小規模個人事業主には負けるとわかっていても戦わなければならない時がある: ペンシル・ベイトにおけるフッキング率を考察する, , , , , , , , 銀河鉄道９９９〜永遠の謎メーテル〜, ,

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2008-11-24 小規模個人事業主には負けるとわかっていても戦わなければならない時がある

_ [釣り] ペンシル・ベイトにおけるフッキング率を考察する

湾奥シーバスのTOPゲームでは、定番中の定番とも言えるジャイアント・ドッグ-XとTDペンシルであるが、フッキング率においては６：４でTDペンシルに軍配があがる(店主体験)。人によっては１０：０という状況すらあった。なぜこれ程までの差がでるのかを考察する。ただし、カラーについては考慮しないものとします。

ジャイアント・ドッグ-Xの浮き姿勢。
典型的なペンシルベイトのソレに見える。名前の通りドッグウォークを得意とする。元々、広大な琵琶湖のウィードエリアを想定された設計なのでアピール度はカナリ高い。サイズの割りには小技も効くのは、流石メガバスと言えるだろう。店主的には、複雑な動きを演出する慣性バランサーのラトル音がヤヤ大きい気がしないでもない。

TDペンシルの浮き姿勢。
ペンシルというカテゴリーにおいては少数派の垂直立ちで、ダイビングアクションを得意とするタイプ。ダイブするということはルアー全体が水中に潜る訳で、その際にバイトがあればフッキング率が上がるのは当然と言えよう。
またTDペンシルに採用されているウォータースルーギルが水中での気泡を発生させ、フィッシュライクなサウンドを奏でる。(⇒動画)

ではシーバスの目線で見たら？
という訳で水中より撮影してみた。全長も針のピッチも変わらないが、TDペンシルのリアフックが、より深い位置にあることが分かる。これは浮き角度の差から生じるモノで、更にアクションを加えると、水面に対して水平に近づくジャイアントに対し、TDペンシルは水中へとダイブする。つまり、TDの方が常に水中のより深い位置にフックを存在させることができることが理解できる。よってTDのほうがフッキングが良い、となるのである。そして細身であるがゆえ魚の口腔に入りやすいことも考えられる。
ただし常にTDが良い、という訳でもない。ジャイアントでもバイト率は変わらない(と思う)し、広範囲を手早く探る場合にはジャイアントのほうが圧倒的に効率が良い。

_ [商品情報] 銀河鉄道９９９〜永遠の謎メーテル〜

松本零士/監修　宝島社より税込価格¥１０５０-
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