«前の日記(2008-11-20) 最新 次の日記(2008-11-22)» 編集

エイザの奇妙な冒険


2008-11-21 古巣は遠くにありて思ふもの? [長年日記]

_ [2_日記]「まずは状況説明を・・・」

今日は工場でミーティングのダブルヘッダー。

ところが、1つ目のミーティング終了後、結構時間が空いてしまった。

しかたないので、机とLAN回線を借りに古巣の総務部に顔を出すことにした。

_ [2_日記]「そんなに有名なのか?」

で、挨拶しながら事務所に入ると早速、姐さんが手を振ってくる。

「エイザ〜、久しぶり〜。相変わらず 『地雷』 踏んでる?」

早速の先制パンチ。しかしそれだけでは終わらない。

「あ、 『地雷踏み』の人 だ」

姐さんの向かいに座っている花魁さんがツッコんでくる。

ちなみに花魁さんは私の異動後に総務にやって来たお姉さんだが、以前から面識があり、経理系の仕事を教えてもらった先輩でもある。

「・・・そんなにいつも『地雷』踏んでますか、私?」

姐さんがすぐ言い返す。

「いつも踏んでんじゃないですか、『地雷』。」

こともなげに切り返す姐さん。

ここで花魁さんが首をひねりながら尋ねてくる。

「ひょっとしてエイザ、自分で『地雷』埋めてない?で、それに自分で引っかかってるとか?」

・・・断じてそんなことはない。それに自分で引っかかるほどマヌケではないつもりである。

そう、言い返そうとした瞬間、姐さんが遮るように言った。

「それは、違うわよ。エイザの場合、『地雷』を踏むんじゃなくて、 常に足の下に『地雷』があるのよ!

・・・そこまで言われなきゃいかんのか?

しかしそんな私に気づくことなく花魁さんが尋ねる。

「それは 『マインスイーパー』で常に『8』が表示 されるようなもの?」

姐さんは首を少しひねってから答える。

「というより、 白紙の状態ですぐに『地雷』を常に開けちゃう 、みたいな感じかな?」

OTL

_ [2_日記]「人は本当に変わらない・・・」

気を取り直して、パソコンを起動していると向こう側で手を振ってくる人がいる。

ロックさんだ。外見はしずかちゃんの顔をしたドラえもん。しかも坊主頭。

「おー、エイザ。元気そうジャン」

「ありがとうございます。ロック先輩もお変わりなく」

そんな感じで旧交を温めていると、右方向から何かが 通常の3倍の速度で襲来 する。

そう、そんなことをするのはあの人しかいない。

「牛柄姐さん」ことO女史である。

「う、まぶしい!」

ロックさんと私の間に割り込んでくるなり、ロックさんの坊主頭を指差し、目を覆う。

「・・・そんなこと、面と向かってやってくるのは、お前だけだよ」

「でも頭が、まぶしいのは事実ですから、残念!」

この2人、仲が良いのか悪いのか、相変わらずである。

しかし、油断大敵、O女史の矛先はすぐにこちらに向いてくる。

「エイザ、何で午前中に来ないのよ!」

「そんなこと言われても、こちらにもスケジュールというものが・・・」

「午前中ってなんかあったっけ?」

言い返す私、聞き返すロックさん。

そんな2対1の状況もものともせず、O女史が答える。

「午前中には机のところに包丁がいっぱいあったのに!」

・・・試し斬りにでも使うつもりなのだろうか。なら命拾いしたことになる。

「エイザ、刃物、好きでしょ!」

「いや、嫌いじゃないですが・・・」

「なんといっても『エイザに刃物!』。いや『エイザが刃物!!』ですから!」

もう、なにがなにやら私にはわからないのであった。


2008年
11月
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30

[Papanda]  [Kuma]  [Tomorin]  [Iron]  [Eiza]  [Dokkin]  [Honya]  [Zyou]  [Tsuyo]  [Bike]  [KoeBBS]  [Chukei]  [portal]  [tvmatome]  [KaoPaku] 
«前の日記(2008-11-20) 最新 次の日記(2008-11-22)» 編集
当ブログはぱぱんだネットワークのメンバーです。