間違いだらけの基板開発

間違いだらけの基板開発

だいたいの部品を実装して動作確認しています。

raspberry piと並んで

作ってみたらボロボロで。リセッタブルヒューズがコネクタに近すぎるとか、レギュレータのピン配置が左右逆とか、EEPROMをSOICとTSSOP発注し間違えて乗せられないとか、問題は様々ありました。でも一応動いた。

動画は、まだI/OピンをON/OFFするテストファームのときのものだけど、今はちゃんと12V電源の電圧を監視して、電源ONしたりシャットダウンしたりウォッチドック機能でリブートしたりすることができています。raspberry pi側でもWiringPiなどでデーモン開発しましたが、そこらへんのサンプルは機会があればいずれ公開します。

ここまでのまとめ

半田こても数年ぶりに握ったくらいのレベルの人間が、Raspberry Piのコンパニオン基板を企画し、回路をブレッドボードで試作しながら、40の手習いで覚えたCADソフトでガーバーデータを作成し、どこにドリルホールがあるのかさえわからないまま基板屋に発注し、TSSOPの手はんだをし、テスターだけで電気チェックをし、mbedでファームウェアを開発し、実基板に書き込んで、raspberry piを外部から電源供給できる基板ができた!というのは

ささやかな感動巨編

と言っても過言じゃないと思うんだ。うん、自己満足だけどネ(^^;

ここ最近はもっぱらサーバサイドのソフトウェア開発しかやっていなかったロートルとしては、技術者としての視野はだいぶ広がった気がします。

オシロくらいはないとダメだなとか、Eagleの部品ライブラリももっと充実させたいとか、DIP部品は手付けは確認しながらだと半日仕事だから表面実装部品とホームリフロー炉に変えたいとか、手半田の技術もまだまだだなとか、テストピンをもっと載せればよかった、あのセンサーも載せればよかった、それこそ大量に反省はあるけど・・・

いずれは他人が欲しがるようなハードウェアを開発してみたいもんですね。

 

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