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エイザの奇妙な冒険


2005-08-16 「大男、総身に知恵が回りかねってか?」

_ 御存知の通り、お昼前に地震発生。

「慣れ」というものは恐ろしいもので、最近震度3くらいではびっくりしない。

机の下からヘルメットを取り出す。

机の下に潜り込んで、揺れが収まったら出てくる。

ヘルメットを被り、ストラップを調整する。それだけだ。

_ ところが防災ラジオのニュースによると震源地は三陸沖とのこと。

我が愚弟1号が仙台に住んでいるので、愚弟1号とその嫁、実家の父母に携帯メールを送り、安否確認を試みる。

1時間後、母親より嫁と甥っ子の無事が確認されたとのメールが届くも、愚弟1号の安否は不明とのこと。

頑丈なことだけがとりえとはいえ、どんくさい愚弟1号。なにかの面倒に巻き込まれていなければいいが…。

と思っていたのもつかの間。

再度母親よりのメール。愚弟1号と連絡が取れたそうだ。

怪我もなく元気でいるらしい。

しかも、今回の地震に気がつかなかったらしい…。

_ 愚弟1号よ…。

ステゴサウルスじゃないんだから…。

震度5以上の地震には気付こうよ…。

_ ☆今日のO女史コーナー

夕方、打ち合わせコーナーの机の上にA4版のポスターが数枚。

O女史作成の明日のボランティア清掃時に使用するらしい。

浴衣を着た女の子がふたり、仲良く花火をしている絵が描かれている。

ポスターを眺めているとO女史がやって来て言った。

「エイザ〜、なかなかいいでしょ」

「そうですね〜」

「その絵、M美さんと私なの〜」

それはそれで風流だし、かわいらしい。

ボランティアにも掃除にも関係ないような気もするが…。

しかし、ここでO女史は急にネコ目(食肉目)のような笑顔を作る。

「でも、本物のM美さんはおとなしく花火なんてしませんから。

 こうやってグルグル回して『どう、回っている?』とか聞くタイプですから」

さすが、O女史。我が職場の最高捕食者。同性だろうが後輩だろうが容赦なしである。

_ すると離れた席からM美女史の反論が飛んでくる。

「私、そんなことしない〜。そんなことするのはOさんじゃないですか〜」

「い〜や、M美さんはやる。絶対やりますから」

「し〜ま〜せ〜ん〜」

M美女史も気が弱いわけではないのだが、O女史には勝てないのか!

まぁ、想定の範囲内だが…。

_ M美女史が少し困った目で私を見る。

了解。なんとかしますよ。脳内の戦術プログラムを立ち上げる。

まず、牽制。注意をそらした上で一撃。すぐに回頭して撤退。安全圏に避難。一番得意なパターンだ…トホホ。

なるべく抑えた口調で、O女史に同調してみせる。

「そうですよね。O女史はそんなことしませんよね」

O女史、胸をそらせてガッツポーズ。ラジオ体操第2のようだ。

小さな声で、勝った!とか言う声が聞こえる。

そのまま、O女史の脇を通り過ぎながら続ける。

「Oさんがするのは、人の足元にネズミ花火を投げ込むくらいですよ、きっと」

どこかで、魔獣の咆哮が聞こえたような気がしたが、たぶん気のせいだろう。

私はそのまま喫煙所に逃げ込み、嵐が通りすぎるのを待つのであった。

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]
_ (2005-09-08 01:59)

そろそろ次のネタがよみたいぜ=!

_ 通りすがりのあいあん (2005-09-14 00:32)

私のブログからリンクを貼らせて頂きました。よろしくお願いします。<br>で、次のネタマダ−(・∀・)−?

_ しのp (2005-09-25 21:32)

1ヶ月以上も熟成しているのだから、次のネタはきっとものスゴイに違いない!

_ vqoakxfmyt (2006-05-27 13:47)

ufepcedufke


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