08〜10年の作品


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「みずがき上空に広がる冬の星座達」(26KB)
毎年恒例の黒森冬星見。今年の課題は奇岩の山「みずがき山」をくっきりと浮かび上がらせ、しかも星空を点像にすること。ということで、ガイド+固定の両撮影法を組み合わせて撮影してみました。ガイド撮影だけだと星は点像になるのですが、地上は動いてしまいますので。
問題点は2点、まずは時間が遅すぎたこと。もう1時間早くしかも28mmではなく35mmで撮影したかったですね。それから中断時間が短かったこと。キャップを部屋に忘れて、手でレンズを覆っていたのですが、寒さで(じっとしていることに)我慢できませんでした。
まだ、課題が多そうな写真です。


「冬の大三角」(33KB)
上の写真の撮影の後、冬の星座達が上空に移ってしまったので、冬の大三角のみで撮影。この日は、やや雲が多かったのですが、思ったより星が写ってくれました。・・・しかし、見事なくらい"フジかぶり"が発生しまいました(汗)。

※フジかぶり・・・星空をフジフィルムを使って撮影した時、水中の藻のような色にバックが染まる現象


「北アルプスに沈みゆく獅子」(45KB)
2008年のG.W.は、星を見に友人達と安曇野に行ってきました。
意中の観望ポイントは信濃大町の東にある鷹狩山。山頂付近が展望公園として整備されていて、星空だけでなく、北アルプスの山々に抱かれた大町市街も目前に広がりました。
西側が開けていたので沈む星座、時期的に夕方冬の星座からはじまって、春の星座が沈んでいくのが、楽しめました。星を点にするために追尾したので、地上の風景が動いています。それが日常にない風景が写った写真になったような。2009年の年賀状に使った写真は、これより短い露出時間のものを使いました。街の光跡が長いと何だか分からないものになってしまう気がしましたので。



「漆黒の湖面上空に浮かぶオリオン」(27KB)
2008年の9月中旬にデジ一眼を購入しまして、それに慣れる為、と長野に鉄道撮影の旅に出ました。途中、適当に宿に入るつもりでしたが、夜も晴れそうだったので、信濃大町北、仁科三湖の1つ木崎湖の近くで夜を明かすことにしました。木崎湖を取り囲む山の一部にパラグライダー(の発射)場があって、見晴らしがよい場所があるのを知っていましたので。以前来た時は朝まで深い霧の中でしたが、この日は一晩晴れてくれました。


「紫色に染まる世界に輝く金星」(22KB)
毎冬恒例となっている黒森星見遠征での1コマ。ちなみに黒森は山梨県北部にあります。
2008年12月は、日没後空が薄い紫色に変わってきたら金星が見えてきました。



「みずがきの山上で伸びやかに昇るオリオン」(45KB)
これも黒森でのもの。画面左下隅は山容が面白いみずがき山、そして昇る冬の星座達です。雪が残る畑を下に置き、冬の情景を出してみました。画角に流星でも入ってくれれば、アクセントになったのですが。。。
日本百名山にもなっているみずがき山、毎年のように星座と一緒に撮影しているのですが、年々電線&電柱が増えて、構図が取りにくくなってきてしまいました。それに光害も年々酷くなってきています。




「富士山をバックに輝く夏の大三角」(103KB)
2009年10月の連休は青空に誘われ、富士山に星見に行ってきました。21時頃ホームグランドである須走五合目に着くと、富士山をバックに夏の大三角が沈もうとしているところでした。
その後、月を撮影したりしながら星を楽しみ、朝までいるつもりでしたが、雲が広がってきたので、25時に撤退することになってしまいました。


「マリンタワーの上を駆けるカノープス」(115KB)
冬のある晴れた晩、自宅近くでカノープスを発見しました。中国などでは1度見ると長生きするなどといわれている星です。
近所に家々が立ち並び星が見られる場所がなくなりつつあるので、(自宅近くでカノープスを)見るのは、実に8年ぶり
造成によって、木が切り倒され見晴らしがよくなったから見られるようになったのは、何とも皮肉。でも、ここで星が楽しめるのもあと数年ってところだなぁ。


「元旦の部分月食」(126KB)
元旦未明に天文現象が起こるというので、年越しのお酒を我慢して出撃しました。かといって遠くには行けなかったので、ベイブリッジで有名な大黒ふ頭で機材を展開しました。
沈み行くオリオンを眺め、月食がはじまると同時に撮影開始。広角で多重露光、地球の影を追いかけるなどの方法がありましたが、月を追尾して地球の影が(月面左下から右下へ)移動する様子を撮影することにしました。


「都会に浮かぶ赤い月」(438KB)
正月休みは乗りつくし活動で奥多摩へ。そして、高尾山で月の出を楽しみことにしました。地平線まで広がる光の海に赤い月が昇ってきた時には、その素晴らしい光景に息を呑むようでした。大気の屈折で月(の上下)がつぶれて見えるとか、上の写真から28時間後の月だった、なんて野暮なことですよね。
高尾山では昇るリオン座や、月とオリオン座の競演なども楽しむことができました。しかし、18時以降は山から降りる手段が暗い登山道を下るしかなくなるので注意が必要です。


「夜中雲模様」(100KB)
恒例の黒森遠征、2010年は1月の連休に行いました。珍しく(?)好天に恵まれ(汗)、みずがき山とオリオンや、簡易赤道儀に望遠鏡に乗せてのオリオン大星雲撮影などを楽しむことができました(写真は流れています(涙))。・・・が、日付が変わる頃には雲に覆われてしまい宿に撤退(涙)。
今回の目標は、その他に未明に昇ってくる月の撮影。友人達と酒盛りをしながら時が経つのを待つことに。月が出てくる頃には雲が少なくなってくれました。しかし、すっきり晴れてはくれなかったので、それ(雲)を逆手に取って利用することにしました。あまりしないことですが・・・、思った以上に幻想的な写真になってくれました。画面左下の明かりは月です。


「月齢10.1」(82KB)
年に数回ペースで2006年から続いていたプレアデス星団(すばる)の食が2010年1月末に起こるというので、(自宅にて)観測&撮影することにしました。その様子は、下の写真にて。
機材を組み上げ、月の試し撮り。この月があまりに写りがよかったので、ここに載せることにしました。ただ、大気のゆらぎで、まだまだシャープさが足りないなど課題も。月は難しいなぁ。





「すばるに迫る月」(75KB)
平日の現象だったので、仕事をしながらの観測&撮影になってしまいました(涙)。その結果は、こちら。途中、間が開いてしまったのは雲がやってきてしまったため。
しかし、星が次から次へと消えたり出たりする現象は、なかなかに見ごたえがありました。次回が2024年になってしまうのが残念なところ。


「夜桜とオリオン」(110KB)
毎年のように赴いている「わに塚のさくら」。この春は、ようやっと、満開の時期に合わせて訪問するという念願が果たすことができました。
鉄道撮影などをして、夜になってライトアップされた「わに塚のさくら」を、と思ったら、この日はライトアップが行われていませんでした。・・・しかし、その分満天の星空と満開の桜という思いがけない光景を楽しむことができました。
ただ、残量1枚&電池切れ間際と、結構ギリギリの撮影に(汗)。でも、思った以上に雰囲気のある写真になってくれました。


「桜の上に舞う北斗七星」(202KB) new!
2010年のG.W.は群馬・長野で過ごしました。群馬でSLの撮影をし、そして翌日は長野で撮影をする予定でした。しかし、G.W.渋滞を避ける為、夜になるまで沼田付近でブラブラすることに。
星が見られる場所がないかと走っていたら、赤城山の山麓で見事な夕暮れに出会い、そのまま沈みゆく冬の星々や、そして天頂に昇った春の星座達を楽しむことができました。
レリーズを持ってくるのを忘れ、露出時間が稼げず、桜を自分の車のライトで照らして桜を浮かび上がらせました。・・・天体写真ファンとしては、ちょっと・・・な方法でしたが(汗)、桜の桃色がきれいに出てくれました。


「千曲川に浮かぶ月とさそり」(53KB) new!
夜中、群馬から長野北部に移動中、姨捨付近で寄道。目的は果たせなかったのですが、千曲川の橋の上で素晴らしい星景に出会うことができました。
川面に写る月光の写真は風景写真に、横構図でさそり座を入れた写真は天体写真に入れることにしました。


「北アルプスに沈む冬の星座達」(333KB) new!
帰るだけになったこの日も渋滞を避ける為、長野県小川村で、夕暮れや星を見て時間調整を行いました。
この日は、素晴らしい北アルプスが望むことができまして、そしてその山々に冬の星座達が沈んでいきました。画面中央に冬の雄、オリオン座がいます。本当は、画面下にあったも構図に入れたかったのですが、露出をかけてもきれいに浮かび上がってくれませんでした(涙)。
ここでは、もう1〜2ヵ月前の時期に訪問して、沈む星座達を長時間露出で狙ってみたいです。




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