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kuma Diary

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2005-03-19(Sat) 春の撮影紀行第一弾

_ 日帰り西伊豆

3連休の初日、天気予報は晴れ、18きっぷはまだ大分余っている。という訳で…。

勝手に春の撮影シーズンの開幕を個人的に掲げ、朝から東海道線の乗客に。本日のテーマは富士山を絡めた撮影をすること。まずは熱海まで行き、乗り換えのついでに本日一個目の駅弁「熱海をどり」をゲット(結局それか…)

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_ 熱海をどり

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熱海をどり
東華軒/800円
 熱海をどりは毎年4月の終わり、その数日本一とも言われる熱海の芸妓さんたちが、日頃精進してきた芸を披露する場であります。
 そんな華麗な熱海をどりの名を取ったお弁当は熱海らしく海の幸を使った海鮮丼です。
 まずご飯は若布との混ぜご飯、これを一口食べるだけでもぅ気分的には磯の風情の中へ。
 魚は豪華に金目鯛の西京焼き。これにアサリの照り焼きなどが添えられています。鯵のマリネが和風な丼の中でコントラストを出しています。
 写真では良く見えませんが器もちょっと持って帰りたくなるような柄です。

_ 三島二日町-大場

 さらに乗り継いで三島まで。  今日はここから伊豆箱根鉄道に入ります。発車待ちの間に弁当を食べ、4つ目の大場駅で下車。
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携帯用地図
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携帯用地図
 駅から少し戻ったところで富士山をバックにカーブを切る電車を撮影…していると、近所の中学生らしき子供達が三脚を立て始めました。ただ、カメラを向ける方向が私と逆。編成写真狙いか?甘い、甘いぞ、そっちは逆光、逆光は勝利だ!(何か違う)

_ 修善寺へ

撮影を終え、次の目的地、修善寺へ向かいます。

修善寺駅で本日2,3個目の駅弁ゲット。駅から修善寺温泉へバスで向かいます。やや小ぶりなバスは床こそ木製ではありませんが車内はちと古ぼけた雰囲気。さて、発車まで15分程あるそうなので…時刻もちょうど昼時…で、狭い車内で撮影儀式開始!そして、昼食。ウム、この鯵寿司は新鮮で身がプリプリしていてなかなかいけるぞ!

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_ あじ寿司

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あじ寿司
舞寿し/900円
 温泉や海のリゾートが楽しい西伊豆の玄関口、修善寺I駅の駅弁です。
 伊豆とくればやはり新鮮な魚が食べたくなるもの、こちらのあじ寿司はその日の朝あがった、伊豆近海で獲れた鯵を酢でしめたものです。だからもう新鮮で一口食べればプリプリっとした食感で新鮮さを満喫できます。酢飯には白ゴマを混ぜて風味を盛り上げてくれています。また、鯵の下には西伊豆は松崎町産の桜葉漬け(ちなみに、全国の桜餅などで使われる桜葉の70%が松崎のものだそうです)が敷かれていています。
 新鮮なればこそか身もご飯もそれ程酢を効かせず素材の味を引き立てているようです。
 なお、漁船が出港できなかった日は販売されないそうです。もしも駅に並んでいなかったら日頃の行いが悪いのかも?!

_ 修善寺温泉

画像の説明 などとしているうちに出発、すぐ修善寺温泉に到着。
 修善寺と言うと、鎌倉幕府二代将軍源頼家が流され暗殺された地であります。まずはかの地の名にもなった修善寺を参拝しようとしたら…本堂が修繕工事中で見えなかった。さればと、次はかの弘法大師が桂川に杖を突いたら湯が湧き出したと言われるとっこの湯へ…行くと去年の台風で流されていた。
 このままでは何の為にかの地まで来たのか?!なので外湯である「筥湯」(はこゆ)に入りに。何せ昼過ぎなので客は私一人、貸切状態で温泉気分を満喫…した事はしたんですけどここでも機械トラブルがあったり。
 後は頼家の墓を見たりする。鎌倉の頼朝の墓は何度か行った事あるからあとは実朝の墓をクリアしたらコンプリートだ!(別にしたくはないが)
 でも、何やかや言って修善寺は割りとこじんまりしていていい所だとは思いますよ。しかし、何かもう一味足りない…何なのか……萌えか?!
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_ 富士−富士川

 修善寺を後にして三島へ逆戻り、ここから次の目的地、富士川へ向かいます。  東海道線で富士川駅へ。駅から15分程歩いて富士川の堤防へ。 画像の説明
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 ここは昨年も訪れたのですが、曇って富士山のフの字も見えなかったという過去が…。今日はやや雲がかかっていますが山頂付近までバッチリ見えます。
 で、やおらカメラをセットしていると、地元民らしいおじさんがやって来て…やっぱりカメラを構えたり。今日は同業者とよく会う日だのぅ。
 しばらくしてから場所をさらに下流の新幹線の鉄橋付近へ移動。
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携帯用地図
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 ここで日暮れまで粘る。夕焼けに染まる富士山を撮ってみたかったんですが…思ったほど赤くはならなかったなぁ。
 日も完全に落ちたようなので撤収。今日は新駅弁も食べたし温泉も入ったし去年のリベンジも出来たし、一応成果あり、か。
 最後に夕食を。

_ 椎茸弁当

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椎茸弁当
舞寿し/700円
 修善寺の近郊には「しいたけの里」という施設があるぐらい、椎茸が栽培されています。
 んで、地場の椎茸を使ったお弁当がこちら。肉厚の椎茸は甘目に味付けされ、それが二個半載っています。ご飯は椎茸の他に鶏肉、人参などとともに炊き込まれています。干し椎茸の戻し汁で炊かれたものなので、旨味がたっぷりです。
 錦糸玉子は割と太めに切られておりボソッとした食感が妙味。他に筍やぜんまいなど山菜ものが添えられています

_ 桜えびめし

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桜えびめし
桃中軒/1000円
 駿河湾名物と言えばこの桜えび。漁のシーズン中は水揚げされた桜えびを乾かす姿で海岸が桃色に染まります。
 その桜えびをふんだんに使ったお弁当です。ご飯は桜海老から取っただしで炊いたもの、その上には桜海老を散らしています。おかずでは桜海老のかき揚げが目を引きます。
 他のおかずでは煮物は筍、昆布巻き、椎茸、人参の構成、鶏唐、穴子の牛蒡巻き、肉団子、玉子焼きといった内容です。