小規模個人事業主は「天地人」を欠かさず見ている: 天地人(上)(中)(下), , 『横溝正史研究』創刊号

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2009-04-02 小規模個人事業主は「天地人」を欠かさず見ている

_ [商品情報] 天地人(上)(中)(下)

日本放送出版協会より税込価格¥８９３-(各)
豪華キャストで話題を呼ぶ、２００９年ＮＨＫ大河ドラマ原作。兜の前立てに愛の一文字を掲げ、戦国の世を駆け抜けた上杉家知謀の執政・直江兼続。豊臣秀吉を魅了し、徳川家康を畏怖させた傑物、その苦闘と栄光の生涯を歴史小説の雄が十全に描き切る。
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でも直江兼続と聞いて思い出すのは…

店主と同じ時代を生きた貴方も、そうじゃない？

_ [商品情報] 『横溝正史研究』創刊号

戎光祥出版より税込価格¥２５２０-
江藤茂博・山口直孝・浜田知明　編
日本屈指の小説家・横溝正史の作品を微に入り細に穿ち研究、貴重な旧蔵資料から新規文献に至るまで幅広く紹介する、初の横溝正史研究書が、多数の愛好家に支えられ、満を持して刊行開始！創刊号では、角川文庫の装丁画で横溝正史シリーズのイメージを決定づけた画家・杉本一文先生の作品をフルカラーで掲載し、金田一耕助役で一世を風靡した俳優・古谷一行氏の特別インタビューを収録。二松學舍大学に所蔵された横溝正史旧蔵資料からは、『悪霊島取材ノート』を解説と翻刻で紹介する。
巻頭カラー　杉本一文　装丁画展浜田知明　金田一耕助の変遷
金田一耕助は、「風」——インタビュー・俳優古谷一行
〈論　考〉
谷口　基　金田一耕助の恋愛　「女怪」を中心に
山本幸正　金田一耕助の食生活　「扉の影の女」を中心に
生方智子　金田一耕助のアメリカ　「蜃気楼島の情熱」を中心に
中澤千磨夫　金田一耕助の探索　「不死蝶」を中心に
栗田　卓　金田一耕助の金銭感覚　「八つ墓村」を中心に
浜田知明　金田一耕助の探偵事務所　「悪魔の降誕祭」を中心に
小松史生子
金田一耕助のパトロン　「悪魔が来りて笛を吹く」を中心に
廣澤吉泰　金田一耕助の語り手　「黒猫亭事件」を中心に
小嶋知善　金田一耕助の戦争体験　「獄門島」を中心に
山前　譲　金田一耕助の探偵方法　「本陣殺人事件」を中心に
鷲田小弥太・中澤千磨夫・江藤茂博
鼎談・観てから読む横溝正史　第一回　『三本指の男』・『本陣殺人事件』
二松学舎大学所蔵・横溝正史旧蔵資料紹介「『悪霊島』取材ノート」
横溝正史ネットワーク　第１回佐々木重喜氏（創元推理倶楽部秋田分科会代表）
横溝正史年譜事典〈１９０２—１９２１〉／横溝正史著書目録／横溝正史参考文献目録

ご注文を頂いたのはありがたいが、店主は戎光祥出版(えびすこうしょうしゅっぱん)なんて知らなかった。おそらく錦堂谷書店では創業以来、この出版社の書籍は扱ったことがない。「創刊号」となってはいるが、なにやら書籍っぽい。とりあえず電話して確認しよう…。
電話受けのお姉さんは対応は良かったが、肝心の『横溝正史研究』についてはよく解らない様子で営業さんに代わった。
店主「でこの『横溝正史研究』は雑誌なんですか？書籍なんですか？」
営業さん「書籍で年２回の発行を予定しております」
店主「それじゃ、この電話で注文受けてもらえますか？今回は単品扱いで。お客様に気に入って頂けたら定期にして頂くってことで」
営業さん「はい、承ります。この本はマニアの方には絶対に気に入って頂けると自負しております。是非、定期購読をお薦め下さい。」
店主「んじゃ番線は…で、客注名は『まいける様』で」
営業さん「『まいける様』ですか…？」
店主「ペンネームなんですよ」←しまった、客注名なんてなくても誰の注文か分かるジャン、俺
営業さん「なるほど…(^^；)」←ってお前も納得すんなｗ
店主「それじゃ、よろしくお願いし…」
営業さん「あ、ちょっとお待ちを…」
店主「なに？販促グッズでも頂けるの？」
営業さん「いえ、実はこの書籍、マニアック過ぎて３０００部しか刷らないんですよ」
店主「たった３０００部？しかもこの内容じゃあ新刊配本には乗らないね？」
営業さん「ええ、仰る通りで。つきましては返品了解で引き取りますから(←ここがポイント)、一冊店頭に並べて頂けないでしょうか？」
店主「いいですよ、３０００部しか無いってトコロが気に入りました。じゃ了解書か名刺つけて送って下さい」
営業さん「ありがとうございます。では営業のホニャララ宛で結構ですから…。なにとぞよろしくお願いします」

こんなやり取りがあったわけだが、とにかく３０００部しか刷らないマニアックな書籍のうち、１冊を売約し１冊を店頭販売しようって本屋はソウソウあるまいｗ
「マニアに理解のある」錦堂谷書店の面目躍如である。しかしこの本は興味本位で立ち読みされぬ様、キッチリとラッピングしないとね♪

本日のツッコミ(全4件) [ツッコミを入れる]

_ まいける・いとう (2009-04-02 18:05)

俺的には「木の上に立って見る」と書いて「親」と読む！、の利休が好きであった。

_ 店主 (2009-04-02 22:41)

力強い利休でしたねｗ

_ まいける・いとう (2009-04-03 18:27)

いやあ、マイナーな出版社に、オタクに強い書店の会話、面白いっすわ！オタクな読者としては、現物を見る前から、定期購読を申し込みましょう！　あ〜、あと、ハラシマくんに薦めてはいかがかね？

_ 店主 (2009-04-03 21:14)

おぉ、ありがとうございます♪<br>ハラシマさんには現物が届いてから営業します(＾＾)ゝ

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