07 東北編



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「寒風過ぎる橋を渡る」(48KB)
2007年の11月はJR東日本の東北地方に残った路線(気仙沼・大船渡・花輪・五能線)を乗ってきました。
まずは大船渡線を乗りつくし、終点盛で(折り返しの列車の発車まで)時間があったので、市街地の外れで三陸鉄道を撮影することにしました。



「秋のリアス海岸をゆく」(72KB)
上の写真から引き返し、大船渡線脇ノ沢駅付近で撮影。
本来だったら、「カキ養殖のいかだと列車」となる構図だったのでしょうが、前景のススキがあまりにも美しかったので取り込んでみました。しかし、ススキを入れると画角が広くなるので列車が目立たなくなるし、列車をメインにするとススキのボリュームがなくなるし。。。と列車が通過する直前まで悩んでしまいました。なので、列車を大きくした方の写真も捨てきれずにおります。






「月が見守る朝の出発」(40KB)
気仙沼で1泊し始発の列車に乗り込もうとしたら、満月がちょうど沈もうとしている所でした。この時の気温は-2℃ほど。張り詰めた空気の中、これから始業する列車とそれを見守る月の組合せが素晴らしかったです。
緊張感を出す為に列車が止まっているタイミングで撮影したかったのですが、カメラをセットしている間に、列車が動き出してしまいました。。。さりゆく瞬間の写真もよかったかもしれません。






「猊鼻渓を見ながら」(53KB)
気仙沼から大船渡線で一ノ関へむかっている際、猊鼻渓で途中下車。有名な鉄橋を通過する列車をとらえました。ただ、まだ日差しが十分になく全体的に発色しなかったのが残念なところでした。




「季節はずれの大雪に驚く木々と列車」(56KB)
上の撮影の後、駅まで戻って(気仙沼方向の)線路を見ると、まだ紅葉している樹が目に入ってきました。季節はずれの大雪と紅葉の対比が面白く、その中に列車を置いてみました。
列車後方には、上の写真の鉄橋も写っています。







「雪の峠をゆく」(73KB)
大船渡線から新幹線で盛岡へ。そこから花輪線の乗客になりました。岩手山や八幡平の麓をゆく列車が撮影できる通称「龍ヶ森越え」と言われる安比高原付近など撮影地の多い花輪線ですが、駅から近い湯瀬温泉で撮影することにしました。
ただ、列車が遅れる、またガイドブックに載っている場所に雑草が生い茂っていたなどのトラブルがあり、時間ギリギリで、しかも国道の柵によじ登っての撮影となってしまいました。
なのでしょうか、露出時間がオーバーに。。。焦っていたのか、「雪ではアンダーにする」の鉄則を忘れてしまっていました。


「連結作業」(50KB)
能代に宿泊して、最後に残ったのは五能線と羽越本線。
始発列車で日本海の青い海を見ながら、青森県の西半分をまわって鰺ヶ沢に到着。ここで増結するというので連結風景を撮影することにしました。たまたまなのですが、作業員が視界から消えまして、それがまた印象に残る作品となりました。
この後、列車に置いて行かれるという、大変な事態を自ら引き起こしてしまい、この後予定していた羽越本線には乗れずに旅は終わってしまいました。






「庄内平野を疾走する」(56KB)
2007年の12月、前回(上の写真群)乗り残した羽越本線を乗りに旅に出ました。
北余目で列車を待っている時、貨物列車が通過していきました。羽越本線は近畿圏と北海道を結ぶ重要な物流路線。なので、頻繁に貨物列車が通過していきますので、楽しい路線でもあります。しかし、写真のように貨物を満載にした編成の列車も最近では珍しくなりましたね。




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