06 出雲撮影編



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「日本海に別れを告げる」(55KB)
2006年3月に廃止されてしまった寝台特急「出雲」です。静かに廃止を見送るつもりでしたが、廃止の1週間前に休みが取れたのでラストランの撮影に行ってきました。目的地はラストにふさわしい山陰本線餘部鉄橋。
餘部駅に到着後猛吹雪になり、カメラ人間も雪だるまになってしまいました(汗)。雪と風、特に日本海から吹いてくる風がひどく、予定通過時刻より約30分過ぎ運行中止になるでは?と不安が周囲を覆いはじめた頃、僅かに太陽があらわれ、そんな中を列車は通過していきました。
素晴らしい景観と見事な鉄橋、そして厳しい環境の中で走る列車、そして猛吹雪の中を耐えた撮影者達(約30人)。出雲通過後、拍手が沸き起こりました。たぶん、その場にいた撮影者達の心は1つだったと思います。


「芒月が照らす無人駅」(22KB)
列車から降りた2〜3人の乗客が家路に消えていった無人駅では、月のみが駅を見守っていました。

月が思ったより高い位置にいたため広角レンズにしなければならず駅の存在感がイマイチ小さくなってしまったようで。。。鉄道写真に天体を絡めるのは難しいです。


「静寂の夜」(36KB)
夜には駅舎内の電灯も付かず、ただホームを照らす明りが駅舎内に差し込んでいました。夜の帳(とばり)が訪れた後では誰の乗降もなく、無人駅でただ時間が過ぎていくのを体感してきました。こんな状況では(路線が)廃止されるのでは?と不安になりますが、だからこそ、滲み出る味わいとかがあり、鉄道写真ファン(撮鉄)にはたまらないでところ。
この知和駅の待合室も駅寝(駅で寝ること)に使えそうです。運転手さんのお勧めもありました(笑)。


「朽ちる」(70KB)
1997年11月の単線化によって使われなくなったレールを被写体にしたものです。山深い駅では、わずか10年でレールも自然に還ってゆくようで。
廃線のようですが、現役の駅(因美線・美作河井駅)での撮影。ホームの反対側では現役のレールがあります。その対比が面白かったのです。




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