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2008-01-02 小規模個人事業主は剣牙虎と光帯を見上げる
人と龍が共存する世界大協約(グラン・コード)世界で、小さいながらも貿易によって繁栄していた<皇国>と海の彼方から侵略してきた<帝国>との戦争、それをきっかけとして激化する<皇国>内部の権力闘争を描く。
もう少し丁寧に説明すると
東州戦災孤児だった新城直衛は義理姉とともに五将家の一つである駒城の若殿に拾われ育預として育つ。
北領に侵攻してきた帝國に大敗し敗走する皇国軍の殿(シンガリ)を強制的に任される(敗走の途中、天龍との知己を得る)。
正確的にはカナリ問題がある新城直衛ではあるが、天才的な軍略家としての才能を発揮し、600人の大隊で帝國約束の日時まで帝國軍を足止めし、大協約にもとづき降伏する。
捕虜となった直衛を、帝國軍元帥鎮定軍総司令官:東方辺境領姫ユーリア・ド・ヴェルナ・ツァリツィナ・ロッシナは幕営に加えようとするが、これを断り故国へと帰還する。
帰還した直衛は、その赫奕たる軍功を称えられ、陛下への奏上する栄誉を賜る。しかし直衛の奏上は守原家中心の夏季総反攻を叩き潰すものだった。守原家には殺されそうになる程恨まれるが、実仁親王殿下の後盾を得て、直衛は少佐に昇進し近衛衆兵鉄虎大五〇一大隊を任される。
美しい個人副官:天霧冴香、観戦武官として天龍:坂東一之丞を得たのも束の間、帝國軍のアレクサンドロス作戦が発動される。龍口湾にて、直衛は大隊を率いて浸透突破を開始。ユーリアの本営に迫るも、撤退命令が出される。
敗走する皇国軍。帝國軍の侵攻を食い止めるべく、直衛は六芒郭を守ることになる。守りきれないとみるや、六芒郭を爆破し帝國軍本営に夜襲をかける。帝國軍本営までたどり着いた直衛達は意外な光景をみる。なんとユーリアが味方であるはずの帝國本領軍に襲われていた。直衛はユーリアを助け愛人とし、皇都への帰還を果たす。
以後は読んで御確認を…(スミマセン、疲れました。誰か加筆して下さい)。
しかし、この作家:佐藤大輔は遅筆なことで有名だ。この『皇国の守護者⑨』も2005年2月に発売されて以来、連載が停まっている。まぁ作者が飽きちゃったんだろう。しかし佐藤大輔ファンは意外に多い。でもウチの店では売れない…。何故か!?それは佐藤大輔ファンのお客サンはアマリにも待たされている為、我慢ができなくなっているからだ。つまり発売日に本屋にならんでもいいから一秒でも早く読みたい状態になっているからだ。もし店主が業界の中で偉くなったら、こういう作家には鞭でシバいてでも書かせるようにしたいと強く思う。
直衛が若菜大尉を見殺しにするシーン。小苗橋にて第十一大隊が全滅するシーンもKCならではの描写と言えるだろう。
残念ながら、KC版は第5巻で完結となってしまった(打切かもしれないが)。直衛が熱機関搭載軍艦:畝浜に乗り、故国へ帰還し、最愛の義姉と再会するシーンで終了となった。オフィシャルHPがありますので、御確認下さいマセ。
_ [Life_is_tough] HP
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