今日は午後から横浜の倉庫に出かける。
トラックが多く、空気も悪く、景色も良くないかもしれないが、個人的にこういう風景は嫌いではない。
ふと、見上げると空が微かに赤く染まり始めていた。
地中海貿易による富により繁栄を謳歌しながらも、3度に渡るポエニ戦争で共和政ローマに敗れ、 地上から消滅した国家カルタゴ。 自らは記録を残さなかったためあまり知られていないその歴史を平易に語る。
カルタゴは何故、滅んだのか?
平時はともかく、大事なときに『最悪』の選択をし続けたから、というような読後感を持った。
良くも悪くも視野が狭い。
長期的なものの見方が出来ていない。
「信義」の大事さを理解できていない。
その結果、守るべき約束を破り、怒らせてはいけない相手を怒らせる。
いずれにしても滅ぶべくして滅んだのだろう。
ただカルタゴ人の名前のバリエーションの少なさには閉口した。
カルタゴ人は困らなかったのだろうか、そちらの方が気になる今日この頃である。
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