09 秋編



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「富山港の運河を見ながら」(71KB)
2009年9月の大型連休(シルバーウィーク)は、北陸の私鉄を乗りに行ってきました。1日目、まずは富山ライトレールから。
終点岩瀬浜まで乗り、(駅近くの)運河を通過する有名なポイントで撮影しました。天気がいいとバックに立山連峰が見えるそうなのですが・・・、それはまたの機会に挑戦したいです。



「仲良く渡る」(65KB)
次は、富山地方電鉄市内電車線を攻略。
富山市街西を流れる神通川に架かる橋が近々架け変わるというので、その前にと、富山大橋を渡る列車を撮影してみました。



「列車を迎える生徒達」(79KB)
富山地方電鉄市内線から電車線へ。途中、岩峅(いわくらじ)寺駅で絵になる風景を見つけ、慌ててシャッターを切りました。・・・もう1/3〜1/2段露出が多くてもよかったような。
でも、昭和40〜50年代のような風景がよかったです。



「朝のやわらかい日差しを浴びて」(73KB)
翌日は早々にホテルを発ち、高岡付近で撮影。6時前後に夜行列車が立て続けに3本通過するので。
まずは寝台特急日本海、これは光量が足りずにブレてしまいました(涙)。次は、写真の寝台特急北陸。そして、最後は夜行急行能登
1番写りがよかったのは、撮ってみたいと願っていた特急北陸でした。列車サイドからやわらかい光があたり、車両の質感のようなものが出てくれました。


「彼岸花の畦」(109KB)
上の写真の後、福井に出てえちぜん鉄道勝山永平寺線へ。終点勝山まで行った後引き返し、行きの車窓で気になった轟(どめき)駅で途中下車。
この駅前後で、黄金色の水田地帯が線路に沿って広がるという光景がしばらく続いていたのですが、轟駅近くではそれに加えて点々のような彼岸花が見えましたので。
車窓で見るより、彼岸花の数が多くて嬉しかったです。前景は彼岸花の赤と黄金色の稲穂、バックは深緑の山々と青い空、そして列車は・・・ということで、わざとサイドから狙う構図にしてみました。




「夕闇迫る空の中にある川を渡る」(42KB)
福井からは金沢に移り、北陸鉄道の乗りつくしへ。北陸鉄道2路線の完乗を果たした直後、浅野川線の終点付近に架かる鉄橋で撮影することにしました。

日没直後な時間帯、まずは左の写真を撮影。その後で、空を多くしてみたり、川面を多くしてみたりと、列車の本数が多かったので、いろいろ構図を楽しむことができました。
本当は、茜色の空を期待していたのですが・・・、これはこれで面白い写真になってくれました。




「水田地帯を快走する国鉄急行色列車」(86KB)
3日目は、金沢の西で撮影することに。2日目と同様狙うは、寝台特急日本海だったのですが、小雨交じりの天気で光量が足りず、ここでもブレてしまいました(涙)。そして、パノラマ型車両の特急雷鳥なども撮影。
ここでは、1時間半ほどで撤退する予定でしたが、2時間半近く粘ることに。前日のリサーチで、この国鉄急行色列車が来るのが分かっていたから。この列車が来る頃には、光量が回復してくれまして、この場所での最高の写真になってくれました。


「倶利伽羅峠をゆく」(71KB)
上の撮影から、一気に石川-富山県境の倶利伽羅峠付近まで移動。峠を駆け登ってくる列車を撮影することにしました。ここでの撮影は、5年ぶり2回目。新機材になって、いくらかこの峠を攻略できるだろうと思っていたのですが、ここではやはり(35mm相当で)500mm程度の望遠レンズが必要なようです(涙)。
1・2日目までもってくれたいいお天気もここまで。ついに本降りの雨となってしまいました(涙)。


「指揮者と楽団員たち」(105KB)
この日は、高岡から南にむかい、世界遺産五箇山合掌集落を観光&宿泊する行程。その前に立ち寄った高岡駅で面白い光景に出会いました。
高岡駅からは、南北に氷見線と城端線が延びているのですが、これは両線の車輌基地。ちょうど車輌の入れ替え作業中だったようなのですが、まるで機関車が指揮者、列車が楽団員のように見えてきました。機関車と列車達の位置、色がそうさせているのでしょうね。


「庄川鉄橋を渡る万葉線旧型車輌」(74KB)
五箇山から高岡に帰ってきた4日目は、万葉線の乗りつくしへ。
万葉線では、割と有名な庄川河口付近で撮影することにしました。天気がよいとバックに立山連峰が見えるそえなのですが。。。 見えないとなると、長い橋梁に短い車輌、構図を決めるのが、大変でした。
線路をはさんで反対側からも面白かったです。


「鉄橋を渡る」(76KB)
上の写真は、川縁から。土手の上に戻って、橋を渡ってくる列車を正面から狙うことにしました。万葉線の新型車輌は正面からのデザインも特徴的だったので。

これにて、北陸シリーズは終了。


「畑作地帯に咲いた黄色の花」(93KB)
9月末の週末は、JR東日本のツーデーパス(指定エリアを土日乗り放題の切符)を利用して、乗りつくし活動へ。
土曜は鹿島臨海鉄道の攻略をすることにしました。この日の目的は、同線の乗りつくしと、終点の鹿島サッカースタジアム駅へ行くこと。ただ、この駅は臨時駅であることや、時間の関係で、1つ水戸寄りの荒野台駅から歩いてむかうことにしました。40分ほど歩き、そろそろ鹿島サッカースタジアム駅という所で、畑の中に黄色い菊科(だと思われる)の花を発見、撮影してみることにしました。


「出発進行!」(87KB)
翌、日曜は会津鉄道&野岩鉄道の乗りつくしへ。その前に、会津地方への玄関口、郡山駅でSL郡山会津号(郡山-会津若松間運転)の出発シーンを撮影することにしました。
・・・が、新宿から乗ってきた列車(快速フェアウェイ)がSLの前に入り込む事態に。一時は撮影できないのでは?と肝を冷やしましたが、無事写真に収めることができました。逆に三者三様で面白い写真になったかと。


「これぞ、SLの出発だ!」(71KB)
実は、駅で(SLの)出発シーンを撮影するのは、今回初めてでした(汗)。予想以上に煙を吐くので、驚かされました。目の前を通過後、更に豪快に煙を吐きつつ、SLは走り去って行きました。




「ススキ回廊を行く」(76KB)
SLは足(速度)が遅いので、郡山から後続の列車で追いかけることができました。と、いってもあまり時間的余裕がなかったので、猪苗代駅近くで撮影することにしました。
駅近くの跨線橋に登ると、黄金色の世界の真ん中に1本のススキの道が見えました、それも線路に沿って。。。思った以上に季節感溢れる写真になってくれました。残念なのは、画面右下の稲穂がSL通過数分前に刈り取られてしまったことでしょうか。
ちなみに、下りは画面奥の陸橋から撮影できます。


「出発前の緊張」(45KB)
SLは猪苗代駅でしばしの休息。駅に帰還後、ホームからいろいろ撮影してみることにしました。これはその1コマ。
計器を見つめる視線に緊張が走る、という絶妙なタイミングで写すことができました。




「動輪をみつめる」(53KB)
同じく、猪苗代駅ホームでの1コマ。
最近、このように鉄道に興味を持つ女性が増えて、嬉しい限り。しかし、動輪とは・・・、渋いですねぇ。
SLにおいて最も重要な車輪は動輪。しかし、その動輪を十分に表現できなかったのは、残念なところ。







「塔のへつりを車窓に映し」(82KB)
SL撮影の後は、会津若松から会津鉄道の乗りつくしへ。会津鉄道は、芦ノ牧温泉、湯野上温泉と有名な観光地を通っていきますが、一番有名なスポットは、奇岩が連なる塔のへつりではないでしょうか。
その塔のへつりが続く断崖の上を鉄道が渡っていく場所があるというので、塔のへつり駅で下車。撮影することにしました。思った以上に奇岩の断崖は高く、撮影も風景を見るのも楽しかったです。


「懐かしの113系号、秋葉原を通過する」(79KB)
東海道・横須賀線で活躍した113系が『懐かしの113系号』として運転されるというので撮影に行ってきました。東京駅から東海道本線・横須賀線へが本運転、ですが、その前に津田沼からの回送運転を朝一番で撮影しました。何故かというと、秋葉原をバックにした光景が撮影できるからです。113系が現役時代でも秋葉原の鉄橋を渡ることはなかった(と思う)ので、とても新鮮な光景でした。


「懐かしの道を走る」(96KB)
回送運転は新宿から品川を通って東京駅へ。その東京駅にむかうシーンを(上の写真撮影後、移動し)田町駅で撮影しました。
本運転は鶴見-新子安間(撮影地はこちら)で、翌日は川崎-鶴見間(撮影地はこちら)で狙いました。2日間を通して、天候がイマイチだったので露出設定には苦労させられたのが印象に残ったところです。


「御徒町にて」(101KB)
2009年秋に運行の『山手線名称百周年記念号』を撮影する際の下見として御徒町で撮ったものですが、案外きれいに撮れましたので掲載することにしました。
上野方面からやってくる列車はS字カーブを抜けてやってくるので、編成のほぼ全体を構図に収めることができました。




「アメ横の脇を走る山手線名称百周年記念号」(114KB)
そして『山手線名称百周年記念号』を撮影してきました。
撮影地に到着後、練習したり、違う構図で撮影したりと、記念列車を待ったのです・・・が、この日はなかなか来てくれませんでした。45分待って、ようやっと登場。1時間で1周する山手線なのに。。。
でも、待っている間に日差しが回復し、記念列車の特徴である茶色が映える写真になってくれました。


「車窓に広がる東京ディズニーシー」(115KB)
2009年10月末、乗りつくしの一貫で舞浜リゾートラインのディズニーリゾートライン線に乗ってきました。これはその時のもの。園内や車内では場違いな雰囲気を醸しだしていた人物でしたが、撮影はほとんど人のいないところで行うことができました。その分、鉄道ファン的にたまらない光景を楽しめた、ってところでしょうか。



「渓谷の鉄橋を渡る」(165KB)
この秋は、クマ三郎君とわたらせ渓谷鐵道に乗ってきました。目的は"紅葉と列車"だったのですが、紅葉はまだ早かったみたいでした(涙)。

目的地は、1つ下写真の場所でしたが列車がすぐ来るということで下車駅近くで撮影することにしました。
半逆光気味の光が川原のススキにあたり、秋の雰囲気で出てくれました。





「渡良瀬川の流れを見ながら」(156KB)
わたらせ渓谷鐵道では有名な撮影地にて、トロッコ列車を撮影。川面と後ろの木造校舎がなかなかよかったです。

ただ、雲がかかってしまい色が出なかったのが残念なところ。ほんの小さな雲で、それもそれまではとってもいい天気だったのに。。。(涙)


「休憩中」(71KB)
そして終点間藤駅へ。折り返し列車の休憩中の1コマです。

運転士さんの帽子がいい感じに置いてあったので撮影することに。鉄道写真には入らないような気がしますが、これもありかな、と思っています。



「紅葉の谷を行く」(139KB)
終点で折り返し足尾銅山を見学、そして温泉に入って終わりにするつもりでしたが、もう1ヶ所で撮影するというクマ三郎君に付き合って撮影することに。ここは、NHK趣味悠々『デジタル一眼レフで巡るローカル線の旅』で紹介された場所でもあります。

手前の赤い紅葉を多めに入れた為、主題である列車が小さくなってしまったのが反省点。


「下総の水田地帯を行く」(177KB)
旧型成田エクスプレスを撮影しようと佐倉付近に出かけました。新型成田エクスプレスが増え始め、旧型がなくなってしまう前に雄姿をカメラに収めておこうと思いまして。
撮影は総武線では有名な物井のカーブにて。撮影地に到着後、特急あやめが通過。そして。横須賀線直通の快速列車新型成田エクスプレスの撮影の後、ついに旧型成田エクスプレスが登場してくれました。編成全体が入り、"すっ"とした写真になってくれました♪ ただ、撮影地に着いた時に晴れていた天気が再び曇ってしまったのが、残念なところ(涙)。


「快走!」(189KB)
上の写真から200mほど移動し、まずは特急しおさいの撮影。直線から軽くカーブするところなので、迫力のあるものになってくれました♪ そして、新型成田エクスプレスの撮影、わずか〜にタイミングが遅かったかな。最近、千葉周辺で数を増やしつつある209系列車。最後に、旧型成田エクスプレスを撮影。曇り空で残念でしたが、個人的に会心の1枚になってくれました。





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