やりたくない「仕事」というものがある。
今週の水曜日までに過去の資料を探さなければならないのだが、文書保存箱やらキャビネやらを 家捜しする気がどうにも起こらない。
逃避活動 として別の仕事に取り掛かるのだが、 なぜかサクサクと進んでしまい 、午前中で終わってしまう。
しかたがない。家捜しに取り掛かる。
数時間格闘するが、 必要な書類は見つからない 。
かくして、仕事を結構片付けたのに、 消化不良の疲労感のみ残して一日が終わる 。
こんなとき、 努力って報われるのかな? とかちょっと不安になるのである。
1日遅れで00を視聴。
「マリーです。アレルヤと一緒にL3にあるソレスタルビーイングのアジトにやってきました。 暗い青年とメガネの人、それにスメラギさんは鬱々しているけど アレルヤと一緒なら大丈夫・・・ってハレルヤ復活?!大佐ァァァァッ〜! 今回は ・『弱いよ、00(ダブルオー)』 ・『イアンさん、それ犯罪です』 ・『大量破壊兵器の冬、パワーアップの冬』 の3本です。次回も見てください。」
というわけで、コロニー落としとソーラ・レイから始まったお約束の大量破壊兵器。
今回は衛星軌道上から地球を大出力ビームで攻撃する「メメント・モリ(ラテン語で『死を忘れるな』の意味)」なる大量破壊兵器が登場。
イノベーター用新型MS(ガデッサ・名称不明機)と併せてアロウズ側の大攻勢に対して、ソレスタルビーイング側もパワーアップメカを2機種同時投入して対抗することになりそうである。
次回00、パワーアップ。メメント・モリ、年内にあっけなく破壊されたりして・・・。
1stシーズンに比べて2ndシーズンは見ていてストレスの溜まらない状況である。
それは 「圧倒的に優位な立場にある圧制者に対するレジスタンスの話」 だからだろう。
よく言えば 「分かりやすい」 、悪く言えば 「安直」 な物語の構造ではある。
しかし、その中で私にとってストレスになっているのは「ソレスタルビーイング=トレミーのクルーが何を目指しているのか」が良く分からない点である。
戦前の体制に戻したいわけでもなく、ただ「アロウズ」打倒のため、戦い続ける集団。それぞれの思いの下、 「勝ち組の平和」 に 異を唱えるため に戦い続けているのは分かる。
しかし、 ヴェーダの計画」もなく、「イオリアの理想」も揺らいでいる現状 、彼らは この戦いの目標・着地点をどこにおいているのか が見えてこない。
つまり戦略が欠如している。当然、戦術も場当たり的になる。ある意味、「アレルヤ救出作戦」も戦略ではなく、感情に基く作戦であった。
ついでに言えば事件の「黒幕」である"イノベーター"について知っているのはティエリアのみ。そのティエリアも彼らについて未だ語れずにいるため、彼らはとにかく末端を叩き続ける作戦に終始し、討伐隊を迎え撃つことに奔走する。ある意味、完全に「詰んだ」状況である。
どうも彼らは「アロウズ」さえ叩き潰せば当座は良い、と考えている節があり、もしそうだとすると、
単純な 「レジスタンス賛歌」「革命前衛賛歌」 に陥ってほしくはない、というのが現時点の 私の希望 である。
前 | 2005年 12月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |