_ [鉄道模型][インプレッション] マイクロエース　A2993 四国8000系　新塗装　特急「しおかぜ」5両セット・A2994 四国8000系　新塗装　特急「いしづち」3両セット

ＪＲ四国の岡山〜松山間列車「しおかぜ」編成と高松〜松山間列車「いしづち」編成。
両者は宇多津で併合し松山へ向かうが、多客時には分割併合を行わず、全編成が「しおかぜ」として岡山〜松山間で運行される。
このため、連絡列車として高松〜多度津間に臨時「いしづち」がキハ１８５等で運転される。（８０００系の予備編成が使用される場合もあり）

各部を手馴れた造形ですっきりと表現。
実車は振子車輌なので、追加工して振子を再現させるのもまた一興。

_ 併結後の８連

_ 両編成の連結部

ＴＯＭＩＸのＴＮカプラーの品番０３３５を使用するが、連結器本体のみ品番０３３２のものに交換する（電気連結器の表現のため）。
なお、電連は下1段をカットしておく。
０３３５の胴受の左右にはジャンパ栓があるが、スカートと干渉するためカット。このとき胴受とベースの取付爪を切ってしまわぬよう注意。

_ 二箱では収納に困るので

ＣＡＳＣＯの８輌用ウレタンを使って１箱にまとめた。

これまでブックケース用のウレタンを販売していたウインが倒産したとの報を聞き一時はどうなることかと思ったが、ウレタン製品に関しては東京・江戸川区の「四八」なる会社が「ＣＡＳＣＯ」ブランドで引き継いで販売しているので一安心である。

_ 実車画像

瀬戸内海沿いを行く８０００系

_ ＫＡＴＯ　６０７４−１　キハ３５一般色（Ｍ）・６０７５−１　キハ３５一般色・６０７６−１　キハ３６一般色

ＫＡＴＯから満を持して通勤型気動車の発売。
昔は乗って楽しい車輌ではなかったが、急行形、近郊形・・・と雑多な形式がつながっている中に組み込まれると良いアクセントになっていたものである。
まずは片運転台のグループから発売。
両運転台のキハ３０は少々遅れるとのこと。
ＫＡＴＯらしいあっさりとしたディテールだが、この形式には合っていると思う。
特徴ある外吊扉をよく再現。
戸当たりゴムに色を注したのがアピールポイントとのことである（ホビーショウでの担当者談）
連結器はボディーマウントのナックル式だが、交換用にアーノルトカプラーも付属。
前面のジャンパケーブルはユーザー取付だが、急カーブでは連結器の首振りに影響しそうである。
その際には同梱の蓋に交換すると良いだろう。
気動車の幌は片側にしかなかったため、幌なしの表情を再現するには市販の幌枠パーツを使用する。
幌穴にワンタッチで取付できるパーツがあればよいのだが。

_ キハ３５

床下パーツ共用化のためか便所用水タンクが省略されている。
適当なパーツを取付けておくべし。

_ キハ３６

便所が無いため、車端部の窓配置が３５と異なっている。
また妻面も窓付である。

_ ヘッド／テールライトは点灯式とされているが、導光の取回しがアクロバテッィク（笑）なため、少々暗い。

まあ、国鉄時代は昼間点灯していなかったからこれはこれで良いのかも知れない。

ＯＮ／ＯＦＦスイッチは客室内にあるため、車体を外して操作する。

某ちゃんねるその他の掲示板で、他社製コントローラーとの相性が云々されているが、確かに速度調整つまみをラフに扱うとラピッドスタート気味ではある。（うちの機材はＴＯＭＩＸ製Ｎ−１０００ＣＬ）

コンデンサを外すと良くなるとかモーターの特製だから何をやっても駄目だとか色々言われているが、この件についてはちょいと研究してみたい。

まあ、どうしても駄目なら駄目でキハ２０の動力に差替えるとか、そこら辺はどうにでもなるが。