりんが)行ってみたい撮影ポイント
ほぼ全線が高架になっているので、撮影ポイントは少なさそう。