** 再び、バンクーバーへ **

〜4日目(3/23)〜


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さらば、イエローナイフ

 6:30空港着。州法で手続きを自分ですることに、手続きを終え、最後にイエローナイフの空気をと思ったら、素晴らしい日の出と虹が見えました。

 イエローナイフからバンクーバーに戻るのですが、初日に来た順序を逆に戻ることになります。まずは、イエローナイフからエドモントンへは、南にまっすぐ飛んでいきます(地図(3))。エドモントン行の飛行機で、また全員バラバラになってしまいました。私は、この旅ではじめて窓際に座れました(進行方向左)。
 7:30定刻通り離陸しました。離陸して、直ぐ白い湖面のグレイトスレイブ湖が広がりました。・・・・・・・・・・が、いつまで経っても湖の対岸が見えてこない。さすが世界で10番目に大きな湖ですね。初日にやってきたとき暗闇に吸い込まれそうな感覚になったのは、この湖が見えていたからなのね。なかなか街の灯りが見えなった理由がわかりましたよ。10分位かかって湖の対岸が見えてきました。
 それから暫くグレイトスレイブ湖に流れ込む大きな川と平行に飛んで行きました。点在する湖と大きな大陸に、あっちあこっちに三日月湖を作ってゆったり流れ川、う〜ん素晴らしい光景ですねぇ。・・・・・・が、徹夜に加えて高度の所為で、二日酔に拍車がかかる。。。。そんなんで、機内食食べられず。。。。本読んでも酔いそうだったので、風景を楽しむことにしました。
 だんだん、湖が点在する自然が色濃く出ている風景から、平地が広がりそれに伴い農地が広がる、長方形の農地がいくつも広がっている、飛行機から見えるんだから、1つの農地がかなり大きいんだろうなぁ。たぶん小麦だろう。・・・・・と、確か、中学1年の地理でここら辺は、「寒いから、春植えて秋刈り取る春小麦地帯だよ。」と教えたことを思い出しました。本当に広大な穀倉地帯でした。二日酔でカメラ持ち出す気分ではなかったのだが、撮影しとけばよかったですね。
 そして、家が増えていき、鉄道や高速道路が地平の彼方から1点に集まってくる、そろそろエドモントンなのだろう。まるで、映画の1シーンをみてるような街が広がり、9:03エドモントン着。

 エドモントンで乗り継ぎ、・・・・なんですけど次の飛行機まで約3時間。。。。外に出られるのかな?と思ったら、外に出してくれなかった(涙)。
 エドモントン空港はガラス張りの施設でなかなか綺麗でした・・・・が、特にすることがないので、待合室で時間を潰しました。イエローナイフでは、バンクーバーに着いてからの話を全然してなかったで、夕食についてそれぞれ調べて打ち合わせをしました。しかし、二日酔はいかんともし難く、小1時間程寝てしまいました。結局皆爆睡してたのね対面にはとがみ君が横になって寝ていたとか。。。1人起きて荷物番をしてくれたすずき君撮影。

 11:00搭乗開始、エドモントンからバンクーバーへはエアカナダの子会社、air NOVAだった、う〜ん複雑。ダブルブッキンでみうら君、すずき君、席を変えさせられてしまいました。すずき君などは、一番後ろに座れせられて可哀想でした。「席が狭くて、落ち着かなかった。」とは本人の弁。
 12:19離陸。再びロッキー山脈を越えました(地図(4))。私は再び窓際に座れた(進行方向左)ので、先程のリベンジとばかりに機内からの写真を撮りまくりました。離陸後20分位経って、山の壁が現われたカナディアンロッキーです。日本の山脈が横に束になったようで、とても厚みがある。次から次へと山脈が地平線、アメリカの方に続いている。う〜ん、雄大でした。私の旅の基準は、「自然の雄大さを見たい。」なので、今回オーロラが見れて、これまたカナディアンロッキーが見られる、う〜ん最高♪。
 カナディアンロッキーを源としてバンクーバ湾に流れ込むフレーザー川が眼下に見えてくると、だんだん平地が多くなってきました。箱庭のような家々、そして巨大なショッピングセンター、高速道路、街。。。世界にここしか街がないというなようなイエローナイフにいたので、バンクーバーに近づくと何か安心するような気分になるのは、やっぱり人間は集団でいないと落ち着かないってことですかねぇ。

----ここで時間が変わります[日本時間-17時間]-----

 12:45バンクーバー着。飛行機からターミナルビル、そして一刻も早く外へ出てみたかったです。強烈な寒さが待っていたイエローナイフと同じように皮膚の穴(?)を、"キュッ"と締めてターミナルビルから1歩出ると、暖かい。。。。。12度位でしょうか春の柔らかな陽射、-20〜-30度の極寒の世界にいたので、正に天国に来たように感じられました(誇張ではないですよ)。
 バンクーバーまでの間に、すずき君と同じツアーの人2人のカバンが壊されてしまった為、クレームつけにに行ってしまいました(なかなか交渉が進まなかったとのこと)。すずき君は、座席変更に続き再び災難が。。。

 ちょっと遅れましたが、空港から市内に向けて出発しました。道には、桜・梅・桃、それだけではなく春の花々が咲き乱れていました。う〜ん、バンクーバーはいい街だ。住むにはもってこいの街ですね。



カナダでスキーをする♪

 14:06ホテルバンクーバー着。ホテル内のJTBラウンジで、バンクーバー滞在中の注意や案内を受けました。ここで久しぶりに新聞を見ることができました、どうやらミールが無事落ちたことを知りました。
 ここで夕食のツアーや、バンクーバー郊外にあるスキー場に行くオプショナルツアーがあることを教えてもらいました。スキーツアーの方は、しかし締切時間が過ぎていたのと参加者がいなかったので、申し込むことができませんでした。この時、とがみ君とみうら君の目の輝きが変わりました(笑)。

 14:45分解散。次の日は自由時間がないので、ホテルバンクーバーから数分の免税店にお土産を買いに行きました。その後、すずき君は観光案内所に行きたいということで別行動。私はお土産を買った後で、釣用具(ルアー)が欲しいという生徒の(お土産)要望があったので、皆と分かれて地図にあった釣具屋さんを探しに行きました。Mの字の真中にカエデのマークがあるカナダのマックを写真に撮ったりしてるうちは余裕があったのですが、結局目的の店を発見できず(汗)。う〜ん、イエローナイフでもそうでしたが、どうもカナダでは私のナビは正常に働かないみたいです。。。。ホテルに向う道すがら、免税店隣にある大橋巨泉のOKシップに苦し紛れに入ってみたらルアー置いてあるし。。。。(汗)、タレントがやってる店だからとあまり期待してなかったのですが、ここのOKシップなかなか親切に応対してくれました。なんだかんだで、集合時間15分遅れて、16:15ホテル着。皆様すいませんでした〜。

 バンクーバーでは、42階建の高級ホテルランドマークタワー・ホテル(3/20撮影)に泊まりました。JTBの最も安いツアーに参加したので、"こんな高級ホテルに泊まれるのだろうか、もしかしたら42階の最下層の2階の部屋じゃないかな?"と疑ったりもしましたが、6階の部屋でした。・・・・・しかし、1階フロント、2〜5階がオフィスだったので(調べてみた(汗))、実質最下層の部屋だったのね。。。。しかし、この 室内! 何とも贅沢な部屋でした。
 一息付いたところで、夕食遠征の為の作戦会議が開かれました。肉関係はイエローナイフで食べ過ぎたので(笑)、中華かシーフードにしようという大体の方針はエドモントンで決まっていましたが、"ホテルからの位置"、"少しゴウジャスな店にする(笑)"、"しかしラフなカッコでも入れる店"、ということで攻撃目標が決まりました。カナダでは夕食の場合予約を取った方が無難とありましたので、電話は・・・、ここでも、とがみ君にしてもらいました。流暢に話すとがみ君は、かっこよかったです〜!

 ホテルがバンクーバー一の繁華街ロブソン通りに面していたので何かと便利でした。感じとしては表参道に似ているでしょうか。ロブソン通りから海沿いに向い、17:15に到着しました。目的の店とは、インペリアル・チャイニーズ・シーフード海天皇宮海鮮酒楼です。港を見渡す眺めのいいビルの1階にありまして、天井の高い店内には、白いテーブルクロスの円テーブルがゆったりと配置され、天井には豪華なシャンデリアが下がっていました。
 豪華な店内に比べて値段はなかなかリーズナブルでした。しかし・・・・、種類が多くて悩んでしまいました。それぞれ一品ずつ頼み、中華シーフードに挑戦しました。で、お味もとても美味しかったです!(量もよかったですし)。カナダの晩餐を最高の料理で楽しむことができました。これもお薦めのお店でしょうか。

 スキーのオプショナルツアーには参加できませんでしたが、どうやらバンクーバー郊外でスキーができそうだ、ということで観光案内所を訪れてみましたが、18:00過ぎていたので閉まっていました。再び、JTBラウンジで、スキー場の情報を得ました。"グラウス""サイプレイス""シーモア"、の各スキー場中から、ラウンジのお姉さんお薦めの(笑)、サイプレイス(Cypress)に行くことに決めました。
 ロブソン通りの夜景の中を帰りました。スキーに行く事を決めた後で、この旅行中元気のなかった とがみ君、なにやら活き活きとしていましたねぇ(笑)。

 19:30ホテル発。スキー参加メンバーは、とがみ君、さとう君、みうら君、そして友澤、になりました。すずき君はホテルでお休み、うつのみや君は市内を散策したそうです。ホテル前に止まっているタクシーで一路、サイプレイス・スキー場へ向いました。  初日に見た(耐用年数の越えた)ライオンズ・ゲードブリッジを渡ったのですが、ちゃんと欄干(?)の所にライオンが鎮座していました。そして、夜の住宅街を抜け、20:00スキー場着。
 運動するので貴重品はホテルにと、置いてきたのがまずかったです、スキー板を借りる為に身分証明書がない。。。。(汗) ダメモトで、「日本の運転免許書はいいか。」と聞いてみたらOKでした(笑)。ただ、身分証明書を預かるだけみたいでした。
 さて初心者コースで、と思ったらリフトがない(爆)。ただ、長さ200m位のワイヤーがウンウン回っていました。どうやら、これに捕まって上の方に上るみたいだったのですが、いざやってみると、なかなか難しかったです。2回ほど滑った後で、とがみ君、さとう君、みうら君は中級コースに進み、私はほとんど滑れないので初心者コースで楽しんでいました。人も少ないのでマイーペースで滑れました。しかし、このワイヤーリフトが大変で、1回、前の人がワイヤーを揺らした余波で吹っ飛ばされてしまいました(爆)。スキーウェア持ってない私は、ジーンズをとジャンパーというイデタチだったので、転べないのに。。。
 1時間半ほどしたら、とがみ君、さとう君、みうら君達の薦めで、中級コースにチャレンジしてみました。「そんなに傾斜が厳しくないので、上に行ってみようよ!」と言う誘いで何度か騙されているので(笑)不安でしたが、「夜景が綺麗。」と言う言葉につられて、リフトに乗込みました。乗ってから数分後、だんだん高度が上がるにつれ、バンクーバーの夜景が一望できました。う〜ん、すばらしい!騙されて良かった(笑)。・・・・しかし、このリフト長い! 20分位乗って終点に到着。そこから滑り始めました。時期が時期(3月末)ですし、時間が時間(22時頃)だったので、ほとんどプライベートゲレンデ状態。十分スキーを堪能できました。リフトが長いので、2回滑って時間が無くなってしまいました(バスの時間が近づいた為)。
 レンタル用品を返しに行ったら、日本語の会話が聞こえました。珍しく日本のにーちゃんが働いていて、これまた偶然日本の旅行客(女性達)と話していました。我々も、ちょっと会話に加わったのですが、「カナダの連中、ホントに働かねぇーよ!」と、にーちゃんの愚痴を聞かされてしまいました(笑)。
 しかし、カナダ人が働かない・・・「初日の空港係員やる気のなさ事件」等々思い当たる節が幾つかと。。。(爆)
 23:00スキー無事終了。・・・・実は、ここからが大変でしたよ(汗)。

 行に使ったライオンズ・ゲードブリッジが22時で閉鎖されてしまっているので、まず、海(湾)を渡る唯一の手段"シーバス"を利用する為、23:15バスに乗って下山しました。山を降りる時、木々の間から夜景が綺麗に見えたので、できるだけ景色を楽しもうと思ったのですけど・・・途中で寝るてしまいました。
 23:50シーバス発着所着。次に、24:00発のシーバスに乗りこみました。名の通り連絡船で10分程乗って対岸に渡るのだけですが、ダウンタウンの夜景が楽しめました。観光で乗るのもいいですよ。
 シーバスから外へ、と思ったら、そのままスカイトレインの駅に連れて行かれしまいました(汗)。スカイトレインに乗っても多少ホテルに近づくので、そのまま乗車。このスカイトレイン、リニアで動く新交通システムで、一部地下を走ってます。ここで、また私のナビ狂う(汗)。1つ目の駅下車だったのに、2つ先まで行ってしまいました。スカイトレインは切符売り場がなく、そのまま乗ってそのまま降りてしまいました(大汗)。払う気はあったのですが・・・・。
 1つ乗り過ごしてしまいましたが、ロブソン通りに出ることができました。やれやれ。。。 金曜の夜とあって、ロブソン通りとても賑わっていました。通りに面したオープンカフェでは、それぞれの形でお酒を楽しんでいるようでした。
 バンクーバーの交通機関を駆使して(笑)、無事1:00頃、ホテルに帰りつくことができました。

 帰って着たので、すずき君やうつのみや君を起してしまったらしく、そのまま 宴会を開きました。連日飲み会をやってますなぁ〜(汗)。しかし、2:00から3:00 の1時間でお開き、眠りの床に着きました。




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