02〜04年の作品


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「寒風吹く、北天の空」(28KB)
 黒森では、何年も前から狙っている構図です。一番初めに撮った時(1998年)は、電線が入ってしまい、数年間晴れず、前回(2001年)は夜明けが近く白くなってしまい、ようやっと(まぁ)納得のいく作品になったと思います。でも、光害でまだ空が白いですねぇ〜。
 あとは、この構図で長時間露光をしてみたいです。
下の写真も2002年の黒森のものです。


「冬の主役が沈む早春の夜」(44KB)
 星座よし、木の配置よし、露出時間も(光害の影響が少し出てるが)まぁいいか、という写真ですが、電線が写ってしまい減点写真になってしまいました。ロケハンしてチェックしているつもりなのですが・・・・。
 雪が残る道の脇で撮影していたので、車は通らないだろうと思っていたら、この前のカットで車の来襲を受けてしまいました。カメラが2台(後輩のと)、雪の中に置いてあったので不思議に思ったのでしょうねぇ、ご丁寧に車から出入りする人物が写っていました。


「月光が照らす箱庭のような雪原」(26KB)
 前年と同じく黒森で撮影しました。今年(2003年)は例年になく雪が多く、麓の韮崎でも"1月では珍しい"と言われるくらいの雪が残っていました。この雪を生かさない手はないなということで、いろいろな状況・構図で撮影してみました。
 雪原にたたずむ一軒の宿を広角(広い範囲を写せる)のレンズで空虚な感じが出るようにしてみました。しかし、露出時間が足りないのが失敗点ですね。


「道祖神が眠る星雪の夜」(29KB)
 同じく、雪と月という副食材を使って、全面に道祖神が祭られている小さな社を主題にして撮影してみました。
 黒森に10年近く通ってて初めてというくらいの雪があちらこちらに残っていて、今回この写真を撮る時や、他の場所で何度も雪に埋まってしまいました(汗)。時には構図を決めるのに気を取られて膝下10cm位まで沈んでしまったこともありました。そのせいか、いつの間にか靴に雪が入り込み"しもやけ"になってしまいました。


「小さな社と沈むオリオン」(41KB)
 月という光源が沈んだ後、星本来の姿を撮影してみました。上の写真と同じ場所で沈むオリオン座を撮影しました。オリオン座からおおいぬ座まで全てが入るようにしたのですが、木にオリオン座がかかってしまい、いささかうるさい構図になってしまいました。


「一軒宿に訪れる静寂の時」(40KB)
 2つ前の写真と同じ所で撮影しています。オリオン座を際立たせる為、範囲を狭くしてみまいた。しかし・・・オリオン座が、もう少しきれいに山際に沈むと思っていたのですが、光害の影響が結構出ていますね。それとともに撮影を開始する時間が遅かったですね。  今年感じたことは、「黒森は手ごわい」ということです。星景写真としては、前景となる形のよい木があり、中景にはみずがき山や南アルプス、遠景となる星空も素晴らしい、なのにちょっとした空の状況でまるっきり雰囲気が違う写真になってしまう。まだまだ修行が足りませんね。


「夜の帳がせまる村」(26KB)
 毎年冬恒例の黒森遠征、2004年は1月の下旬に行ってきました。こんな写真を撮ってから1時間半程経った夕空です。だいぶ雰囲気が違いますね。
 1つまた1つと星が輝き出すこの時間帯は、我々星見人にとって一番わくわくする頃だと思います、これから見える星空を素晴らしいものだと期待できますから。
と同時に、星との勝負の長い時間のはじまりでもあるわけですから気合も入る時間帯でもあります(笑)。
ちなみに中央の光が月で上が金星です。


「夜生獣の冬空」(42KB)
 これを撮影する前、夜行性の動物(テンかおこじょ)を見ました。"彼らはこんな星空を見ているのかな"という感じ、つまり彼らの視線(見上げるような感じ)になるように撮影してみました 。


「道祖神に春を告げるオリオン」(35KB)
 毎冬 狙っているポイントではじめて会心の写真が撮れました。
 撮影時、この冬一番の寒気がやってきていて、-12℃の中凍えそうになりながら、被写体(星々)を見ていました。


「夕宵の桜」(52KB)
 鉄道と桜の名撮影地、神奈川県山北駅付近の桜です。夜景モードになるまで時間があったのでこんな写真を撮ってみました。

 こんな雰囲気の写真はいかがですか?
なんていうか、こういう夕方の物悲しさというのでしょうか、そのような感じのする写真大好きで、何度かチャレンジしています。今回のはなかなかだと思いますが・・・・まだまだですかね。
桜がシルエットになってしまったのでフラッシュをたけば少しはよくなったかな、と思っております。


「桜のルミナリエ」(36KB)
 上の写真と同じく山北駅付近にて撮影。長時間露光すると、実際の風景とは違う感じになることが往々にしてあるのですが、これは見た目にとても近い感じなりました。本当にこんな感じです。こんな幻想的な風景が広がるのです。
 画面を下に向けて列車を撮るとこんな感じになりました。


「盛夏の薄朝」(20KB)
 2004年8月中旬、ペルセウス流星群や満天の星空を求めて美ヶ原高原に行ってきました。星空との別れを告げる薄明です。画面右上の明るい光は月と金星です。また、画面中央の山はこの写真から約半月後噴火することになる浅間山です。50分後にはこんな雲が広がりました。


「甲斐駒に浮かぶ月」(42KB)
 クマ町役場夏合宿(2004年8月中旬開催)に参加する前日、クマ三郎君と鉄道写真を撮る為にちょっと(?)寄り道しました。
 撮影後、長坂駅にて列車を待っていた時、甲斐駒ケ岳の上にぽっかりと三日月が浮かんでいるのを発見しました。山にかかる紅色の雲などがよいアクセントになっています。あと数分待っていたら、雲が灰色になってしまい、面白くなかったたことでしょう。




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