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2009-07-11 小規模個人事業主の誤解
本屋が書評のひとつも書けねぇでどうする?的なコトを言った手前、一生懸命書いた。他の本屋さんは、どんな書評を書いたのか凄く気になるケド、とりあえずこんな感じ。
_ [商品情報] 恋愛中毒
角川文庫より税込価格¥600-
[店主オリジナル書評]
『陳腐じゃない恋愛なんてないですよ…』
美雨の身の上話を聞き終えた井口は言った。美雨にしてみれば「知った風なことを…」と思ったかも知れない。だが人は恋愛、つまり愛なくしては生きられない。愛は麻薬にも似て、人を惑わし…壊してしまう…。この作品を読み終えた時、作者があえて「恋愛中毒」とした理由と、この作品が吉川英治文学賞を受賞した理解できるでしょう。そして貴方は自分を愛してくれる人に「優しくしてあげよう」と思うのではないでしょうか?
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_ [商品情報] 黒冷水
河出文庫より税込価格¥546-
[店主オリジナル書評]
冒頭からこんなシュチュレーションを描いた作品はマズないと思うが…。弟がエロ本やAVを求めて兄の部屋をアサるのは、普遍的な日本の家庭において、よく見かける風景であると言えなくもない。しかし修作(弟)のソレが、あまりに偏執的かつ倒錯的であるコトに、物語の凄惨な結末を予感させる。そして正気(兄)は冷酷かつ執拗な報復を開始する。心臓から冷たい黒色の流動体、黒冷水という名の憎悪を流しながら…。なぜに兄弟はこれほどまでに憎しみ合わねばならなかったのか?カインとアベルの時代から兄弟とは争うものなのかも知れない。17歳にして第40回文藝賞を受賞したこの作品と作者のポテンシャルを読むのではなく感じて下さい。
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