月別アーカイブ: 3月 2015

トランジスタ技術増刊

LPC810をあっさりあきらめる

Lチカまではなんとか成功したLPC810。しかし、せっかくFT231XがあるのだからとUART(シリアル通信)にチャレンジして撃沈すること数日。

どうもLPC810はRAMが4KBしかない関係で、mbed環境が完全に動くわけではないようだ。Serialクラスライブラリをリンクした時点でLチカ含む一切の動作不能。RawSerialクラスではLチカはするがputc()を呼び出すと撃沈。readable()は状態変化なし、デバッガもなくてお手上げ状態。

そうだ金で解決しよう!(ぉぃ)

本屋さんに速攻注文してしまいました。なんと付録にLPC11U35(LPC810のお兄さんのような石)が基板に実装済み!ディアゴスティーニも真っ青!鶏を割くに焉んぞ牛刀を用いん!

ハードウェアが付録

たぶんすぐ欠品するトラギ増刊

なので欲しいと思ったら買いましょう。しかし3600円かー。Linux派としては勝手知ったるRaspberry PiのGPIOに、適当なセンサーを外付けするだけでよかったのでは?・・・という陰の声が聞こえるw

LPC810の何がよかったって?@75円のとこだけ!!!

 

 

LPC810のmbed化

LPC810でLチカ

 

 

しばらくほったらかしにしていたLPC810の話です。勉強不足を痛感しております。やっとこさLPC810でLチカができました。

  • ボケミス①: LPC810に3.3Vを食わせていると思ったら5Vかけてた(壊れても不思議ではない)
  • ボケミス②: PIN5がGNDに落ちている場合は全ての設定を無視してIPC書き込みモードになることを知らなかった
  • ボケミス③: LPCXpresso IDEのバージョン違いか設定ミスかで元々動作可能なサイズのコードを出力していなかった(容量オーバー)

うーん死にたい。それにしてもわずか8ピンしかないマイコンに、アンバランスなくらい大量の状態遷移があるのに閉口します。タイマー周りは本当に難しくてさっぱり頭に入らないです。ロートルを痛感します。

 

もうmbed化でいいんじゃね?

なぜ動かせたか?というとLPC810のmbed化の情報そのままでOKでした。どういうことかというと、mbedとは…(略)複雑な開発環境を作らずWebブラウザ上で書き込み用マイクロコードまでWebページで出来てしまう超お気楽環境で他人の作ったサンプルをimportしただけという……

メーカー純正のIDE/コンパイラで動くコードできないの本当に辛い….

FlashMagicについて

とりあえずLPC810M021FN8を選択し、Erase blocks used by Hex Fileを選択、IntefaceはNone(IPC)にすれば書き込みはできます。Advanced Options Use TDR and RTS to control RST and ISP pinをチェックし、AE=FT231XのRTSピンにLPC810の5番ピンをつなげば、書き込み後のリセット&スタートまでやってくれることがわかりました。え?わからないって?大丈夫俺もわからん!

mbed