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「シビュラシステム」で裁けない犯罪者をどう裁くのか。
このシステムは「人並みの良心があり」「罪の意識がある」人物には有効だが今回のようなある種の人格障害からなされる犯罪には対応していなさそうな。
「フィクションにしてもこのシステムは出来が悪すぎる」と一笑に付すのは容易だが、管理する側(本作なら政府機関、会社なら総務部門とか)が「楽できる」システムというのは現実の社会でも結構存在する。
そして一見立派なシステムだが使ってみると案件によっては違う結果が出たりそもそも想定されていなかったりと似たような事例はよくあることなのだ。
けっこう考えさせられるテーマである。
こちらも最終回。
記憶をリカバリされた筈のヒナだが何故かメモリをつっ込んだら記憶がもどったという王道展開。だがそれがいい。
一筋縄ではいかないストーリー展開で3ヶ月間楽しめた。
関わられたクルーに感謝を。
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