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2009-02-25 小規模個人事業主の幻滅
_ [Life_is_tough][釣り][蒐集品] ティムコの竿
店主の愛竿ジャンピングジャック Canal TOURNAMENT EDITION(JJCT69S Long Distance) BY TEIMCO(ティムコ)のティップです。先日の釣行でX-110をキャストしたらポキッと折れてしまいました。正直言って、この竿はまだ5回位しか使ってないし、シーバスも100匹位(うち鱸クラスは10〜20匹程度)しか釣ってません。でも折れちゃいました。シーバス用の竿がこの程度で破損してしまうようでは、実釣にはとても耐えられません。当然、メーカーにクレームを入れました。すると…
店主「オタクの竿が折れたんですけど…」
カスタマーセンターのオバちゃん「じゃ、こっちに送ってください」
店主「いえ、まだ5回しか使ってないのでクレームとして対応して欲しいんですけど」
カスタマーセンターのオバちゃん「はぁ(←超面倒臭さそうな返事)、じゃ破損状況報告書送りますから、FAX番号教えて下さい。記入して竿と一緒に送って下さい」
この辺から余りにヤル気&誠意を感じさせない対応&口調に腹がたっけきた。
店主「そんだけですか?」
カスタマーセンターのオバちゃん「と言いますと?」
店主「いや、破損した状況とか使用回数とか…」
カスタマーセンターのオバちゃん「全部破損状況報告書に書いて釣具屋さんから送って下さい。」
この時点でスゲェ嫌な予感がしていた。「かったるい電話掛けてくんなよ」という雰囲気がヒシヒシと伝わり、ティムコに対する不信感はカナリ高まってきていた。
ティムコへの送付は近所の上州屋サンにお願いした。じつは上州屋さんで買った竿ではないのだが、快く受け付けてくれた、ありがとう。
次にティムコのアフターサービス係から「竿が届いた」との連絡があった。破損状況報告書に書いたコトの確認と、検査するための同意をした。そして貧乏水揚師にとってこの値段の竿をどれ程大事に扱ってきたか、いままで何本もの竿を使ってきたが折れたことは一度もないこと、タダで交換でなくても通常の免責金額の半分程度なら手間賃として支払っても良いと伝えた。
そして今日アフターサービス係から連絡があり、「検査上問題がないのでクレームとしては受けない。通常の免責としてしか扱えない」とのコトだった。問題ない訳ねぇじゃん、実際折れたんだし!!口調は丁寧ではあったが、最終的にはウチの竿が悪いんじゃなくて、アンタの使い方が悪いんだよと言いたいらしい。ぶつけたりラフな扱いしてないっていうなら証拠見せろ的なコトも言われた。そんなもん見せられる訳ねぇじゃん、買ってから折れるまでを延々と撮影したビデオでも無きゃ証明なんでできねぇぞ!…そうか、証明できないからクレームに応じる必要がないって訳か。
正直ティムコには幻滅した。幼き日の釣りキチ少年達にとってフェンウィックのティムコといえば憧れのマトだったが、客商売を生業とする大人になった今、「憧れ」は幻想であり理解から最も遠いトコロにある感情であったことが、『言葉』でなく『心』で理解できた!
今後、店主がティムコ社の製品を使うことは無い。たとえ針一本だりとも…。
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