来週は、私が通っているヤマハ音楽教室の弦・管楽器の生徒を総動員した、オーケストラ形式の発表会。難易度も何も考えずに、ごく気軽な気持ちで参加申し込みをしたら、とんでもなかった…年に1回ある通常の発表会だと、先生が毎回のレッスンの中で懇切丁寧に指導をしてくれるので今回もそのつもりで油断をしておりました。全体練習は3回だけ、音やら指づかいやらは後は全部自分で練習しとけ、と。いや、本来は、普段のレッスンや発表会だって、本来は自分でどんどん積極的に練習するべきだと思うんですけどね。ともかくナメきって参加した初回の練習では、文字通り何も弾けずに恥をかきました。
自分が使っている物には不思議と愛着がわくもので、最近、バイオリンが生きてるような気がすることがあります。機嫌が悪くて全然鳴ってくれなかったり、それでも付き合いはじめて3年経って、互いに少しずつ分かり合えてきたような気がしたり。もちろん、鳴ってくれないのは気候が悪かったり、私自身が疲れてることが原因であって、バイオリンが何か物事を考えて機嫌が悪くなってるわけではない、ということは分かってます。それでも、この発表会前の危機的状況に至って、唯一一緒に戦ってくれる戦友のような気がして仕方ないのです。
バイオリンに亀裂が入り、弓が折れてしまった。
末長く付き合っていこうと思ったのに、不甲斐ない持ち主のせいで短命だったね、ごめん…。新しいのを買うと○十万の出費か。ゲンナリ…。
という夢を見た。本気で焦った。
横浜の某楽器店へ点検してもらいに行きました。店内は親子連れで賑わっており、点検の順番を待つこと30分。職人氏に見せたところ、点検のために手際良くバイオリンの部品が解体(?)されてゆく…今までバイオリンの構造を良く知らなかったのですが、バイオリンの表面にくっついてる部品はかなり簡単に取り外せる部分が多いようで(もちろん素人には無理でしょうが)、あまりの外しっぷりと物珍しさに口をポカ〜ンと開けて眺めてしまいました。職人氏曰く「問題はなさそうだけど、駒(部品の一部)がゆがんでる」ということでメンテナンス開始。木でできた小さい板のような部品で、本来は平坦でなければならないのに、使っているうちにゆがんで(たわんで)きてしまったそう。どう直すのかと思いきや、いきなり水の入った霧吹きが登場。「???」と思っていると、駒に水を吹きかけた後、ヤスリでゴリゴリと削って、ゆがんだ駒をきれいな平面に直しているもよう…。
無事にメンテナンスが完了したのですが、驚いたことにお代はタダ。楽器店のメンテナンスって、簡単なものならどこもタダなんだろうか…。
ともかくこれで、安心して練習ができます。ありがたや…。
飲み会後に入った某コーヒー店で、私が興味本位で激辛「地獄のカレーパン」を注文してしまったがために、皆様を激辛地獄へ道連れすることとなってしまい、誠に申し訳ありませんでした…。皆様その後体調はいかがでしょうか。自分は激辛料理が好きだと思っておりましたが、アレは自分の能力をはるかに超えていました。
_ 通りすがりのあいあん [「けいおん!」にも楽器を調整するくだりがありましたな。大事にしてあげてください。 >地獄カレーパン ネタができたので..]
_ ぱ [いやいや。道具は生きてまっせ。 今、目の前に小1から使ってるハサミがありますが.... あらゆる工作はこれで作りま..]