エイザの奇妙な冒険

_ １０月期の新番組も出揃い、そろそろ取捨選択も終わったころ。

クマ三郎氏やともりん氏もレビューされていましたので、私もちょっとやってみましょう。

_ １．ガンダム００

なにをやってもファンから叩かれるガンダムシリーズ。

今作も「ソースケとクルツが出ている！」とか「あのＺモドキはなんだ？」とか、「ＭＳがダサい！」とか「厨設定のオンパレード！」とか色々言われているようですが、個人的には結構楽しんでます。

「００」でいいな、と思っているのは３点。

①戦争と関係ない状況にいる普通のメインキャラがいること

世界を俯瞰するためには本来、彼らのような立ち位置も必要です。視聴者は「ガンダムマイスター」ではなく「クロスロードくん」なのだから。

②政治・マスコミというファクターを組み込んでいること

社会を描く中では欠かすことのできないこの２者をどう描くのか、というのは今まで無視されてきたように思われます。今後、どういう展開になっていくのか、期待と不安が半分ずつ。

③キャラクターが過剰に感情的でないこと

・・・まぁ、種・種死が感情的過ぎるだけかもしれませんが・・・。遺伝子操作の段階で、何か見落としがあったのか、それとももともとなのかはわかりませんが、登場人物全員でファビョるのはもう沢山です。

あとは人革連の量産ＭＳはダサくてカッコいい！リーオー・ビルゴ以来のナイスな量産ＭＳ。プラモが欲しくなる出来栄えです。

_ ２．ＧＲ

横山光輝の「ジャイアントロボ」のリメイク作品。ＢＳだかＣＳで放送終了後の地上波放送なので、既に完結しているのですが、個人的には結構ツボな作品です。

「ＧＲ」でいいな、と思っているのは説得力のあるリアリティが感じられること。

「ＧＲ」ではキャラクターが横山風であること及びジャイアントロボ他架空のメカデザイン以外は徹底的にリアルに描かれています。もう軽トラとかタクシーとかまでＣＧでリアルにやってます。

その上、事件が起こると「ＢＦＮ」というＴＶ局の報道が入り、女性レポーターがヘリや放送車で現地に現れ、ニュースで状況が説明されます。

ロボを手に入れた大作少年は「国連機関（実態はアメリカ軍）」に拉致され、閉じ込められたり、無理やり戦わされたり、狙撃されたりとロクな目にあいません。

ある意味ロボというマンガ的かつ超越的な力を描くために、世界・社会を冷酷にシミュレートしているのですが、これが非常に説得力を持っています。このまま、短距離を突っ走っていただきたいものです。

_ ３．ナイトウィザード　The Animation

これは原作のファンなので見始めたのですが、結構いい線いってます。もともとＴＲＰＧなので複雑な世界設定とか裏設定とか色々ありますが、深いこと考えずに楽しめる作品ではないか思います。

特に柊。原作の「学年ダウン」「漢感知」を見事に再現。この調子で「下がる男」道、「不幸学生」路線を究めていただきたい。

また、前回マユリがゲストで出てきましたが、この調子で「死の茄子色カブトムシ」ことナイトメアや「無邪気な神の僕」グィード＝ボルジア、「まほうせんせい」静＝ヴァンシュタイン、「中坊戦隊ジャスティスⅤの左から２番目のレッド」こと山瀬京介たちにもご出演いただきたいものです。・・・ってナイトメアは次回出てくるらしい。

強いて欲を言えば・・・アンゼロット様はもっと腹黒いサディストのような気が・・・うわっやめろなにをすくぇｒちゅいおｐ＠「ういえあこｈｊｆｄｓｌ

_ （以下、ファイルには意味を成さない文字の羅列のみ続く・・・）