「食道楽_信州」カテゴリーアーカイブ

山里

 さて、まずは夕飯だ。ホテルでお勧めの店を聞いて訪れたのが駅からもほど近い山里さんへ。
 居酒屋であるが信州の郷土料理をいろいろ出してくれるそうだ。
 という訳で、
 信州といったら馬刺でしょう。宗教上の理由から食べられなかったのだが最近個人的に戒律を緩くしたからいいや(笑)この独特の食感と味わいがいいんだよねぇ~。 他にも馬の心臓とかもつとかあったがなかなか一人だけでは冒険できないものである。
 山干し漬けと信州サーモンの生味噌酢。信州は鱒の養殖が盛んなところ。
 凍み豆腐の黒豚巻き。…すいませんおいしいんですが量がこの半分ぐらいだと思っていました。
 揚早蕎麦とろろ。普通にそばが出てくるかと思ったらそばがきというかそば粉のハンバーグというか、ともかくボリュームハンパなかったす。「秋山郷で有名な手早く食べられる蕎麦料理」というが、これだけの量を食べるのは大変なような。
 ともかく、御馳走様でした。

小布施のお昼

 さて、そろそろ腹も減ってきたところで…
 峠の釜めしでも。
 …何故こんな所にあるのじゃーーっ!!
 いやいや、さすがに小布施に来て横川名物では。
 最初は信州に来ているので蕎麦にでもしようかと思ったのだが、この時期、小布施の名物は栗だそうで、るぅ嬢「栗ご飯がいいなぁ」
 と、言う訳で、
 小布施名物の小路を歩き(実は道に迷っている)
ここに地図携帯用地図
 小布施堂へ。こちらは栗菓子が名物の店ですが、奥で料理も提供しています。
 るぅ嬢迷わず季節のお料理コースを注文。

 山海のきのこ、栗蒸し、秋の吹き寄せです。
 そして、栗ご飯です。
 デザートは無花果(さて、何と読むでしょう)のゼリー寄せ。
 私は信州牛の丼、デザートは栗丸というお菓子。うまうま。
 という訳でまたまた舌に優しく財布には厳しい昼食でした。
 栗ソフトもあるでよ(笑)

お昼

 …といってもお腹空かないんですが(笑)
 しかし、屋代線で須坂まできたところで次の列車が来るまでに昼食とした。
 六文銭チケットで手に入れたおやきや総本家のくるみおやきと大渡製菓舗のいちご生どらだ!このいちご生どらがいける!これはまた食べたいな。るぅ嬢曰く「チケットなかったら出会えなかった味」。そう考えるとこの観光企画は正解なのかな。
ちなみに店の場所はここ↓
ここに地図携帯用地図

一ぜんめし揚羽

 小諸ゆかりのかの文豪、島崎藤村も通ったという一ぜんめし揚羽屋
 古めかしくも落ち着いた店内には藤村直筆による店の看板など、ゆかりの品が並べられています。
 …一方で店のお子様たちが走り回っておりますが(笑)
 料理が出てくるまで店に置いてあるガイドブックなどを物色しておりますと
「何してんの~?」クゥゥ~!(マテ)
 で、こちらが名物の一ぜんめし。
 藤村が好んだという豆腐料理や、佐久名物の鯉のあらいが並びます。豆腐うまうま。
 しかし、当初のコンセプトはだらだら旅行だったはずなのに、なにやら食べ歩紀行になっておりますが?
「たまたまよ~」
 にしても昨日から面白い店を見つけてきますなぁ。
「歩きたくないから駅から一番近い店を選んだ」
 …マテ(笑)

信州そば

 高崎で信越線に乗り換え。アラ107系電車だ。乗るのは初めてなような。
 終点横川で軽井沢行きバスに乗り換え。…何か去年も同じような道筋を辿ったような気がするけど考えないようにしよう。
 軽井沢は晴れ。しかしさすがに空気が心地よいですな。ここからはしなの鉄道の乗客に。右手に浅間山を眺めつつ約一時間ほどで上田に到着。
 ここで昼食。あらかじめるぅ嬢が調べておいたという店は駅から5分ちょっと歩いたところにありました。
 刀屋そば店
 店内は既に満員の盛況、どうやら人気店のようで。で、るぅ嬢いわく「量が結構あるみたい」
 お品書きには量のランクは「小・中・普・大」とあるようなので、ここは抑えて中にしておこうか、と注文しようとすると「中は女性向ですよ」
 それじゃ普通盛りにしておくか。
 何だよこの山は(笑)
 そば自体は手打ちでもちっとした感触が独特なもの。で、しばしの間そばと格闘するのであった。
 無事完食。しばらくそばは見たくないな~(笑)

上條

 安曇野といえばやっぱ蕎麦でしょう。で、駅からチャリで5分ほどの上條さんへ。

ここに地図 36/20/32.341137/52/49.633/a> 見かけは蕎麦屋には見えませんが(笑)中には写真ギャラリーなんかもあったりします。
 で、連休もあってか込み合う店内で待つことしばし。
 こちら店の看板らしい天恵そば。かなり腰の強い蕎麦に温泉卵、鴨肉など10種類の具が添えられています。さらに小さな椀は水蕎麦といってつゆでなく水の中の蕎麦を頂くというものです。いや満足。
 で、蕎麦の締めは蕎麦湯になるのですが、
「蕎麦湯ってなぁに?」
 キミは20数年生きてきて蕎麦湯を飲んだことないのかいな(笑)