いつまでも「手うちわ」では体裁が悪い。
そうだ京都行こう!!扇子を買いに、一人旅の訓練も兼ねて。
と、思ったのは一体何ヶ月前なのか、たぶん暑い夏の盛りだろうけれど、やっと実現しました京都旅行。ホントは一人旅の訓練のはずだったのですが、う〜ん、やっぱり迷子になりそうだし〜とか何とか理由をつけまして、クマさんにも一緒に来てもらうことになりました。ただーし、日帰りなので行きは6時半の新幹線…。数年ぶりに朝焼けを見てしまいました。
そして東海道新幹線に乗り込みました。なかなかよい天気で、富士山も良く見えました。富士山のヨコを通過中、「おー、東京から見る富士山とはカタチが違うわー」と感心したり、車窓を楽しんでいたのですが、愛知県は蒲郡に差し掛かった瞬間、空一面にアヤシイ黒い雲が広がり始め…。うーん、嫌な予感。ひとまず京都駅へ到着。最初の目的地は「大原」です。京都駅から大原行きのバスが出ているのですが、市内は混雑しているらしいので、地下鉄烏丸線で国際会館駅まで出、そこからバスに乗り込むということに。京都駅の改札を出たところで、「サテ、ここから先は案内してください(クマさん)」「エッ。」そんなァ、初めてきた場所なのに分からないヨ〜。こっ、これはやっぱり、「楽しい楽しい二人旅」なだけでなく「旅先で一人で動く訓練」なのか…
今年は紅葉が遅れているようで、モミジが緑色なんですが…。ところどころ色づいていて、これはこれで綺麗だからヨシ。バス停から三千院へ向かう途中、お土産物屋さんからはいろいろな食べ物の良い香りが…。今日は朝ご飯が早かったから、もうお腹空いたナア。三千院のお庭を見ているときも、「なんて風情のある眺…お腹空いたー」。クマさんにたしなめられつつ、お次は宝泉院へ。ここは「額縁庭園」というのが有名で、部屋からお庭を眺めるとまるで額縁に入っているように見えるというものだそうで。私の目的は、もちろん額縁庭園もなんですけど(と強調しておく)、参拝者全員にふるまわれるお茶とお菓子!!お腹がすいてたから、助かった〜。お菓子がモチモチうまうま。…色気、じゃなくて風情より食い気な感じになってきたので、エー、気を取り直してこの風景を写真におさめよう、と携帯カメラで撮影してみるが、どうも…この鮮やかな色をっ、質感をっ、雰囲気をっ、写真に写しこむウデがなくて、イマイチな仕上がりに。仕方ないので撮影はあきらめ、じぃっと見つめて一生懸命心のアルバムに写しこんでみました。
次にいった実光院では、寒桜を鑑賞しつつ、またまたお茶とお菓子がふるまわれまして、こっちもウマウマ。
大原で最後に言ったのは寂光院。建礼門院ゆかりのお寺らしいのですが、「…建礼門院って誰?」と自分からは切り出せなかった(汗)。聞いたことがある名前な気がするし、知らないと恥ずかしい思いをするような気配を醸し出してたので…。
ネタを求め、清明神社へ。「陰陽師の同人誌が奉納されて」「ないと思う」とか「安倍晴明や孫のイラストが絵馬に描かれていたり」「それはあり得る」とか話しつつ、神社へ行くと…アチコチに五芒星が描かれている以外は、普通の神社でした。お守り売り場にいた巫女さんを見た瞬間、クマさんが「萌え」言い出すんじゃないかと一抹の不安がよぎったのですが、何事もなく終了。
京都ガイドにこのカフェの写真が載っていて、なかなか素敵だったので行ってみることに。クラシックを聴きつつケーキをつつく(食べてばかり?)。
そこの店員さんがメガネ男子だという話の流れから「さっきの巫女さんが良かった」という発言を聞きまして…ダメーッ、ダメーッ、私が一緒にいないときは巫女さんでもメイドさんでも女子中学生にでも、心踊っても怒ったりしないけど(メイドさんは私も好きだ)、一緒にいるときはダメーッ、と叫んでなんかいません。…メガネ男子店員はポイント高いなあ。
_ (以下編集中)
なんという乙女www
うん。非常に分かり易い一線で、いと宜し!
日帰りでつかw大原には○○○○宿もあるというのにー
そりはさておき、大原には小生の恩義ある方がお住まいで、何十回となく行きました。紅葉の見ごろは来週くらいですかね。時間があれば、そこから散策するととてもいい場所なんですけどね。いやはやなつかしいかぎりです。
いいなー、京都。
建礼門院とは、平清盛の娘徳子のことです。壇ノ浦で入水した安徳天皇のお母さんにあたります。
日帰り・・・なんだ。ちょっと残念(何故!?)
京都と言えばベタですが嵯峨野の湯豆腐でしょう!!
ついでに亀岡からトロッコ乗るとか。