«前の日記(2006-03-15) 最新 次の日記(2006-03-19)» 編集

エイザの奇妙な冒険


2006-03-17 「あれ以来、顔が元に戻らないのでござるよ」

_ 「あれ以来、顔が元に戻らないのでござるよ」

お昼休み直前。なにが逆鱗に触れてしまったのか、よくわからないうちにタヌキ課長に応接室に拉致られた。

で、お昼休み中に空きっ腹を抱えながら、タヌキ課長と大ゲンカとなったわけだが、それはあまり関係ない。

とにかく、優勢のうちに戦いを進め、両者痛み分けということでタヌキ課長と手打ちにしたわけだが、問題はその後。

私は怒ると「無表情」になるタイプなのだが、あまりにエキサイトしたためか、緊張した時間が長すぎたためか、顔の筋肉が張ってしまい、元に戻らなくなってしまったのだ。つまり「目が怒っている」状態で表情が固定されてしまったのだ。かててくわえて私はもともと「へ」の字口。「怒りを押し殺しているような」不機嫌顔の出来上がりである。

それだけではなく目の下から頬骨に掛けて違和感があり、目が妙に潤んでくる。鼻も妙にグズグズして気持ち悪い。はっきり言って不快である。

そんなこんなで途方にくれている夕方、業務書類をチョーさんに届けに行くとO女史と姐さんとが私の顔を見て勝手なことを言ってくる。

「ねぇ、なんかあったの?コワイ顔して・・・」

「なんか怒ってるの?」

「顔つきが悪いだけじゃないの?顔も悪いですから、残念!」

どれがO女史の発言かは言うまでもない。

「失礼な!・・・いや、怒っているわけではないのです」

ジロリとO女史を牽制し、心配そうな2人に向かって言い訳を始める私。

「実は、顔の筋肉が硬直していて、表情が元に戻らないのです」

・・・一瞬の沈黙。

「そんなこと、あるんだ〜」

これは姐さん。続いて首を捻っていたチョーさんが尋ねる。

「・・・それって、日焼けのせい?」

そんなこと、あるわきゃないだろう。

とはいえ、タヌキ課長とケンカしたので顔が硬直したのです、とか言うわけにも行かない。困りきって黙っていると、O女史がニコニコ笑いながら言う。

「エイザの顔は、コワくて、黒くて、固まってるのか〜♪」

チョーさん、姐さんがO女史の顔をまじまじと見るが、気にせずO女史は続けた。

「エイザの顔は、『三重苦』ですから!残念!」

事務所内のかみ殺した笑い声を聞きながら、それよりO女史の方が脅威だ、という言葉を飲み込むエイザであった。

蛇足

その後もO女史から「プチ整形した?」とか「マブタ二重にしたの?」とか苛められるのであった(涙)。

本日のツッコミ(全2件) [ツッコミを入れる]
_ (2006-03-18 11:39)

eizaは生真面目すぎて時々かわうそになるな。

_ エイザ (2006-03-20 20:01)

コメント、グラシアス!<br>で、「かわうそ」ってなんだ、「かわうそ」って。


2006年
3月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

[Papanda]  [Kuma]  [Tomorin]  [Iron]  [Eiza]  [Dokkin]  [Honya]  [Zyou]  [Tsuyo]  [Bike]  [KoeBBS]  [Chukei]  [portal]  [tvmatome]  [KaoPaku] 
«前の日記(2006-03-15) 最新 次の日記(2006-03-19)» 編集
当ブログはぱぱんだネットワークのメンバーです。