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事務職のオフィスというものは、有体に言って雑然としているものである。
書類や資料などが地層となり、そこかしこに積み上がっているのである。
で、まずは自分の机に積みあがったボタ山を掘削。
8割はリサイクル室行きとなる。まあ、いつものこっちゃ。(まさにボタ山)
課「Iさん、こないだの書類どこやった?」
I「Tさんが担当なんで・・・Tさん持ってない?」
T「それなら私が処理してSさんに渡しましたけど・・・?」
S「あ、こっちの処理は終わったんでIさんに協議回ってません?」
で、最初に戻る。食物連鎖というかなんというか。
結局課長はオフィスを1週して戻ってきた。
時は昭和初期。遺産相続に巻き込まれた三兄妹とお手伝いさんの物語。
結構シュールなギャグが盛りだくさん。
軍人で大陸勤務の長兄がドコかで見たことあるようなスタイルなのは内緒。
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