来週は、私が通っているヤマハ音楽教室の弦・管楽器の生徒を総動員した、オーケストラ形式の発表会。難易度も何も考えずに、ごく気軽な気持ちで参加申し込みをしたら、とんでもなかった…年に1回ある通常の発表会だと、先生が毎回のレッスンの中で懇切丁寧に指導をしてくれるので今回もそのつもりで油断をしておりました。全体練習は3回だけ、音やら指づかいやらは後は全部自分で練習しとけ、と。いや、本来は、普段のレッスンや発表会だって、本来は自分でどんどん積極的に練習するべきだと思うんですけどね。ともかくナメきって参加した初回の練習では、文字通り何も弾けずに恥をかきました。
自分が使っている物には不思議と愛着がわくもので、最近、バイオリンが生きてるような気がすることがあります。機嫌が悪くて全然鳴ってくれなかったり、それでも付き合いはじめて3年経って、互いに少しずつ分かり合えてきたような気がしたり。もちろん、鳴ってくれないのは気候が悪かったり、私自身が疲れてることが原因であって、バイオリンが何か物事を考えて機嫌が悪くなってるわけではない、ということは分かってます。それでも、この発表会前の危機的状況に至って、唯一一緒に戦ってくれる戦友のような気がして仕方ないのです。
いやいや。道具は生きてまっせ。
今、目の前に小1から使ってるハサミがありますが....
あらゆる工作はこれで作りましたから、
今飯食えてるのも、ある意味こいつのおかげです。
創作の原点みたいなもんですワ
大事にするといいことあるよ。きっと。