「駅弁」カテゴリーアーカイブ

牛たん味くらべ

 1050円/ウェルネス伯養軒
 この時期は朝食が駅弁になるのは年中行事(マテ)
 こちらは仙台名物牛タンを塩味、味噌味で焼いたものと、牛タンのつくね照り焼きとそぼろ煮に調理したもの、計4種の味で料理したお弁当である。
 味もさることながら、牛タンがえらい枚数乗っていて、これがねぎしだったらいくら取られるだろうなどと余計なことを妄想してしまうのであった。

備中松山城絵巻御膳

 1000円三好野本店
 最近は城ブームのおかげなのかあちこちで地元の城をモチーフにした駅弁が作られていますがこれもそのうちの一つか。
 まずは目立ちますのは真ん中に据えられた備中森林鶏のゆず味噌焼き。ご飯は岡山県産味付け飯。お品書きには鮎の甘露煮とあるが、この煮干しサイズがそれかいな。
 デザートは備中高梁銘菓ゆべし、食したるぅ嬢曰く「おいしかった~」だそうである。
 掛け紙の裏には歴代城主の年表が掲載されているのだが…戦国時代から江戸時代に入ってもかように城主が入れ替わる城も珍しいんじゃなかろうか、というぐらいにめまぐるしい様子が見てとれる。

唐揚げ鶏めし

 650円/花善
 鶏めしで有名で、長いこと駅弁はその鶏めしだけであった大館駅であるが、新商品を開発したようだ。
 ご飯はおそらくその鶏めしと同じか。そして鶏肉はムネ肉と手羽先を竜田揚げにし、これに食べる直前に秘伝のタレをかけて食べるというもの。なかなかに旨し。そして周りでは1500円だ2000円だという弁当が売られている中、650円という価格設定はリーズナブルでありがたい。これより安いのは今回は森のいかめしと宇都宮のおにぎりぐらいであろう。

海苔べん

 900円/福豆屋
 で、夜も当然、駅弁である。
 こちらはるぅ嬢がご所望の、その名の通りの海苔弁当である。ご飯はおかかをかけた上に海苔を載せ、さらにご飯の間にも海苔が挟まっているという正しい海苔弁の姿である。おかずも厚焼き卵に鮭の切り身、煮物とこれまた正調海苔弁の姿と言っていいであろう。

シウマイ弁当

 昨日のカンブリア宮殿のテーマは崎陽軒であった。既に知っている知識もあったが社長自らシウマイ弁当の食べ方の流儀を披露するなどなかなかに興味深い内容であった。
 …で、
 すぐ影響されるんだから(笑)
 今日の夕飯は横浜のソウルフードと言っていい、シウマイ弁当になったのであった。
 番組中でもシウマイ弁当についていろいろ解析をしていたが、私としては特徴の一つとして「弁当箱中の空隙率の少なさ」を挙げたい。
 いや押し寿司やおかず一点ものの駅弁ならばあるのだが、幕の内系の駅弁でここまでみっちり詰まっているのは実はそうはない。それでいて値段はそこそこだからお値打ち感もある。駅弁としてだけでなく市民に日常的に買われているのもその辺の理由があるのではないか、と考えるのである。

駅弁130周年記念弁当

 1200円/丸政
 今年は駅弁が販売されるようになって130年(しかしその事始めはよく知られている宇都宮駅説は正解ではないようでもある)ということになっているようで、これに合わせて130周年記念キャンペーンのお弁当がいくつか発売された。
 さて、諸説ある中でも最初の駅弁の内容はおにぎりであったという説が主であるようで、このお弁当でもメインはおにぎり、ただし米に古代米を使ったり白米は紫蘇風味になったりと一工夫。おかずは唐揚げ卵焼きなど、敢えてオードソックスなものに揃えたか。