草津線

最終更新日2012.02.08.


● 基本データ

 草津線は、関西本線の柘植駅から東海道本線の草津駅に至るJR西日本の幹線路線である。全線が大阪近郊区間に含まれ、京都圏への通学・通勤に利用されている。
 旧東海道沿いに大津と名古屋を結ぶ鉄道建設を目的に関西鉄道が、明治22(1889)年12月15日草津-三雲間が開業させたのがはじまり、翌明治23(1890)年2月19日柘植まで延伸全通した。明治40(1907)年10月1日、関西鉄道が国有化され、国鉄路線へ。昭和62(1987)年4月1日、国鉄分割民営化によりJR西日本に移管された。明治以降、路線名・区間の変更がない、数少ない路線の1つである。
 かつては、姫路・京都方面から草津線を経由して伊勢・名古屋方面とを結ぶ直通列車が走っていたが、現在は臨時列車を除いて全て柘植駅までの運転で、関西本線に直通する列車はない。


[車窓の楽しみ方]
 柘植駅を出発すると、関西本線の路線と別れすぐ県境(三重県-滋賀県)の森の中へ入っていく。森を抜けると忍者の里甲賀へ。甲賀駅構内では忍者のかわいいキャラクターをいくつも見ることができる。
 貴生川から北では、田園風景が広がる。水田地帯が約20分ほど続くので、とてもきもちがいい。盛稲か稲穂に色がつく頃が草津線の車窓を楽しむベスト・シーズンだと思われる。
 石部駅を出ると進行(草津)方向にむかって、右手に三上山(近江富士)。が見えてくる。立体交差して東海道本線の線路と合流。草津駅に着く。草津駅前には草津宿のモニュメントがある。
 車窓は、進行(草津)方向にむかって、右側がよい。
柘植-草津間 36.7km

※ 1時間に1本(朝夕は1時間に2本)運行しているので、容易に乗りつぶしができる。



● 乗りつぶし記録

  ・2005.08.19. JR東海攻略作戦草津→柘植間に乗車。完乗達成。
  ・2011.09.02. 近畿遠征で、草津→貴生川→草津間に乗車。



● 駅舎写真

柘植駅(2005.08.) 貴生川駅(2008.07.) 草津駅(2005.08.)



● おすすめ撮影ポイント

 撮影ポイントは、JR線路線別撮影地草津線にて紹介している。(このページに戻る際は、ツールバーの"戻る"を使って下さい)
 この他、水田地帯を行く庭瀬-中庄間、周防灘を望む戸田-富海間など。



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