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2010-12-10
_ [業界関係] この位の抗議活動は当然だろう
実は店主には立川北口で深夜営業の艶本屋を出店するという野望がある。だとしても店主は、いわゆる艶本を何の制限も設けずに販売する事には抵抗がある。しかしそれは購入者が未成年に限った場合であって、成人男性のそれには必要を感じていない。R-15、R-18、R-20と言った表記で十分だと考えるし、当店では成人指定がされていなくても艶本にはビニールを被せたり、紐で十字に縛って販売している。
言いたい事がある。
よく東京都から『不健全指定図書類の指定お知らせ』が送付されるが、何故か大手出版社(特に一ツ橋グループ)の出版物は記載されていない。正直、大手出版社の出版物には昭和期の艶本を遥かに凌駕するようなモノが多数あるが、その販売には一切の規制が設けられていないのは何故だろう?やっぱり裁判に持ち込まれると負けるからじゃないのか?だとすれば今回の条例は、もっともらしいコトを言ってはいるが、裁判に負けない為の防御策と考えられるよね。
極稀に当店にも不健全図書類に指定された図書類があるコトもあり、「どの程度不健全なのか?」を検証したコトもあるが、その内容はあるふれた艶本でしかなく、指定を免れた艶本と比較してもライトな内容だった。一体、どのような基準で指定されたのかは全く不明だった。たぶん裁判に持ち込まれない程度の小規模出版社を苛めて「不健全図書類を取り締まってますよ」的なゼスチャーなのだろう。
結局、なにが言いたいかというと、不明瞭な表現をもつ条例が可決されるコトにより、誇大解釈が行われ、あらゆる図書類に対して不当な弾圧が可能になるのではないか?例えば、当局に不利な記事を扱う雑誌等に暴力的もしくはセクシャルな描写があれば、それを理由に取り締まるコトができるのではないか?それが大手出版社だとしても。 という事を危惧しているのです。
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