今日はイカマリの日♪おいしくイカマリをいただきながらエンヤーさんのことを考える。そう、数日前に展開されたイカマリの危機を・・・。
その日、お役人が突然来襲。ところが担当のタケちゃんマン課長不在で大ピンチ。あわててタヌキ課長はエンヤーさんを召喚。そのパワー(?)でなんとか危機を脱したのだった。。しかしその代償は・・・。
で、夕方。事務所でひと休み中のエンヤーさんがO女史にカラミ始める。
「今日は仕事にならなかったなぁ〜。総務から給料もらいたいくらいだよ」
PCのキーを叩いていたO女史が顔をあげてにっこりと笑う。
「わたし、総務のメンバーじゃありませんから!残念!!」
確かに所属は本社広報部。総務のメンバーではない。しかしエンヤーさんもタダではひかない。
「じゃあ、Oちゃんからタヌキさんかムジナさんに言ってよ〜」
「なんで、わたしがそんなことしなきゃいけないんですか?」
「お役人対応に失敗していたら、広報の仕事が増えるんだよ。それに比べればラクなもんじゃないですか」
確かに「不祥事」が起こると広報は大変である。しかしすでに論点が大きくズレている。そもそも不祥事にはなりえないと思うのだが。
「マグロさんに頼んでください!」
「マグロに頼むと余計なオマケが付いてくるんだもん」
即答するエンヤーさん。過去になにかあったのだろうか。
「じゃあ、ロックさん!」
「ロックに頼むとかわいそうだろ」
即答するエンヤーさん。わかる人にはわかるのだなぁ。
あーたらこーたら。すでにエンドレスモードで言い争うO女史とエンヤーさん。
しかし、ニヤリと笑っていつもの決めゼリフを吐くO女史。
「わかりました!カラダで払いますから!」
今回初めて登場させたが、この「カラダで払う」もO女史の決めゼリフである。なにか頼むとき決まって「カラダで払いますから!」と付け加えるのである。
しかし、そこはエンヤーさん。すぐに言い返す。
「いいっ!Oちゃんのカラダならいらない!」
コンマ3秒ほど黙りこむO女史。だがすぐに反撃を開始する。
「なんでー?腹筋も6つに割れているのにぃ」
「いや、カラダ以外のもので払ってください!というより、カラダならいらない!」
「え〜、それは『セクハラ』ですから、残念!っていうか、カラダで払わせろ!」
「普通、男が『カラダで払え』って言うのがセクハラ。私はいらないっていってるから、セクハラじゃない!」
あーたらこーたら。どこまでもエンドレスモードで言い争うO女史とエンヤーさん。
しかし対岸の火事と眺めていると、いきなり火種が飛んでくる。
「じゃ、オマケ!エイザのカラダもつけますから!」
人のカラダを勝手にオマケにつけるな!
とにかくこのままだとエンヤーさんに売り飛ばされかねないので、提案してみる。
「あの〜エンヤーさん。『イカマリで払え!』とか言ってみたら、いかがでしょうか」
その時エンヤーさんの顔が輝いた。ポンッと手をうち、満面の笑顔で続ける。
「おお〜っ!それはナイスなアイディアだっ!1イカマリで手をうとう!」
・・・エンヤーさんの1日の労働対価は「1イカマリ=260円(2006年3月現在)」らしい。というよりそんなに安くていいのか?不安である。
しかし今度はO女史がシブい顔になる。
「なんてこと言うんですか!わたしのイカマリはわたしのものです!エイザのイカマリならあげます!」
だから、何故私の方に振るのだ?というより人のイカマリを勝手に売り飛ばさないで欲しい。
「いや、カラダで払うのもイカマリで払うのも一緒じゃんか!」
「だから、カラダで払うって言ってるじゃないですか!」
「いや、イカマリで払ってください!イカマリ以外は受け取り拒否!」
あーたらこーたら。やっぱりエンドレスモードで言い争うO女史とエンヤーさん。もう付き合いきれないのでコーヒーを淹れに給湯室に行くことにする。
「2切れプラスエンペラ!合計3切れ!このラインは譲れないな」
「エンペラとるなら、全部で2切れまでですから!残念!!」
5分後、給湯室から帰ってくると、タヌキ課長のイカマリをどう山分けするかで、飽きもせずエンドレスで言い争うO女史とエンヤーさんの姿があったのであった。
まったく、飽きない人たちではある。
前 | 2006年 3月 |
次 | ||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
やっぱりイカマリ製品化しようよ。冷凍揚げイカにマリネの具をセットにしたらイケるんでないかい?
その意見に賛成〜! 読んでいてそう思った(笑)。
甘い!イカマリはイカマリであって決してイカ+マリネなどという単純なものではないのだ、君達はイカマリの真髄に触れてイカマリ創始者の哀しみを感じ取らねばならない!
コメント、かたじけない。かつ返答遅れて申し訳ない。<br>あいあん様、ともりん様>おそらくコールドチェーンには載せられないと思います。冷凍温度帯ではマリネの油が凝固して酢と分離してしまうのは間違いないでしょう。残念!<br>クマ三郎様>・・・君はイカマリ、食べたことあるのか、と小一時間。というより、「憑いてる」のか?
クマ三郎には日常的に何かしら憑依してると思うが(笑)<br>>というより、「憑いてる」のか?