2010-07-31(Sat)
_ JAXAに行って来た
「はやぶさ」帰還やイカロスなどで湧く日本の宇宙研究ですが、その総本山JAXAの特別公開へと行ってきました。残念ながらるぅ嬢は疲れがたまったようで欠席、で、私一人で出撃。
会場はJAXA相模原キャンパスと隣接する市立博物館。で、会場前に着いたのですが…目玉のはやぶさカプセル展示には推定3時間待ちかと思われる列が…。
さ、ここは潔く諦めましょう(笑)
本日の私的一番目標はそのはやぶさのプロジェクトリーダー、川口氏による講演。カプセルはこれから全国巡業に出るようだし(笑)むしろこういった方の話が直接聞ける機会の方が貴重かと。



以下の5つの技術の立証もそれぞれ一つづつがかなり興味深いものがあります。ご存じイオンエンジンによる惑星間航行もありますが、特に光学情報を用いた(つまり探査機自身の目による)自律的な航行と誘導についての説明には興味を持たされました。

ちなみにはやぶさもカプセル投下後、ラグランジュポイントへ向かわせてこの深宇宙港のためのデータを取る案もあったそうだが、相次ぐ故障でそれどころではなくなったそうで。




しかしこの神社、化学屋としても参拝せねばなるまいか。



という訳で、現場責任者ならではのいろいろ貴重なお話を聞く事が出来ました。
他にも「当初計画では目的地はイトカワではなかった。しかしNASAより先に小惑星に着く必要がありイトカワを目的地とする計画に変更した」「イトカワという名前ははやぶさ出発時にはまだ付いてなかった(そうだったのか)」などという話も。満足満足。
ア、ともりん先生、一部撮りきれなかったけど講義のスライドいる?
_ ではその他の展示へ





他にもX線観測衛星とか興味深いものがいろいろあったのですがともかくこんなところで。
当日は各部署で展示内容のミニミニ図鑑が配布されておりまして、全部集めるとお子様などはこれで自由研究終了となりそうで。
ちなみにるぅ嬢も全部読むと意気込んでおります。
ところで、あちこちでスタッフの説明を聞いたのですが、どこでも聞こえてくるのが「予算が…」
一律10%カットも痛いようですが、「国際宇宙ステーションに取られて…」
マァその、枠が厳しければ厳しいほど成果を発揮するのが日本人の特性だ(ヲイ)
という訳でなかなか楽しめました。今年ははやぶさ効果で来場者がかなり増えたそうで、来年あたり落ち着くだろうからまた来ようかな。
ちなみに、けっきょくはやぶさのカプセルは見れませんでした…。(替える時点でも1時間半待ちだもんな〜)
_ 夜は飲み会
恒例夏の定例会。出席者はいつものメンバー(ヲイ)

皆その辛さに腰を抜かすが(大げさ)るぅ嬢は「我が家の麻婆豆腐の方が辛い」という。
その他のメニューはこちらを見てね。
食べてる間に昼間の中和神社の話をしたり。
「お清めの水が酸性とアルカリ性で出てくる」
「滴定の容器から出てくる」
「そしたらどうなるの?」
「縁(塩)ができるんだよ」
お後がよろしいようで。
中華の後はパーティールーム アルジェ。
世界のビールとか飲めるそうで入ってみたかったがるぅ嬢は飲めな(以下略)

お疲れ様でした。ダーツの罰ゲームが如何しましょう?
>ア、ともりん先生、一部撮りきれなかったけど講義のスライドいる?
いる、いる〜!!
罰ゲームの対象者は?