O女史がいつも通りに訳わかめな事を言い始める。
「私、○○さん夫婦に『らぶらぶ』で負けないのが目標ですから!!」
私は、思わず、O女史に聞き返した。
「『らぶらぶ』に勝ち負けってあるんですか?」
一瞬、空気が止まる。
「あ、自爆スイッチ・・・」
向かいに座ってナポリタンを食べているN島さんがつぶやく。
「あ・・・・・・」
遅まきながら、私も地雷を踏んだことに気がついた。
「総員、対ショック防御!!何かにつかまれ!」
頭脳の中で、統合AIが答える。
「ジェネレイティングアーマー、展開。」
精神の中で、白目のない艦長が喚く。
「左舷、弾幕薄いぞ!なにやってんの!!」
だが、戦いにおいては守りに入った方が不利なのだ。
そして、隙のあるものは淘汰されるのだ。
_ 顔を上げると、O女史が肉食獣の笑みを浮かべている。
そして一言。
「第2波、来ます!!直撃コースです!!」
胸の奥で機関長が冷静に被害を読み上げる。
「グラスハート、出力30%低下。これ以上喰らうと通常業務に支障が出るぞ」
魂の中で銀縁メガネの副長が無感動につぶやく。
「いやはや、状況は絶望的だ。」
ニコニコと微笑みながら、O女史は続ける。
「そもそも、『らぶらぶ』への努力が足りないのよ」
「ど、努力ですか?」
「そう、努力!」
自称『らぶらぶ』夫婦の嫁は容赦ない。
「具体的には、努力ってどんなのですか?」
「そうねぇ」
O女史、ちょっと考えて続ける。
「K池さんみたいに『エロい』車に乗るとか、K池さんみたいに夏の海でサーフィンするとか」
「それは単なる趣味で、『努力』ではないのでは?」
「実際、あるかどうかは問題じゃないの!『らぶらぶ』のネタになるための努力が足りないのよ!」
・・・これ以上ネタ人生は避けたいと思うエイザであった。
前 | 2005年 8月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | |
7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 |
14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 | 20 |
21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 | 27 |
28 | 29 | 30 | 31 |
痛すぎて突っ込めない件について。
アンタが"カッコ付け過ぎで物笑いの種"ってことだな。