「つば九郎の代わりにマリーンズに来ました!」とか会見でやってくれるかと期待していたのだが、マァそんな度胸ある投手がいたら今年のスワローズのあの成績はないか。
マ、そりゃそうだわな(笑)
ときに、マーくんも
筆談するようになったんだな。これを武器に来シーズンは今までにも増してブラックな面を出してくると面白いのだが。
今オフ最大の補強キターーーッ!!
マァ、こーいうバカネタをやらせたらウチが一番だな(笑)真面目に緊急記者会見まで開く辺り徹底していてヨイ。
マリーンズ1位は内野手、確かに鈴木大地選手と組む選手が欲しいところであった。2位に京大の田中投手、大事な2位指名で行ったあたり話題性だけでなく実力もあると見ていいと思うのだが。
例年の事ながら個人的には多少無理してでも地元選手を取ってもらいたかったところである。この辺毎年地元選手を指名しているホークスあたりと違うところであるなぁ。
最後に間に合ったぜ。
再販する度即完売となっていた岡田選手連続非ホームラン記録達成記念Tシャツだ。
ゲームの方は石川投手が最後に完封勝利で10勝到達、新人王に一歩近づいたといった内容で終了した。
さて、今シーズンを振り返ると…実りの少ない一年であった。特に先発投手陣崩壊は誰も予期できなかったであろう。それより気になったのが以下の二点。
まず、前にも書いたかも知れないがゲーム時間が長過ぎる。平気で10時過ぎまでゲームやっていると、ナイトゲームを見に行こうと思っても翌日のことを考えると躊躇してしまう。
次に(こちらの方が深刻だが)、選手(特に野手)起用にファンが納得できない部分が多かった。なぜ福浦選手がいるのにファーストに根元選手が入ったのか、上記の岡田選手の連続ホームランなし記録のかかったホームゲームで先発させなかったのはなぜか。特に今多くのファンは順調に出場していればとっくに達成されていておかしくなかった福浦選手の2000本安打を期待している(はず)のだが、かような不可解な選手起用では達成できるのか不安になるところである。
この辺、スポーツマスコミにいろいろ突っ込んでもらいたいところなのだが、さて…。
で、すぐに改善できることもいろいろあると思う。取りあえず帰りのバスはすぐ球場内から出ていけるように交通整理をしてもらいたい。バス専用レーン作って全部左折で出ていくとかだけでもよくなると思うんだけど。
あとこれはちょっとした思い付きであるが、石川選手の「絶景です!」に倣って、どの選手も一つ、「○○したら××する」っていう、言ってみれば売りを決めてみたらどうだろう。見ている方も「ここで□□がタイムリー打ったらバク転してくれるぞ」なんてのがあるとそれだけで一つ応援にも気合が入るってもんだし、選手の個性の一つにもなっていいと思うのだが。
いや~やっぱり満員のマリンは迫力あるし面白いねぇ。
さて怪我さえなければまだまだやれたであろう里崎選手だが、残念ながら本日を持って引退。強気のリードでマリーンズ投手陣を引っ張り2度の日本一、そして世界一の立役者となってきた希代の捕手の引退である。ゲームは里崎選手本人は2三振に終わったが満員の観客の後押しもあったかファインプレーもありのなかなかいいゲームを展開してくれた。なにより久々3万もの観衆が集まったがみな十分に楽しめたのではないだろうか。
そして最後里崎選手の挨拶。今まで多くの選手の挨拶を聞いてきたが、これほどチーム愛に溢れた挨拶があったであろうか。ついでに成瀬投手のFAも引き留めた(笑)なるほど来年はゴールデンイヤーであったか。
さらにあの伝説のゲーム後ライブ再現、いや今はニコ生って便利なものがあるんだな~、家でじっくり堪能してしまった。
さて早いもんで今年も残り1試合まできてしまった、里崎選手は「投手陣はこんなものではない」ときっぱり言っていた。その通りだと思う。
マァ何だな、投手陣は全員走り込みからやり直しだな。
首脳陣はどうなるんだろうねぇ。今期はここまで頭を抱え込んで見なければならないゲームがやたらあったが、ファンの期待する選手起用や作戦と大きく離れた展開をしていたというのがその原因のひとつだろう。こっちは岡田が外や狭しとファインプレーを連発し、福浦が2000本安打へ突き進み、ランナーが出たらそう簡単にはバントなどせず何をしてくるのかわからない、といったゲームが見たいのに、岡田はベンチスタート、福浦もベンチスタートで何故かファーストには根元が入るといった理解不能な選手起用が多く見られた。それで勝てばいいがまぁこの成績だからなぁ。
挙げ句はキャッチャーの起用、開幕から今までスタメンで6人もの選手が起用されるとは。最後は田村で固定されたようだが(これも監督のおかげというより田村は自分で成長のためにかなり動いていることが伝わっているが)。
さて、話は変わるが先日の日経新聞でサッカー湘南ベルマーレの社長の記事が掲載されていた。そこで感心したのはベルマーレは目指すチーム像を明文化しているそうで、それに合致するような選手を取り、育成している、営業でもどういうチームを作っていくかを語っているそうだ。チームを強くすると言うのはかように全体が共通の目標に向かって行くものである。さてでは今のマリーンズは?ファンの間でも考えが割れるとは思うが、やはり脚と好打を打てる選手がひっかき回すような野球を目指してもらいたいと思うのだが、ともかくチームとしての共通目標をちゃんと持っているのか、今の首脳陣はそれに合った人選になっているのか。このオフには人事も含めじっくりと建て直しをしてもらいたい。
ウチのチームにしては珍しい勝ち方をするもんだ。
ところで、最近になってようやっとゲーム運びが落ち着いてきたというか、まともなゲームになってきたというか一時期の毎日ひどいゲームを見せつけられたあれは何だったんだという感がある。ひとえにキャッチャーを田村選手に固定できたことが大きいのはファンの間でも意見が一致するところであろう。
成瀬投手7回ワンアウトまでノーヒットピッチング、しかしそこから崩れてしまった。だが打たれた後、あの嶋選手への追い込んだ後の一球はストライクだったと思うぞ。球場があそこまでどよめくなんてそうないはずだ。あれでチェンジになっていればまだわからなかった。
しかし最終回の三塁塁審の2度の空振り判定には納得いかん。ファイターズびいきのGAORAの中継ですら加藤選手のバントについて「(バットを)引いてますよね」と会話していたぐらいだ。どうもここのところ審判で負けているゲームが目立つ気がする。
ビックリマンシール30周年を記念して里崎選手をモチーフにしたビックリマンシールを配布するんだそうだ。
そういや昔、川崎球場で観客集めに当時絶大なる人気を誇ったビックリマンシールにあやかろうと、同じくオリオンズの選手をモチーフにしたシールを作って配布していたのだが…なんでも今ではプレミアがついて1枚十数万するのもあるとか…。
ナニーーーッ、とっときゃよかった!
幸いか幕張辺りは不思議と雨雲がかからなかったようだ。今夜の先発は成瀬だが今日もエースらしい安定感あるピッチングである。ついでに一発食らったのもいつもの成瀬ということで、マリーンズあるあるによればこれはエースの伝統と思わねばならないそうだ。
最終回最後の一人まできたところで遂にもたなかったかとんでもない風雨になったが西野が慌てず投げ抜いてゲームセット。いや審判ゲーム止めろよ、これでやられていたらどうすんだと。
今日も涌井が突然乱れて4失点、しかし5回で交代させたところでその後の投手が涌井より出来がいい訳ではないと思うのだが。そして藤岡が中継ぎに回ったがいや先発のままでいいだろ。というかお前昨日の先発だろ、何で今夜も投げているんだ?!
そして8回裏、あれよあれよと4点を取って7-5の2点差に、しかしこれこそマリーンズあるあるにもあった「追いつかない程度の反撃」、「さぁ今夜もサヨナラだ!」とファンに期待させておいて9回に怒濤の9失点で遅い時間までつきあってくれたファンをどん底に突き落とすという、まさにこれぞマリーンズと言っていいゲームであった。
う~ん、正直伊東監督の投手起用が昨年終盤からおかしくなっている。今夜も訳の分からない継投でこの有様である。投手陣の負担を減らすには各人の役割をはっきりさせ、それ以外の起用はしないのがよいと思うのだが…。監督としては早くAクラスに、という思いもあるだろうが、見ている方はそれよりこのままじゃ中継ぎ投手陣が潰れてしまうのではないかと心配しており、安定した投手起用の方を優先させて欲しいと思う。ついでに言えば伊東監督になってからゲーム時間が延び過ぎである。イニング途中での交代が多いせいだと思うのだが。
9回で5点差、普通に負けゲームと見ていたのだが、こーいうバカゲームがマリーンズにはよく似合う。
いやまずは先頭打者の岡田だろう、かようなゲームで最後まで粘りを見せられたのは岡田以外の何者にできようか。彼がこの回の先頭で良かった、あのスリーベースが効いた。
噂のキューバ人のホームランや鈴木大地の5-5の固め打ちと攻撃面で見所が多かった一方、エース成瀬がようやっと本来のピッチングを取り戻してきたようである(でも一発を浴びてしまう辺りやっぱり成瀬だな~と思ってもしまうが)。
ハンカチに負けるのかよ…。
一方、岡田選手がデビュー以来の無本塁打日本記録を更新。マリーンズの選手にはこういう謎記録がよく似合う。いや一芸(岡田選手の場合は守備と走塁の二芸だが)に秀でていればプロとして十分やっていけるしファンも応援するという良い例であろう。
ところで、試合後談話で伊東監督が「攻め方が徹底していない」といったコメントを残したようだ。これが自分的に引っかかった。
ここで時代をバレンタイン監督時代に戻す。当時の野球にはいくつか特徴があったが、その一つは「データに基づいて徹底した狙いを絞った攻め」ではなかっただろうか。バレンタイン監督は統計アナリストのポール・プポ氏を招聘しデータを解析、それを使いゲームを組み立てるという戦術を採っていた。それゆえ、ときとしてとんでもなく甘い球も絞り球と違えば悠然と見逃して三振なんてこともあったが、攻撃にせよ投球にせよ概ね成功していたし、故に日本一にもなった(なお伊東監督はピッチングについて述べていたのだけれど)。
さて、バレンタイン監督退任の際、私はここで「バレンタイン時代の良かった点をいかに次に引き継いでいくかが大事だ」といった旨を書いたと記憶している。しかし今回のコメントに触れると、どうやら当時あった組織的なデータ処理技術や、それを生かす戦略などは残念ながら失われてしまったように思われる。一度は成功した策を首脳陣交代で途切れさせることなく、球団として消化吸収し、個人の資質に頼ることなくチームの技術、能力として継承いくことが必要と思われるのであるが、これでは例え優秀な監督やスタッフが一時期は揃ったとしても結局は継続したチーム能力の向上にはならないのではないか。
別に「あの時代は良かった」などと言う気はないが、「なにが良かったか」を研究しチームにフィードバックするのは重要であると考える。
9回にライオンズ先発岸を打ち込んでの逆転勝ち。にしても福浦先生の打撃が素晴らしい。今日は代打で出場しとどめの5点目を叩き出したが、バッティングフォームが往年の天才的動きに戻っている。前半戦のファーム暮らしは無駄ではなかった。
いや当たってないから振り逃げで走ったんだろ。審判だけがファールと言っている。
最後の最後でようやっとまともな野球ができたようだ。しかし今日の古谷といい唐川といい何故にファームに落ちるとまともになって戻ってくるのか。逆に言えば一軍は一体ナニをやっているのか、謎な展開だ。
結構いい時間になって家に帰ってみると…まだ野球をやっていた(笑)