05 北東北編



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「北東北のめがね橋」(63.0kB)
宮沢賢治が「銀河鉄道の夜」をイメージしたとされる有名な橋です。
今回の旅の初撮影、ということで気合が入りましたが、列車がブレるという失敗写真になってしまいました(汗)。とてもいい天気だったので、感度の低いフィルムを使ってしまったのが敗因。それから、迫力を出そうと橋に近づき過ぎ、かえってうるさくなってしまいました。やはり、プロが狙う構図には理由がありますね。


「席取り」(39.5kB)
日に3往復(朝1・夕2)しかない路線(岩泉線)でも高校生達にとっては大切な足になっているようです。
折り返し待ちの列車内にカバンを置き自分達は、広くて涼しい駅待合室でしゃべるという、"学生の知恵"をフィルムに納めてみました。


「闇迫る」(13.3kB)
ここ岩泉線・押角駅付近の渓谷美を撮影するためだけに、今回の旅行を計画したといってもいい位、期待していた場所でした。険しい山々を走っている列車は沢山ありますが、それを撮影できる場所といったら少なく、さらに押角ように、美しい山が何層も重なっている場所といったら。。。汗だくになって撮影地に着いた瞬間、息をのんでしまいました。あまりの素晴らしさに。
闇夜が迫る山奥に一条の光がやってきて、そして消えていきました。月まで演出に加わり最高な舞台を鑑賞できました。






「やませが吹く朝」(24.5kB)
冷夏でなくても海水が冷たく霧がかかると"やませ"というそうな。ここでは、太平洋の青い海と列車を考えていたのですが、予定を変更海の中に入って撮影してみました。・・・が水が冷たいのなんのって。数分しか耐えられませんでした。真夏なのに。。。また、思ったより霧が深くなったりして、ぎりぎりまで構図が決まりませでした。



「海列車」(36.3kB)
上の写真撮影後、駅でも海が美しく見渡せたので、乗るつもりの列車を撮影。サーファーの車がないともっとよかったですね。こんな感じで撮影しました。この有家駅も"秘境駅"に数えられているのですが、思ったより賑やかでした。


「タラコ列車」(43.6kB)
八戸線北上中、階上駅にて国鉄色のカラーリングの列車とすれ違いました。愛称は"タラコ列車"、そのまんまですね。でも、こいつに出会えるとは思えませんでした♪
また、八戸線は腕木式信号機があり現役で働いているのが有名でしたが、2005年6月に廃止になってしまい、この階上駅でも見ることはできませんでした。。。(画面左に残骸が見えます)


「最果て駅の主」(26.0kB)
津軽線終点で津軽半島北端の駅、三厩駅にて。乗ってきた列車でそのまま帰る予定で、その(折り返し準備の)時間を利用して、駅舎やホームに止まっている列車を撮影していました。だいたいの撮影が終わり車両に乗り込もうとしたら、ホームの電灯から呼ばれました。
冬の津軽を想像させるような低く垂れ込めた雲、そして冬の厳しさを耐える為のように張りめぐらされた幾何学的な電線、最果て駅の孤独感から来る物悲しさみたいなものが表現できました。


「消えゆくレール」(62.7kB)
陸奥湾に沿って走り大湊線、写真としては海と列車の構図が有名ですが、(駅から遠いので)車での撮影に限られてしまいます。そこで、今回大湊線を乗りつぶしでは、(駅から近い)撮影地を探すことも目的にありました。車両前面に張り付き車窓に目を光らせていましたところ、有戸駅を出てすぐ頃、線路脇から突如レールが現れました。"これは面白い"と思い終点大湊駅まで行って引き返し、撮影してみることにしました(有戸駅から大湊方面に徒歩1分ほど)。
しかし、いざ現場に立ってみると、結構"くせもの"ということが分かり、苦戦してしまいました。ポイント付近からの撮影なので"消えゆく"の部分が(小さく)主題の部分が弱くなってしまいました。




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